屋久島サウスのアトリエです。彼のリングが出来上がった。プラチナとシャンパンゴールドのコンビネーションリングなので、シンプルなフォルムも色彩に包まれて艶やかに、楽しくなる。
島の季節とともに作り進めてきたお二人の結婚指輪、海も空も大地も、屋久島の日々はいつも輝いていて。今回は新しい素材のチャレンジもあったし、お二人と一緒に作り上げたデザインが形になって嬉しい。
さっそく彼女のリングと並べてみる。彼女のリングは表から側面へとシャンパンゴールド。
彼のリングは素材使いを逆にアレンジして、プラチナが表から側面へ。
くるりと裏返すと、ほら。また違った表情が見えて。有機的な表情がしみじみと心地よい。
リング幅は2.3mmと2.8mm、ラウンドシェイプ のアウトラインです。
お互いが一人一人で、でも二人で一つでもあって。お二人の繋がりを感じるような結婚指輪に!そんな合言葉を抱いて歩んだ指輪作りの日々。
秋の空が澄み切っていて、夕暮れ時のビーチも、星空も美しかった毎日を懐かしく思いながら、お二人のリングを持って海へ出かけることに。
夕暮れ時、いつものビーチにて。
夕焼けの中で溶け合って一つになったように見えたシャンパンゴールドとプラチナ。
とても繊細で優しい表情で、この指輪作りで生まれた色彩に、もうすでに夢中になっている。
あの夏に日にギャラリーでお会いしなかったら、その前にご両親の指輪のお直しをしていなかったら、ずっとずっと前に別の指輪作りで同じコンセプトが生まれていなかったら、、、今は全く別のものになっているだろう。
奇跡のような細い糸を手繰り寄せて、出会ってくれてありがとう。一つの出会いから生まれる結婚指輪はやっぱり一つだけのものなのだと思う。
そしてそして、今日も美しかった屋久島にありがとう。
日没のビーチを包んだ色彩をお二人に。
ご結婚おめでとうございます!
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