お二人の結婚指輪が出来上がって、冷たい雨降りが終わって、春の気配が現れた。素敵なタイミング。嬉しくなって、新しくなった屋久島の情景とともにリングを眺める。
お二人にはちょうどツワブキの咲き始める11月の屋久島でお会いした。一緒に冬を超えて少しずつ春に向かった指輪作りをなんだか少し懐かしく思いつつ。
屋久島から海のすぐ向こう、種子島は対岸に見えるくらいの距離なのだけど、なかなか遠い場所でもある。3人とも海が好きだったり、写真の話をしたり、咲き始めた花のことだったり、案外寒いですよね、とか。屋久島サウスの公園でお会いして、ほんと何気ない会話だったけれど、今だからこそそれがとても貴重なものに感じられる。
あの時生まれたデザインは世界に一つだけしかない、お二人だけのものなのだと思う。
彼女のイエローゴールド、彼のシルバー、咲き始めたシロツメクサと
そういえば最近雨も多くなってきたような。屋久島の祝福がお二人に届きますように。
あ、それ、わかります!そんな感じで指輪作りで出会ったお二人と大切なフィーリングを分かち合えることは何よりも嬉しい。大切な結婚指輪作りの声をかけてくれてありがとう。
彼女のリングに刻み込んだ太陽のシンボル。黄色くて淡い光に包まれている。お二人だけの想いがここにあるのか、この先にも何か続きがありそうな予感もしたり。まっさらなリングがいっそうワクワクさせてくれる。
暮らしの中でリングには小さな傷がついたりするだろうけど、それもまた素敵な装飾になると思う。これからずっと長い時間が経って、あの時屋久島行ったよね、なんて指輪を眺めながらお二人の道のりを振り返ってみたり、きらりと輝く瞬間があると嬉しい。そしてまた何気なく未来は紡がれてゆく。
屋久島から海のすぐ向こう、種子島に暮らすお二人に。ご結婚おめでとうございます。
楽しい指輪作りをありがとうございました!
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