Blog

屋久島の季節を分かち合い、お二人の結婚指輪をつくること。#屋久島でつくる結婚指輪

元気に咲き始めたブーゲンビリア。ふわりと霞がかった屋久島サウスの空。ご近所に暮らすお二人とは島の情景を分かち合いながら結婚指輪作りの道のりを歩んでいる。春の訪れにぴたりとペースを合わせるように。

お二人との出会いだったり、そこから生まれたデザインだったり、制作の時間も。フレッシュなフィルターを介して眺める季節はいつも新しい。デザイン作りはいつもアトリエで、彼だけだったり、彼女だけの日もあったし、お二人揃っての日もあった。やわらかな屋久島リズムにご一緒いいただいてありがとう!

雨上がりの屋久島、結婚指輪制作記。とっておきのプラチナリング作り。

同じ島に暮らしていると時々お会いすることもあるし、出来上がったリングが年を経てゆく様子に対面できるのはとても嬉しい。5年後も10年後も輝き続けているような結婚指輪とは。普遍的で、そして同時に一つだけしかないスタイルを思い描いている。

 

さて、今日も作っている。

鉄鋼やすりでの作業もひと段落して、プラチナリングの表面にはスーッと伸びやかなラインが浮かび上がってきた。時おり彼女のシャンパンゴールドと並べて眺めてみる。精緻で。シンプルに。軽やかさと。形の向こう側に漂うフィーリングは一つ同じものだと思う。出会うことって、とても素敵なことだなと思う。

それにしても、ペアリングのデザインに性別の違いがほとんどなくなってきているのはとても素敵。お二人自身をクリアに映し出してくれる。

どんなリングが生まれるのだろう。作っている自分で思うのも不思議なのだけど、今からとても楽しみだ。

 

春めいてきた海サイドを眺めて。

そして海サイド。今日も屋久島のありがとう。

作業の合間にイチゴでも。いよいよ明日から3月です。暖かい日にだったので窓を開け放ってみたりして、爽やかな季節になりました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ピンクゴールド、シダ模様のベビーリング #屋久島でつくる結婚指輪

material: 18k pink gold
size:3.0mm-1.0mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ご両親の結婚指輪と同じピンクゴールド、同じシダ模様を彫刻してベビーリングを作りました。#屋久島でつくる結婚指輪

ご両親の結婚指輪と同じピンクゴールド、同じシダ模様を彫刻してベビーリングを作りました。#屋久島でつくる結婚指輪

お二人に結婚指輪をお届けしてから2度目の桜。今年は小さなベビーリングも一緒に、あの時と同じ桜の下で眺めている。ご両親のリングと同じピンクゴールドを使って、同じシダ模様を彫刻して作ったので、3つそっくりな感じもまた嬉しくなるのです。

このタイミングに、お二人のリングも里帰りしてお磨き直しとなりました。

桜×ピンクゴールド。屋久島から徳之島に暮らす友人に届ける結婚指輪。#完成編

久しぶりだった、お二人と歩む指輪作りの日々。

指先に収まるほどの愛おしさ。ご誕生1年の記念にとお声がけいただいてベビーリングを作っている #屋久島でつくる結婚指輪

 

一人っきりの制作だけど、大切な誰かと一緒に近しい気持ちを分かち合いながら進めるジュエリー作りはいつもあたたかい。冷たい雨の中にポコポコと花をつける桜の淡いピンク色を眺めるようだった時間にありがとう。

2022年、屋久島ノースの公園にて。

 

始まりの雫のようにも見えた小さなベビーリング。つるりと光沢を帯びたピンクゴールドの表面に屋久島の春が映っている。指先でなんとか掴めるほどのサイズ感は1回目のお誕生日に図っていただいたものだ。素敵なご家族の情景が思い描くとグッとくる。

そういえば、お二人とは普通にお話をしただけのような。何気なく、いつもの日々の中にこのデザインは佇んでいて、それをスッと拾い上げたような感覚をよく覚えている。

 

彼女が大きくなるまでは、ネックレスに通してご両親が身につけているのも素敵だろう。ジュエリーには時間が詰まっていて、その時間は物質を超えて常に膨らみ続けてゆくのだと思う。

10年、20年、いやもっともっと。一つの場所で育まれる果てしない世界を思い描きながら。

屋久島からいっぱいの祝福を。

おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

雨上がりの屋久島、結婚指輪制作記。とっておきのプラチナリング作り。

雨上がりの朝を眺めてから今日の作業を始めることにした。やっぱりだけど、屋久島はとても目に優しい。庭先のメンバーは微妙にまた新しくなっていて、水仙の花もぽんと咲いていたし、そして百合の葉っぱもこんなにも大きくなっていた!

静かで穏やかになることができたし、その力強さに感動した。

 

プラチナリングの造形作業はスムーズで、手を加えるたびに海のリズムを帯び始めてきてグッときた。とても柔らかな手触り感だった。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

制作編

屋久島の祝福、海のリズムでつくるプラチナの結婚指輪 #制作編 #オーダーメイド

屋久島の祝福、海のリズムでつくるプラチナの結婚指輪 #制作編 #オーダーメイド

2月も後半になって、なんとなく名残惜しく感じつつあるような。スカッとして爽やかだった冬を思いながら。今日は海のリズムで。

屋久島の深い冬を抜けて春へと続く時間の中で、お二人の結婚指輪を作っている。冷たく重たいウネリも咲き始めたスミレやレンゲもタンカンの甘酸っぱさも。ご近所さんのお二人と一緒に眺めている、屋久島の日々にありがとう。祝福にありがとう。

シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ、すっきり細いシルエット、春の気配、シロツメクサ、 #屋久島でつくる結婚指輪

案外知らない人もたくさんいるし、2年ほど会わないことはよくある。小さな島での暮らしだけど、指輪作りでお二人と同じ季節を分かち合うことができるのはとても貴重なことだと思う。

最近観た映画のことだったり、地元の魚話だったり、森の近くのカフェのことだったり、デザインとは違う何気ないいつもの会話がお二人の指輪を生み出してゆく。それが川の流れのように感じられて、スッと腑に落ちる。今を信じる気持ちに満たされて作業の手を進めている。

 

彼女のリングは素敵に仕上がってきている。イメージが形になりつつあるぞ。

さあ、リズムよく彼のプラチナリングを造形してゆこう。

彼のリングは彼女のリングと同じ、すっきり細身のシルエット。細くて小さなキャンバスの中では装飾と同じく丈夫さや耐久性も重要なファクターになってくる。

「海の近くで生まれ育って、海が大好きで」彼が言ってくれたシンプルな言葉が印象に残っている。眺めることもあるし、その中にいることもある、海との距離感を大切に思いながら。

月の周期、水の揺らぎ。重なり合うリズム。

海のある暮らしには本当にいっぱい助けられているところがあると思う。

今日にありがとう。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ、すっきり細いシルエット、春の気配、シロツメクサ、 #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールド、ラウンドシェイプ、すっきり細いシルエット、春の気配、シロツメクサ、

ゆっくりと、そして確実に過ぎてゆく時間の中にいる。お二人の結婚指輪作りも折り返し地点へ。今を大切に作っていこう。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

シンプルが好き。シャンパンゴールドが好き。すっきり細身ラウンドシェイプの結婚指輪づくり。#屋久島でつくる結婚指輪

シンプルが好き。シャンパンゴールドが好き。すっきり細身ラウンドシェイプの結婚指輪づくり。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。シャンパンゴールドとプラチナと、素材もデザインも少しずつ違っているのだけど、並ぶとなんかそっくりだよね、となるように作りたいお二人の結婚指輪。今日は彼女のリングを丸く削り出す作業を。鉄鋼ヤスリ1本を片手に作業机に向かうところから。

きっと今日が寒さのmaxか。その中で確かに膨らみつつある春の気配と一緒に指輪作りの道のりを歩んでいる。

お二人の結婚指輪は屋久島に訪れた春の予感とともに作っている。#屋久島でつくる結婚指輪

静かだけど、躍動を感じるんだよな春の始まりは。レンゲの花も咲くしタンカンも最高だし。島のあちこちに待ちきれないムードを感じる。

朝一番はやっぱりこれ。夜はチキンや白身魚をサッとソテーしてオレンジソースなんかも良いですね!(ガーリック、塩胡椒、醤油、タンカン)

ゴロリと寝そべりつつ、今年もありがとう。

 

ああ、むっちゃ爽やかな朝!日差しも差し込み始めたし、風も思考もクリアに澄み切っている。

さあ、今日も作っていこう。

彼女が選んでくてたのは、すっきりと細身、ラウンドシェイプのデザインだ。作るほどに、つけているほどに愛着が広がってくる。シンプルなスタイルはとても奥が深い。ケーキならイチゴのショートケーキか、服だったら白いシャツなのか。

じっくりじっくりと磨き上げると、つるりと柔らかなラインが現れた。ルーペ越しにはまだ荒い金属の粒子が見えて、それがいっそう鉱物っぽさを際立たせている。ゴールドもやはり大地から生まれてきたものなのだ。すごく心癒される。

自然と近しくなれてなんだか心強いような気もするな。

指輪がずっと人々に愛用されているのがよくわかる。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

お二人の結婚指輪は屋久島に訪れた春の予感とともに作っている。#屋久島でつくる結婚指輪

すぐご近所さんのお二人も、きっとお同じ冬の情景を眺めている。

窓の向こうに見えた山々、散歩道に出会うすみれの花。

雨上がりの屋久島サウスに雫がたくさん佇んでいる。

まだまだ冷たい雨だけど、春はもうすぐそこまでやってきているのだ。

お二人の結婚指輪は屋久島に訪れた春の予感とともに作っている。開花を始める花々や強く吹き続ける潮風のリズムに寄り添い進めるジュエリー作りの時間はとても穏やか。寒いけれど心温かになる。

このリングが出来上がってお二人にお届けする頃は島は光り輝いているのだろうなと、近い未来に思いを巡らせながら。

屋久島ライフ、素敵な出会い。シャンパンゴールド×プラチナ、結婚指輪作りの始まり

お二人は半年ほど前から島に暮らすようになったと聞いて、なんだか懐かしい気持ちになった。

そうか、わたしも屋久島に暮らすようになってもう10年以上がたっているのか。10数年だけど、詳しくはわからない!

くるりと一周してまた新しい始まりに戻ってこれたように思えた。

アトリエに訪ねてきてくれてありがとう。大切な指輪作りをお任せいただいてありがとう。

 

さてさて、今日のアトリエでは彼のプラチナリングを叩いたり、熱して曲げたり。

コンコンコン。アトリエに響く手作業の音が好きだ。

 

1000度以上に熱したプラチナリングは真っ赤な円形を描き、それ自体が炎のようにも見える。ことのき肉眼では直視できないので目は遮光のサングラスで覆っている。ゴールドの作業ではふわりと柔らかな炎を使っていたのに!きっとパートナーもそうなのだろうと思う。一見近しく感じることの奥には味わい深い違いがある。

そして、違っているから出会い、一つになれる繋がり感。

そういえば、お二人はどんな出会いだったんだろう。ふとそんなことを思いながら、作業台の上に造形のひと段落した2本のリングを眺めている。

 

 

夕暮れ時になって広がったクリアな空をお二人も眺めているのかな。これからぐっとぐっと寒くなる合図です!

わたしも作業でアトリエに篭りがちになりますが、こんな時はタンカンを食べて、本でも読んで、まあゆっくりといきましょう。

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島ライフ、素敵な出会い。シャンパンゴールド×プラチナ、結婚指輪作りの始まり

まだ寒い日が続くけれど、島には春の風も届き始めている。気が付かないうちに満開になっていたスモモの花。

 

もうそんな季節になったのですね!これからは新しい暮らしがスタートするタイミングでもある。花々の小さな躍動にインスパイアされつつ。

お二人の結婚指輪作りの始まりは、すももの花の下から。

お二人はアトリエのすぐご近所さんなのである。

何か通じるところを感じるのは、同じ空気感の場所に導かれたからなのか。

シャンパンゴールドとプラチナの素材をじっくりと選んでくれたり、歩いてサンプルリングを受け取りに来てもらえたのもなんだか島リズムでよかった。

屋久島で暮らすお二人に、屋久島でつくる結婚指輪。

こうして結婚指輪作りのお話をいただけると、新しい扉が開いて、素敵な出会いに巡り合い、また新しい屋久島ライフを楽しむことができる。

屋久島がずっとここにあるから、不思議な引力が働いて繋がりが生まれ続けるのだろう。

 

さて、今日はシャンパンゴールドとプラチナでつくる結婚指輪、その造形のファーストタッチを。

まずは彼女のシャンパンゴールドから。ゴールドにはふわりと大きな火を。

すっきりと細身の佇まいである。

炎を浴びて黒い酸化膜まとっているけれど、その姿の向こうに、お二人と一緒に作ってきたイメージがしっかりと見えている。

そういえば、ゴールドはなんとなく柑橘系のハッとする色合いにも似ているような気がするなあ。島ではタンカンの収穫が真っ盛りで、小さな金柑の姿もところどころでチラホラと。

島の暮らしで出会う小さな鼓動や息吹を、お二人の指輪にも感じられるようになればいいと思っている。

 

さあ、楽しい指輪作り始まりだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ご結婚20周年にオーダーメイドしました、波模様のシルバーリング #屋久島でつくる結婚指輪

material: silver
size:3.0mm square,  2.5mm round-square

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ご結婚20周年おめでとう!屋久島の友人にお届けするペアリング、巡り合いとオーダーメイドの物語。

ご結婚20周年おめでとう!屋久島の友人にお届けするペアリング、巡り合いとオーダーメイドの物語。

屋久島の友人にお届けするペアのリング。お二人との素敵な巡り合いと指輪が生まれたストーリーについて話そうと思っている。いよいよお二人のご結婚20周年の日だ。

そういえば、「ケイさん、指輪を作って欲しいのですが」と言ってくれたのも、いつものビーチだった。「これから制作を始めますよ!」と伝えたのはノースのビーチだったような。お二人とはいつも海で会っている。

同じ波に乗ってはアトリエに戻って指輪をつくる日々だったなあ。屋久島リズムの制作にご一緒いただいてありがとう!

シルバーの柔らかみが素敵!屋久島の海と一つだけの結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

海に入って沖に佇んでいると、そこから望む屋久島の情景をどうしても誰かと分かち合いたくなる時がある。

神々しく連なる山々だったり、エメラルドブルーの透明感だったり、風がぴたりと止まる瞬間も、ハマユウいっぱいのビーチをあるいて、西の水平線に虹の始まりを眺めたり。同じ感動を分かち合うことができることは何よりも幸せなことだなと思う。

お二人がいつもみている景色だったり私たちが一緒にキャッチしているフィーリングのかけらのような、そう、きっとこの指輪は島の情景の一部なのかもしれない。

作り出したというよりかは流れに乗ってきたようだった、お二人とのデザイン作りの時間を思い出しつつ、指輪のお話をもう少し。

スクエアシェイプ、お揃いのシルバーリングを重ね合わせてみる。指のサイズがこんなにも違っているのかとわかって、なんだかグッと胸に響く。表面をぐるりと繋ぐように彫り込んだ波模様はお二人のひらめきで、その波の狭間に20の文字を組み込んだのは私のひらめきだった。波模様はリズムを打ちながら連なっているので、ついつい楽しくなってリングをくるくると遊んでしまう。ご結婚20周年なのか!軽やかなシルバーリングだけど、そこには確かな温度感がある。お二人は同じ時の波に乗っている。

もう10年以上にもなるのかな。彼と初めて会ったのもこのビーチの前で、でもその時彼はスーツ姿でアトリエに来てくれたのをよく覚えている。今となっては同じビーチでウエットスーツをきて一緒に虹を眺めたりしているのだから人生は面白い。素敵な巡り合いにありがとう。スローで不思議に満ちた屋久島の時間にありがとう。

屋久島サウスは海沿いに小さく広がる菜の花畑を経由して、いよいよお二人と待ち合わせる場所へ向かうことにしよう。

ご結婚20周年おめでとうございます。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547