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ずっと受け継いでいたいから。椿のネックレス、ご家族とダイヤモンドのリメイク物語 #屋久島でつくる結婚指輪

椿のネックレス。ご家族から受け継いだジュエリーをお預かりして、ゆっくりと時間をかけてリメイクしました。雨上がりの朝にダイヤモンドとプラチナがきらりきらりと輝いている。

ハイビスカスの咲く頃から始まったリメイクの作業も季節を半周回ったのか。最初に手に取ったのはお母様がお使いのリングだった。ダイヤモンドとプラチナをそのまま全部使って作るネックレスはご誕生したお子様へ手渡されるという、果てしなき時間軸。ご家族3代にわたるジュエリー作りをお任せいただきましてありがとうございました!

ご家族のダイヤモンドを受け継ぐこと。繋がりや絆が生まれる、リメイクのジュエリー作り。#屋久島でつくる結婚指輪

数年前に結婚指輪をお作りしたので、実はお二人とは2回目のジュエリー作りになる。椿のモチーフを選んだのは、お子様のお名前の由来となる花だからとか。素敵。

リメイクジュエリーのモチーフにはお名前にちなんだ花を選んだ。#屋久島 #オーダーメイド

春に木を添えて椿と読むのはなるほど、椿の花が咲き始めて光も柔らかになってきたような。出来上がったばかりのネックレスは屋久島サウスのお気に入りの場所で眺める。

きっと今朝に開いたばかりの花に感じるフレッシュさ。差し込み始めた木漏れ日。眩しいくらいだった雨上がりの屋久島。

今年になって不意に出会うことができた椿の木。川辺でいつも清々しく佇んでいる素敵な木。屋久島では森にも里にも、実はりんご椿がたくさん花を咲かせている。

ネックレスをそっと葉っぱに添えてみる。プラチナの重みに葉っぱが少しゆらり。さっきまで光を放っていたダイヤモンドが、今は緑の世界を写し込んでいる。金属なのに不思議と植物に近づいたように見える。その確かさと柔らかさに魅入っているうちに太陽は高く登り始めてきた。

お母様のリングが屋久島にやってきて、ネックレスへと姿を変えて、そしてこれからもずっとずっと、バトンをタッチするように未来へと受け継がれてゆく姿を想像してワクワクしています。

さあ、いよいよです。

東京よりも一足早く島に訪れた春の気配とともにネックレスをお届けいたしますね。

楽しいジュエリー作りをありがとうございました!

屋久島でつくる結婚指輪

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