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ありがとう、屋久島! プラチナとダイヤモンドでつくる、紫陽花のエタニティーリング #屋久島でつくる結婚指輪

さて、

紫陽花をモチーフにしたエタニティリング作りも、その工程はいよいよ佳境を迎えている。

 

プラチナで仕上げた小さな花を12個、リングの上に一周配置していくわけだけど、その作業は、繊細で、そしてとても感覚的だ。

細やかなバランスの出会いが、一つだけの造形を生み出してゆく。

 

雨の季節に咲く紫陽花の佇まいを思い描きながら、心静かにタッチを重ねていく。

 

菜の花の季節も、そろそろ終わりを迎え、

雨の多い日が続くなかで、緑はますます深まってきた。

 

屋久島の時間に寄り添いながら、お二人にお届けするジュエリーをひとつひとつ、心静かに作っている。

 

冬のあいだに収穫され、ジュースになったタンカンは、今年もとびきり美味しい。

この大好きな場所で出会う喜びを、お二人と分かち合えることが、なによりも嬉しい。

 

造形作業を無事に終えて、リングにセットする12粒のダイヤモンドを眺めながら、ほっとひと息。

 

気がつけば、もう4月に入っている。

ずいぶんと暖かくなり、島にも少しずつ賑わいが戻ってきている。

海も、山も、心躍る季節だ。

あと少しで、お二人が島にやってくる。

 

今日も美しい。

ありがとう、屋久島!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

海、紫陽花、祝福のエタニティーリングをつくる #屋久島でつくる結婚指輪

海、紫陽花、祝福のエタニティーリングをつくる #屋久島でつくる結婚指輪

とても細やかな作業が続いているので、アトリエからすぐ近くに海があるのは、助かる。

 

ここのところは、冬の名残の北風が長く吹き、いつものビーチではサイズのある波にも乗ることができた。

雪解け水を含んだ海水は、まだまだ冷たい。

波に乗るうちに、風が体を通り抜けていくような感覚が宿る。

自然と視野は遠くを捉え、ふわりと力が抜けていく。

 

早朝の運動を終え、すっきりとした気持ちでアトリエに戻る。

少し遅めの朝食をとり、熱いカフェオレを大きなマグカップいっぱいに作って、作業机に向かう。

 

窓の向こうからは、春の柔らかな光が差し込んでいる。

いつもの島の時間が、今日も静かに流れてゆく。

 

鉄鋼ヤスリを片手に、細やかな造形をかたどっている。

紫陽花を模した、5mmほどの小さなプラチナだ。

 

大きさと形に変化を持たせつつ、全部で12個。

それと予備のためにいくつか。

この小さな花たちが、リングをぐるりと囲むことになる。

 

とてもスローなペースではあるけれど、少しずつリングが形作られてゆくこの時間も、また愛おしい。

 

エタニティーリングは、リングをぐるりとダイヤモンドが囲むデザインで、そのエレガントで洗練されたスタイルは、世界中の人たちに広く愛されている。

中でも、お花をモチーフにしたエタニティーリングは、どこか花冠を思わせる雰囲気があって、わたしは特別に好きだ。

 

あるいは、ハワイのレイのように、島に降り注ぐ祝福にも似ているのかもしれない。

私自身もその喜びを享受するような気持ちで、作業机に向かっている。

 

削り出したプラチナの花は、紙やすりを丁寧に使い、段階的に細やかに磨き上げておいた。

こうしておくと、仕上げ作業を、より美しく、スムーズに行うことができる。

 

そして、木槌で叩き、花びらに柔らかなカーブを施して、花の印象に近づけておく。

その造形の手本になっているのは、もちろん、いつも眺めている島の紫陽花たちである。

 

雨の季節が、少しずつ深くなってきている。

 

 

制作編

雨とプラチナとダイヤモンド。紫陽花をモチーフにした指輪を作っている #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪

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プラチナで紡ぐ、お二人の大切な想い。波のリズムリング #屋久島でつくる結婚指輪

時の巡り。響き合う波のリズム。

 

雨上がりのビーチにて、

プラチナリングは、春の柔らかな風と潮騒に包まれていました。

 

屋久島からお二人へ。

ご結婚おめでとうございます!

 

海とジュエリー。小さな島の結婚指輪作り。

時の巡り。響き合うリズム。#屋久島で作る結婚指輪

 

大切な何かを分かち合いながら、ともに歩むオーダーメイドは、いつも楽しい。

小さな船に一緒に乗って旅をしているような、心躍る日々だったように思います。

 

わたしたちが大好きな、海と響き合う結婚指輪が出来上がりました。

 

波打ち際まで歩いてゆき、そっとリングを手に取ってみる。

 

彼のリングは2.0mm幅。彼女のリングは1.7mm幅。

すっきりと細身のシルエットで、お作りしました。

 

繊細ではありますが、手の中にプラチナの確かな重みが伝わってきます。

 

雨上がり、雲のフィルターを通り抜けて降り注ぐ光を受けて、

リングの表面に、波模様の陰影が強く映し出されています。

 

その波の曲線が重なり、一つの模様のような、新しいリズムを作り出しています。

 

包まれる波音の中で、

プラチナリングは二つでもあり、同時に一つでもあります。

 

ありがとう。

足元の水はとても冷たかったけど、穏やかな気持ちが広がってくる。

 

この小さな二本のリングが、島の時間とも響き合っているように感じられ、

胸がいっぱいになりました。

 

 

波のリズムは、実は少しだけ、その波長の大きさに変化をつけて仕上げてあるのは、ここだけのお話。

 

少しずつ違っていながらも、二つで一つになるように。

デザイン作りで大切にしたところです。

 

表面の質感も、変化を持たせて仕上げると、

一つだけの息吹のようなものが、

確かな温もりをまとって芽生えたように感じられました。

 

海を越えて、これまでずっとメールを通して、指輪作りを行ってきたけれど、

どんなお二人なのだろう。

いつか、お会いできるだろうか。

 

雨が降ったり虹が出たり。

わたしたちの暮らしの中にも、実にさまざまな出来事が訪れるけれど、

ほんのささやかな喜びを、分かち合うことのできる誰かがそばにいると、

日々は幸せに包まれるように思います。

 

ご結婚おめでとうございます。

お二人との素敵な出会いに、ありがとう。

 

キラキラと輝きながら、風に舞う花びらのような光を手に取り合って、優しく紡ぐように、

お二人の新しい時間が、ゆっくりと育まれてゆきますように。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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