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屋久島のひとしずく、雨にまつわるジュエリーを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

しずくの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

 

雨のしずく、しずくの指輪。

ゴールドとプラチナ、ダイヤモンドを組み合わせてオーダーメイドいたしました。

 

 

雨上がり、植物たちに宿るしずくがダイヤモンドのようで、きらきら。

屋久島の暮らしではとても馴染み深い時間があります。

 

ここで出会う感動がジュエリーになって、

皆さまに届くと嬉しい。

そんな思いを抱くようになったのはとても自然なことだったように思います。

 

ぽつりぽつり、

心地よい島のリズムを感じていただけますように。

 

 

届き始めたひかり。しずくの輝き。宝石箱みたいな世界。

屋久島からオーダーメイドでお届けするジュエリーたちを、

今日は雨上がりの情景とともに。

 

しずくの指輪 18k yellow gold, daimond

 

細さは約0.8mm

限りなく繊細なイエローゴールドのリングです。

 

リングの表面には雨の雫をイメージしてプラチナの粒をぽつり。

その中に一粒のダイヤモンドをセットいたしました。

 

印象的なデザインなので、

さりげなく1本でつけても素敵。

もちろん、重ね付けにもお使いいただけて、

登場回数が多いのが嬉しい。

 

 

しずく多めでオーダーメイドしたリングはシロツメクサと一緒に。

ああ、うっとり笑

屋久島の時間から生まれたジュエリーだなとしみじみ思います。

 

ダイヤモンドジュエリーでありながらも

カジュアルなスタイルなのが私もお気に入りなのです。

日々の暮らしに寄り添うように、

手作業でしっかり丈夫に仕上げました。

 

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのような“しずくの指輪”は、

しずくのバランスやダイヤモンドの個数をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

作業の様子は島の情景とともに、動画で眺めるのも心地よいです。

 
 
 
 
 
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さて、雨にまつわるお花といえば

 

美しい花々はたくさんあるけれど、

野に咲くツユクサに出会ってしみじみと喜びを感じる瞬間が好き。

ふと何気なく、あたたかな気持ちに包まれます。

 

ツユクサのネックレス platinum, 18k yellow gold, aquamarine

 

雨の季節に咲くツユクサをかたどったネックレスには

やっぱりアクアマリンがよく似合う。

 

胸元にスッと落ちるくらいのサイズ感でしょうか。

小さくてシンプルなスタイルなので

つけっぱなしでも大丈夫。

ずっと長くお使いいただけるジュエリーだと思います。

 

ネックレスはもちろんつけてお楽しみいただきたいのですが、

チェーンの両端を持って掲げてみると、

透明なブルーが雨上がりの情景にすっと溶け込んで見えて。

ときおり風が吹いてゆらゆら、

そんな風情を眺めるのも楽しいものですね。

 

花飾りのような、お守りのようなペンダントを作りたかった!

 

 

雨上がりの屋久島、しずくとプラチナリング、一粒のダイヤモンド。

屋久島から海の向こうのお二人にお届けした婚約指輪は水のイメージで。

始まりを感じる一滴の雫は婚約指輪にも素敵なモチーフだと思います。

雨上がりの屋久島、しずくとプラチナリング、一粒のダイヤモンド。お二人にお作りした婚約指輪は水のイメージで。

 

大切な思いを込めて。始まりのひと雫。

しずくのしずくネックレス  platinum, diamond

 

プラチナとダイヤモンドで小さな雫のネックレスを作りました。

プラチナとダイヤモンドで作りました。屋久島のひとしずく、小さなしずくのネックレス。

 

それにしても、

雨のイメージは屋久島によく馴染んでくれるものです。

 

しずくの指輪も、ツユクサのネックレスも

それぞれの場所に旅立ってゆくのですが、

大切な気持ちを分かち合える仲間と繋がっているような気がして嬉しくなります。

 

水が好きな皆さまに。

雨音に癒される方も。

小さきものを愛する皆さまに。

手に取っていただけると幸いです。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

 

リズム、流れ、重なり合い。お二人と歩んだ結婚指輪づくりを思い出している。#屋久島でつくる結婚指輪

波打ち際を歩きたい、2023年のあたたかな冬。

お二人の結婚指輪の造形がひと段落して、いつものビーチに出かけてきた。

 

 

海のキラキラだったり、山茶花にメジロだったり、朝焼けもしずくも。

お二人と歩んだ今しかない制作の日々を思い出している。

お二人と一緒にゼロから始めた結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

 

まずはふわりとリングの雰囲気を感じたい。

心の中にあるものを表に現す喜びを分かち合いたい。

ゆるやかな時間に乗ってここまでやってきた。

リズム、流れ、重なり合い。

 

お二人だけのエッセンスを凝縮させた結婚指輪が出来上がりますので、

金属の表情や細部のいろいろもお楽しみいただけると思います!

 

完成編はもう少し先のお話に!!

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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お二人と一緒にゼロから始めた結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

プラチナは炎をかざして温度を上げると緊張が解けるように硬さが緩む。

なるほど、寒い冬なのでその感覚はよくわかるかも。

 

火を扱う作業はやっぱり好きだ。

小さなオレンジ色に圧倒的な強さと優しさを感じながら。

 

コンコンと造形を加えて、火をかけてゆるくしてまた叩く、昔ながらのジュエリー作りだ。

最後は叩いて、全体をキュッと引き締めて仕上げるのだけれど、

プラチナは本当に生き物のようでもある。

音楽家のためにオーダーメイドする結婚指輪。手作業から生まれる揺らぎの話。#屋久島でつくる結婚指輪

 

一番最初はもちろん何もなかったところから。

お二人とお会いして初めてイメージが生まれて、

お二人の暮らしに馴染むようにと配合されたプラチナは

今屋久島のアトリエで作業の手を加えられている。

 

そしていよいよリングというリアルな形を成し始めた。

こうしてお二人と一緒に作り上げる結婚指輪は実物としての形であって、印象の集積でもあるのだ。

 

わたしはどちらかというと心の方に興味がある。

心を交わすこと自体だったり、そこから造形が生まれるプロセスに好奇心があってジュエリーを作っているところがあるかもしれない。

 

屋久島に暮らしてから十数年、ここでの出会いや繋がりに導かれてジュエリーをオーダーメイドしてきた。

出会いや想いと同じ数のジュエリーが生まれてきた。

 

さあ、彼のリングにラストタッチを施そう。

出来上がりまでスパートしていこう。

とても爽やかな心地だ。

 

今日も島は澄んだ空気に包まれている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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音楽家のためにオーダーメイドする結婚指輪。手作業から生まれる揺らぎの話。#屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

昨日に彼女のリングの造形がひと段落して、朝すぐに彼のリングを手に取った。

まだ手の感触が鮮明なうちに、お揃いのアウトラインを表現したかったからだ。

 

丸くて柔らかで、それでいてすっきりと軽やかなお二人の結婚指輪。

秋雨の降るアトリエで一緒に印象を作り上げた日のことがまだ記憶のなかで鮮明にある。

 

これでちょうど作業も折り返し地点にやってきたところだろうか。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは作業を始めるまでに時間をたくさん費やすので、

実際手を動かすと、その一瞬一瞬がとても儚く感じられたりもする。

 

 

お二人との出会いも、屋久島の季節も。

今、ここにだけある結婚指輪作りだ。

造形のひと段落したプラチナリングを朝露の中で眺めていた #屋久島でつくる結婚指輪

 

ギターだったり、ピアノだったり、歌だったり、

これまで音楽をされている方のジュエリーを楽しく作ったきたのは

波長が合うからだろうか。

あるいはわたし自身が音楽に癒されて必要としているからなのかもしれない。

 

リズム、旋律、ハーモニー

 

イメージしたのは体に溶け込むようで、

演奏の力になってくれるような、

そしてステージできらりと輝く結婚指輪。

 

さあ、

ベーシストのためのプラチナリングを作っていこう。

手でつくること。手からしか生まれ得ないもの。

そうか、これがお二人と分かち合っている喜びなのかもしれない。

 

手作業から生まれる揺らぎは他の何とも変えることができない特別なエッセンスだと思う。

 

それが優秀な作品であればあるほどに、

その揺らぎに私たちはどうしようもなく惹きつけられる不思議がある。

 

ゆらめきやも、移ろいも全て含めて一つだった空に

 

花々の繊細さと強さに憧れて、今日もジュエリーを作っている。

 

丸く削ったリングのアウトラインはルーペで大きく眺めたり、空にかざして小さく眺めたり、じっくりと時間をかけてその詳細をチェックした。

 

ざらりとした質感もとても気持ちよくて好きだけど、

ここから研磨を重ねるたびに新しい表情を見せてくれる、そして育つように強くなってくる輝きが金属の素敵なところだと思う。

 

クローズアップで覗く金属の世界はなかなかに珍しいかと思うので、この機会に。

そして、楽しい作業は続きます!

 

いつもありがとう!

 

屋久島でつくる結婚指輪

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造形のひと段落したプラチナリングを朝露の中で眺めていた #屋久島でつくる結婚指輪

お店もお休みだし、イベントもない、

けれども、冬の島には全てがあるのかもしれない。

 

たしかにクリアで深い制作の日々である。

年始をアトリエで過ごせたからか、

とても良いスタートを切ることができたように思う。

 

ひたすら深く潜ろう

そして分かち合おう

 

2023年になって始めたお二人の結婚指輪作りもいよいよ工程の半分が過ぎた。

島リズムのジュエリー作りを共に歩んでくれてありがとう!

遠く離れてはいるけれど、友人と過ごしているような大切な時間です。

 

 

制作編

花鳥風月。和の心を感じる、オーダーメイドの結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島でつくる結婚指輪

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