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紫陽花, 雨, アトリエを囲む木々, ピンクゴールド. 屋久島の色彩に包まれてお二人の結婚指輪を作っている

 

紫陽花もそろそろ最後である。

梅雨は少しの間一休みをしているみたいだけれど、このタイミングに少し遠くまで、お気に入りの場所まで散歩ができる。

ありがとう、今年もむっちゃ癒された。

 

 

小さきものが集まって一つになっている佇まいが好きだ。

 

 

少し離れてみると、ポコポコが集まってまた一つの集まりを成しているようにも見える。

紫陽花だったり、シダの葉もそうだと思う、島の暮らしでは増殖するイメージをいつもすぐ近くに見ることができる。

どこまでも続いてゆく繰り返しパターンのような、これもまた小さなリズムの一つなのだろうか。

そしてそれらはいつも目の前に鮮やかな色彩となって現れるのである。

 

 

紫陽花、雨、アトリエを囲む木々、ピンクゴールド

屋久島の色彩に包まれてお二人の結婚指輪を作っている。

 

 

彼女のリングはその造形をひと段落することができた。

表面に切り込み模様を施したリングには、そのアウトライン全体に緩いカーブを与えた。遠い場所からゆっくりと時間をかけて運ばれてくる波調の長い波のように大らかで滑らかに。

 

そして紙やすりを手に時間をかけて磨き上げてゆくと、次第にその表面には今まで見えていなかった新しい光沢を見て取ることが出来た。

今まで何度も繰り返してきたはずなのだけれど、そのピンクゴールドの艶かしい色彩に、しばらくの間うっとりと魅入ってしまった。

 

ある程度の目標地点が決まっていたデザインではあった。けれども自由で、とても感覚的な作業だったように思う。

じっくりと時間をかけることもできた。

 

形の向こう側にぽっと灯る明かりようなものを生み出すためには、ある地点を過ぎるとそのガイドラインからは離れないとならない、

もしも設計図のようなものがあるとしたら、それは積み重ねられた手の中の感覚にだけあるのかもしれない。

 

そのようにして生まれてくるものはやはり、一度だけの、お二人だけのラインなのだと思う。

 

ここからは彼のリングにバトンをタッチすることにしよう。

似ている二つが寄り添って一つになるような、そんなお二人のリングになると素敵だと思う。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

制作編

大切にしたいこと。屋久島の響きとピンクゴールドの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

こころみたされる。屋久島からオーダーメイドでお届けする “シダの指輪” #屋久島でつくる結婚指輪

シダの指輪 18k yellow gold, platinum, diamond

 

草花を摘んで纏うように。

屋久島の雨に包まれて、“シダの指輪”をオーダーメイドいたしました。

手に取ると、子供の頃のような遊び心に包まれます。

 

 

雲のようでもあり、羽のようでもあり、

どこか自由な雰囲気を感じるシダの葉っぱ。

屋久島に初めて訪れた時からずっと夢中になっていています。

 

今日はわたし自身も大好きな“シダの指輪”のお話を。

 

こころみたされる。

皆さまと大切な気持ちを分かち合うことができると幸せです。

 

 

素材はプラチナとk18イエローゴールドで作りました。

昔ながらの手作業で、ゆっくりと丁寧に。

小さなダイヤモンドを2粒セットすると、

ぽつりぽつり。

いつもの島のリズムが出来上がりました。

 

 

気になる大きさ感なのですが、

葉っぱの幅は最大部分で約7ミリほど。

 

どちらかと言いますと幅広のスタイルとなりますが、

ゴールドのリングが直径約1.2ミリと細いので、

とっても軽やかなのです。

 

 

繊細とはいえ丈夫なプラチナとゴールド。

カジュアルにたくさんつけることができる!

 

変色しない素材なので、

メンテナンスフリーなのも嬉しいところです。

 

 

しとしと雨音が心に優しく響いてくる。

雨の屋久島が大好きでです。

 

 

アトリエの庭先で眺めた出来上がったばかりの指輪も喜んでいるように見えました。

 

 

わたくしごとになりますが、

シダの葉を手にすると、

軽やかで自由な気持ちに包まれます。

そんな気持ちをずっと大切に抱いていたくて、

このリングを作り続けているのかもしれません。

 

葉っぱ大好きな皆さまに、

屋久島大好きな皆さまに、

緑を集めている!方々にも!

手に取っていただけると幸いです。

 

この小さなリングが日々の暮らしに寄り添ってくれますように。

 

 

シダの指輪は

お好きな素材をお選びいただいて、

サイズをぴたりと合わせて、

オーダーメイドでお届けしています。

 

金属はプラチナかシルバー、そしてk18ゴールド。

ダイヤモンドの個数をご自由にアレンジしてみるのも幸せかもしれません。

 

自分だけのジュエリーが出来上がるのって、嬉しい!

 

もちろん、

ご予算に合わせたオーダーメイドのご提案もお任せください。

 

サイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

 

シルバー×プラチナ とっても素敵な結婚指輪

シダの葉をかたどった、プラチナ×シルバーの結婚指輪。幸せだったオーダーメイドの日々。 #屋久島でつくる結婚指輪 

 

シダ模様の結婚指輪。

シダ模様の結婚指輪を持って屋久島の森を旅をしていた #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

 

 

 

屋久島の季節を纏うように。島で出会う草花や海、月星をモチーフにしたジュエリーを作っています

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

大切にしたいこと。屋久島の響きとピンクゴールドの結婚指輪づくり #屋久島でつくる結婚指輪

 

2023年の梅雨は屋久島サウスのアトリエにに篭ってピンクゴールドの結婚指輪を作り続けている。

雨が降ると作業机に向かい、雨足が弱まると庭先に出る。そんな島リズムである。

 

 

こころみたされる。

デザイン性はもちろんだけれど、長くお使いいただく結婚指輪なので付け心地だったり、お二人の想いだったり、内側に向かう感覚を大切にしていたい。

こころみたされるジュエリーづくり. 屋久島サウスの空に星を眺めて #屋久島でつくる結婚指輪

 

庭先で眺めていたのは彼女のリングで、表面に鉄鋼ヤスリでざっとところだ。

巡る季節のように、あるいは打ち寄せる波のように、リングをぐるりと囲む斜面を施した。

 

そう考えると、季節だったり、潮の満ち引きや、あるいは時間そのものであったり、島では目には見えない存在のようなものを確かに感じながら暮らしているような気がする。

それらは実は透明な形状を持っていて、例えば水や炎のようにその存在を流動的ではあるが具体的に体現している事象も見つけることができる。

 

そのような“リズム”だったり“響き”のようなものを表現するにはどのようにすれば良いだろう。

そんな興味がジュエリー作りへの衝動を強く駆り立てている。

 

変化を続けながら巡りゆくもの。

 

自然の中にある“響き”をきっとお二人も聴いている。私は想像した。

 

大切にしたいことを刻み込むように、今日も作業机に向かっている。

 

 

表面は荒い番手の紙やすりで整えた。

そして時折2本のリングを重ね合わせて眺めてみる。

なかなか遠いところまで歩んできたな、としみじみ思う。

 

春の屋久島でお二人と出会って、アトリエでは直感的にデザイン作りは進んだのだけれど、無から有を生み出す力ってすごい。

目の前で形を成しつつある小さなリングが、お二人が、そして私たちが出会った証のようにも思えきた。

 

 

夕暮れ時、海には虹がかかった。

いつもとは違った珍しい場所だったので、ささやかな驚きが嬉しかった。

 

 

また色彩が新しくなっていた山サイドを眺めて、やはり夏はすぐ近くにいるのだな、と思う。

なんだかとてもドラマチックな雰囲気のです。

明日はとても暑くなりそうだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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こころみたされるジュエリーづくり. 屋久島サウスの空に星を眺めて #屋久島でつくる結婚指輪

 

長い長い雨が止んだ夜に。庭先に出てふと見上げると広がっていた星空。

その配置になのか、輝きになのか、記憶のどこかでなんだか懐かしい雰囲気を感じ取ることができました。

分厚い雲の向こう側には、もう夏がすぐそこまでやってきているのだ。

 

 

ただただ星空に包まれたり、雨上がりの雫を眺めたり。

何気なく、じわじわと、心あたたかになるひと時が好きです。

 

こころみたされる。

そんなジュエリーを分かち合うことができれば最高だなと思うのです。

 

今日も作っています。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

屋久島の雨に包まれて感じたピンクゴールドの癒し #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島に響き合う. 杉の葉模様のプラチナリング #屋久島でつくる結婚指輪 #オーダーメイド

 

雨上がりの朝に訪れた小さな森は雫を抱いて静かに輝いていました。

 

杉の葉模様のプラチナリング。

 

お二人の結婚指輪が屋久島に響き合っているようで、

幸せな調和に心安らぎました。

 

 

 

春。喜びいぱいだった結婚指輪の相談会。

 

お二人がアトリエを訪ねてくれたのはちょうどハイビスカスが咲き始めた頃だったけれど、

あれからたくさんの百合が咲いて、紫陽花も咲き始めました。

 

屋久島リズムのゆっくりとしたオーダーメイドにご一緒いただきましてありがとうございました!

2023年 春, 屋久島と東京をつなぐ結婚指輪作りが始まりました!#屋久島でつくる結婚指輪

 

柔らかな雨が降って新しい花が咲く、始まりのイメージに包まれた指輪作りの日々を振り返りながら。

屋久島の緑の中でプラチナリングを眺める #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人が屋久島を訪れて、森を歩いて、相談会をして、

そんな時間の中で生まれた結婚指輪はやはりたった一つのものだ思うのです。

 

小さな二つのリングにはお二人の大切な思いが詰まっていて、

いっそう愛着が湧くのかもしれません。

 

 

短い時間だったけれど、希望に溢れる幸せな日々だったなあ。

お二人とご一緒した結婚指輪作りの時間を想いながら。

小さな森の中でプラチナリングを手に取って眺めていました。

 

 

冷たい金属のはずなのになぜだろう、手の中でとても温かに感じたプラチナリング。

緑の中で静かに輝いていました。

 

表面はつるりと曲線を描いていて柔らかい。そして同時に側面はシャープに切り立った平面を持っている。

ラウンドシェイプとスクエアシェイプの間のフォルムをお二人は選んでくれました。

 

たしかに有機的で優しいタッチではあるけれど、

リングのずっと奥の方にはぽっと灯されている明かりのようなもが感じられる。

その揺るぎない安心感がプラチナ特有の力強さなのだと思います。

 

 

 

重ね合わせてみる。ぴたり同じシルエット。

リングには細いところと太いところがあって、

眺めているだけでそのリズムが楽しくなってくるのでありました。

 

そのリズムは水の流れだっただろうか、

あるいは海と月のようなもっと大きな周期のようなものかもしれません。

 

つけているといつでも自然を感じられるような造形は、

お二人とのデザインづくりで大切にしていたところなのです。

 

 

最初はこんなにも小さな葉なのに!

集まり育まれ豊かな森を作り上げているのだからすごい。

 

屋久島の森には生きること、それ自体にインスパイアされているような気がします。

もしかするとそのようなフィーリングでお二人とは繋がっていたのかなと、今になってふわりと思うことがあるのです。

 

 

コンコンとハンマーで叩いて、1000度以上の炎に包んで、また叩く、

昔ながらの手作業でしっかりと丈夫に仕上げました。

 

小さな傷がついたり、時折お磨き直しをしてリフレッシュをしながら、

日々の営みもまたリングに豊かな味わいを与えてくれると思います。

 

お二人の暮らしにずっと寄り添ってくれますように。

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
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tel: 0997-47-3547

 

 

 

ご結婚おめでとうございます!

楽しい指輪作りをありがとうございました。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

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