ギャラリーの近所に椿の花を見に行ったら、
金柑がたくさん実っているのを発見した日。
光溢れる屋久島の冬はインスピレーションたくさんで、
物作りに集中する日々が続いてます。
ピンクゴールド×シャンパンゴールドの結婚指輪作りもいよいよ完成間近となりました!!
ギャラリーの近所に椿の花を見に行ったら、
金柑がたくさん実っているのを発見した日。
光溢れる屋久島の冬はインスピレーションたくさんで、
物作りに集中する日々が続いてます。
ピンクゴールド×シャンパンゴールドの結婚指輪作りもいよいよ完成間近となりました!!
アトリエ前の散歩道に
春の小花がポツポツと咲き始めた。
もう春がすぐそこまできているのだろうか。。
足元に目がいく季節であります。
さて、アトリエです。
5年ほど前、
結婚指輪をお作りしたご縁で、ご兄弟姉妹にお花のネックレスを作ったことがあって、
しずくギャラリーまで来てくれたご家族とお会いしたら、そこからさらなるご縁が繋がって、この度新たに結婚指輪を作ることになりました。
当時の出会いに思い巡らせながら作業机に向かい、
5年の間にも繋がりは確かに紡がれていたのだなと、ドキドキしています。
ファミリーみんなで、なんと16人!
その当時のブログを遡ってチェックして見ると、懐かし写真が出てきて、
あの瞬間、暑かった日ことが鮮明に蘇ってきた。
https://kjewellery.exblog.jp/22627583/
結婚パーティーに集まったご家族。
島の友人に結婚指輪をお作りしたのが物語の始まりだったんです。
ご結婚の記念にと、ご兄弟みなさんには屋久島の花をかたどったネックレスを作りました。
ちびっ子たちはもう大きくなってるだろうなあ。。
さてさて、
作業の方は早くも中盤となっておりまして。
火を当てて柔らかくした金属を、叩いて曲げて、火に当てて
また叩いて、昔ながらの工程を経て、リングの基礎を造形いたしました。
こちらはピンクゴールド。
そして、もう一本はシャンパンゴールド。
2本のリングは色が違いますが、
同じk18ゴールドなのです!
(文末に素材編ありますので合わせてよろしくお願いします。)
シャンパンゴールドとピンクゴールドの組み合わせで結婚指輪を作るのは初めてだったけど、
こうして並べて見ると、色の違いとコントラストは今までで一番なことを確認できた。
2本のリングを重ねてみた。
お二人のリングは同じデザインなので、
ここから並行して造形を重ねてゆきますね。
さらにアウトラインに抑揚をつけて、
細身で付け心地良い 2.0mmと1.8mmのリングを作ります。
今日は動画の中で造形場面入ってます。30秒。よろしければどうぞ。
make wedding ring in Yakushima Island from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
ピンクゴールド×シャンパンゴールド 素材編
庭のフェニックスの木。冬は風が強くて、うそ!と思うくらい大きく揺れます。
それでもいたって普通にのびのびしてる植物にはやっぱり尊敬です。
自然の中の造形ってホントよくできている!
ああ、植物たちのように柔らかで強いジュエリー作りたい。
冬の真っ只中、屋久島の自然に囲まれてつくり始めました。
ピンクゴールド、シャンパンゴールドの結婚指輪。
これから始まる結婚指輪作りのために用意した素材を手にとってみると、
同じ18金でもこんなに色合いが違いました!
結婚指輪作りでは
k18、 配合色合い、要チェックですからね。
今日はシャンパンゴールド、ピンクゴールド 素材編いきましょう。
pink gold and champagne gold from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
手前がシャンパンゴールドで、奥がピンクゴールド。
並べて見ると、
シャンパンゴールドが柔らかく広がりのある印象なのに対して、
一番暖色よりなピンクゴールドは、ふわりとした優しさの中にも強さを感じました。
シャンパンゴールドのナチュラルな質感が“木肌”のようだと例えるならば、
ピンクゴールドは“花”
それもバラのような。。
優しさの中に艶やかさと力強さを感じます。
シャンパンゴールドにつきましては、いつしか書いたワイン説明調の解説がありました。
「深みのあるからし色。木肌や大地を思わせるオーガニックな輝き。丸みのあるしっかりとした質感。シックさと艶やかさのバランスも良く、あたたかい余韻が続く。毎日つける結婚指輪にも、特別なお出かけの日にも良く合います。」
今回はピンクゴールドも同じく、ワインの説明調で現してみた。
「優しさを纏ったピンクイエロー。華やかフラワー系の輝き。柔らかさの中にはっきりと芯のある質感。つけた時の印象はスタイリッシュで、落ち着きもしっかり感じられ、お洒落な雰囲気が心地よい。」
今回は彼女がシャンパンゴールドで、
彼がピンクゴールドを選んでくれました。
わたしが結婚したほんの十数年ほど前まであった
男子は白色系プラチナで!という流れが今となっては不思議に感じるほどで、
男女で素材の垣根がなくなったと強く感じるこの頃。
自由なジュエリーいいですね。
さて、用意した素材の加工がいよいよ進み始めていて、
今回はその工程を短く動画にまとめてみました。
結婚指輪作り、その序盤編。45秒です。
champagne gold and pink gold wedding band making progress from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
火を当てて柔らかくして、金槌で叩いて、鉄鋼ヤスリで形成、
そしてまた火を当てて、
昔ながらの変わらない手作業での工程を経て、
夕暮れ時にピンクゴールドのリングが出来上がりました。
ふと窓の向こうを見ると、空が綺麗だったので、指輪をかざしてみた。
いいアウトラインです。
これからさらにヤスリを使って造形を進めてゆこう。
柔らかく、スタイルのあるイメージだ。
うん、明日もきっとよくなる!
アトリエから歩いてほんの少しのところに
新しい場所を見つけた。
伸びた藪をグイグイ進んで小さな森を抜けると、
木々の隙間から海のキラキラが見えた。
潮風もブワッと吹いてきた!
いつも暮らしている場所なのに、不思議なもので、
ちょっとアプローチを変えて見てみると
新しい世界が手に入ったようにも思えて、
小さな森の中でぐるぐる探検に没頭してしまった、そんな朝。
光が細やかに降り注いでいました。
ちょうど今日から新しくジュエリー作りが始まるところで、
あ、タイミングよく指輪の素材を持っているぞ!
と思い出して手にとってみた。
18k champagne gold, pink gold
もう4年と半年前になりました。ご家族でしずくギャラリーに来てくれた彼女に声をかけていただいて始まった結婚指輪作り。
上が彼のリングとなるシャンパンゴールドで
彼女のリングとなるのが下、ピンクゴールドです。
キラキラ具合があまりに心地よく、アトリエに戻って短い動画に収め、
インスタグラムにアップしたのがこちら。
今日から結婚指輪作り編始まりました。
ずっと心待ちにしていた指輪作り。
ギャラリーに来てくれたご家族との素敵な思い出がありまして。。
そのお話はまたの続きに。
material: 18k champagne gold
size: left:2.3mm wide right:2.3mm wide
Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .
こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。
お問い合わせ
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
春めいた光。
真冬の中に、ほんの少しずつ感じるようになってきた。
今日の屋久島は船も欠航するほどの冬日ではありますが、
今がまさに寒さのピークでもあり、
同時に新しい季節への折り返し地点であることも確認した。
始まりの季節の始まりですね。
そのせいでしょうか、
近頃は結婚指輪のご相談も多くいただいていて、
しずくギャラリーで、メールでお二人と話した時間をインスピレーションとし、
サンプルリングをつくる日が続いています。
お二人の“好き”や“暮らし”に寄り添うような指輪です。
wave ring sv950
こちらは先日しずくギャラリーに来てくれたお二人のサンプルリング。
屋久島から宮崎にお届けします。
指輪が一本のようにみえるのは、
彼のサイズが大きいからで!
彼女のリングがすっぽりと入ってしまうのでした。
彼女が9号で、彼のサイズが20.5号とかなり大きい。
彼の指輪が彼女の指輪を包み込んでいるようで、
なんだかほっこりしました。
wave ring は柔らかいフォルムで作りました。
彼女はギャラリーでお会いした時に
「このwaveしたリングが大好きなのです!」
と言ってくれた。
わたくし作品をインスタグラムでずっと見てくれて、すごく嬉しかった。
確かに、この優しいフォルムはお二人にぴったりだと思った。
夕暮れ時、出来上がったリングを散歩に持ち出してみた。
柔らかく光ったシルバーリング、波の音と、虫の大合唱!
これから海を渡りますからね。
どうしよう。本番はまだこれからなのに笑
お会いした瞬間から、楽しい指輪作りの時間がずっと続いています。
1月最後の週末となりましたね。
いつもここに来てくれてありがとうございます。
みなさまの日曜日が素敵な時間に包まれますように♪
「wave ring に流れるような切り込みを施すのはどうでしょう?」
ちょうどいま結婚指輪のお話をしているお二人から、思ってもいなかったアイデアが届いた。
作ってみると、ほんと素敵でした。。
わたしもお気に入りで、これまで何度も作ってきたwave ringに
新しいスタイル生まれた瞬間!
wave ringの中に波が寄せるような。。
今日はその新しいデザインをご紹介いたしますね。
アウトラインはいつものwave ring
でも、全く違った印象にも感じます。。
リングの表面に角度がついているのが見えますか?
そうなんです。
角を落とすようなスタイルで、その斜面がリング全体をぐるりと囲むように造形いたしました。
角度を変えて。
デザイン画で来ていた時はアクセントのように感じていましたが、
実際に造形してみると、
全体に流れる動きのようなものを感じました。
スッキリしたフォルムながらに、しっかり頑丈な安定感もあって。
これは出会ってしまったかも!
横からみると、
wave ring の中にあるもう一つの波のようにも見えました。
角度によって見え方が変わるのが面白くて、
くるくるとリングを回転して眺めてしまいます。
つけていると日々、新鮮な気持ちになりそうで嬉しい。
柔らかな流線型の中にある、スタイリッシュな雰囲気も気に入ってます。
それにしても、
ジュエリーの新しいひらめきが生まれる時は
自分で考えることはなくて、周りから与えられることがほとんどで。
それは屋久島の自然だったり、人だったり。
思ってもいなかったアイデアではあるけれど、
出来上がってみるとそれが予定されていたように、
はっきりと意志を持ったジュエリーとなるのだから、面白い。
ぐるりと繋がりのあるデザインなので、
手にとっても、スムーズというか、なんだかとても安心。
まるでずっと前からここにあったような指輪のように思えました。
細身のスタイルなので
ゴールドプラチナでつくるのも素敵だろう。
イメージすると、ああ。。
また楽しみが一つ増えました。
このデザインから次の指輪に
広がりや繋がる生まれる未来をイメージすると
ワクワクした気持ちに包まれた。
長野のお二人に届ける結婚指輪が出来上がって、
いつものビーチで仲間と冬波に乗ってきた。
例年にもなく暖かい日が続くうちに、
一月もそろそろ終わりが近づいてきた。
この暖かさのおかげか、
猫にもよく出会い、
そろそろかなと思っていたら、
季節の変わり目を告げる緋寒桜も咲き始めました。
緋寒桜は毎年一番寒い時に咲くので、
これを機に徐々に春に向かうサインでもあるのです。
今年もありがとう。
桜を見た帰りに“雪苔屋”さんで窓の向こうを眺めながら
ミルクコーヒー、そして小豆バタートーストをいただたひととき。
海を越えて大阪のお二人にお届けするサンプルリング。
出来上がったばかりの新作デザインでありました。
あたたかな日が続くおかげだろう、
日暮れ前でも
夕暮れのキラキラいっぱいで素敵な時間でした。
穏やかだった海。
同じ場所なのに不思議、いつも新しく感じます。
毎日変わり続けるその表情に、
いつもインスパイアされてます。
18k champagne gold
およそ5年くらい。ほんと久しぶりにメールをいただいて
長野に暮らすお二人のために作ることになったマリッジリングが完成!
シャンパンゴールドの結婚指輪です。
彼のリングの中に彼女のリングが入るほどのサイズ感もいいですね!
5年前、友人の服屋さんで彼女とお会いした時は
数十分ほどお話をしただけだったけど、
それからずっとわたしのジュエリーを覚えていてくれてありがとう。
出会うことで、ささやかなきっかけで未来が変わるのだなあ。。
出来上がった指輪を前にして、あたたかな喜びに包まれています。
「じつは、結婚指輪ともう一つ気になる指輪があって、、、」
去年東京でお会いした時に彼女が伝えてくれた。
「細くて石のついたリングを重ね付けしたいのです。」
ゴールドとプラチナ、ダイヤモンドを組み合わせて作った“しずくの指輪”です。
0.8mm幅ととっても細身のリング。
重ねづけた時に抑揚を楽しめるといいですね。
そんなリクエストをいただいて
こちらはイエローゴールドで作ることになりました。
プラチナとダイヤモンドを散りばめて表現した
ポツリポツリ雨のしずくは
屋久島で馴染み深い景色なのですよ。
嬉しくなって、早速わたしも重ね付けのイメージを試してみた。
ピタリ。
レディースの結婚指輪は流線型のアウトラインですので、
緩やかなカーブを活かして、重ね付けに最適な結婚指輪となりました。
シャンパンゴールドのお揃い素材が、柔らかな有機的な質感に。
自然の中で暮らすお二人の時間があって、
この指輪があって、
これはちょっと素敵な情景かも。
緑の中でシャンパンゴールドを手に取る。
最高の時間。
ありがとう!
指輪が届いて、もう少しすると春がやってきますね。
最後に、
アトリエのある屋久島サウスで咲き始めた緋寒桜の花をお二人に。
おめでとうございます!
楽しい指輪作りをありがとうございました。
お問い合わせ
しずくギャラリーにて、遠方のみなさまはメールや郵便にて対応させていただきます。
マリッジリング、エンゲージリングのコーディネートのお問い合わせはこちらまでどうぞ。
mail: hp@kei-jewellery.com or tel: 0997-47-3547
メンズリング編
レディースリング制作編
冬の空。流れる雲。
見上げては何かのかたちを探してしまいます。
シャンパンゴールドでつくる結婚指輪も
いよいよ完成間近となりました。
早く出来上がりを見たいような。。もう少しお二人の指輪作りを楽しみたいような。。
さあ、
夕暮れ時の光に当てて、アウトラインを確認して、
最後の作業楽しみます!
レディースリング制作編
メンズリング編
朝の木漏れ日。
今日から始まったレディースのリング作り。
咲き始めたハイビスカスや緋寒桜とともに作業を進めてます。
彼女の選んだ指輪は
ゆるやかにカーブしたアウトラインの細身デザイン。
彼のアウトラインとは少し違っているけれど、
シャンパンゴールドを共通の素材と選ぶと、
お揃い感がぐっと増すから不思議です。
メンズリング編