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プラチナ、ホワイトゴールド、夏の気配。新しい結婚指輪づくりが始まります。#屋久島でつくる結婚指輪

窓の向こうに見える雲が大きくなってきた、屋久島サウス。

アトリエでは夏に向けてのジュエリー作りが始まるところです。

虫の音色や草木の勢い、雨上がりのモワッとする風。空気の端々に夏の気配を感じている。

 

 

夏といえば、ここにきての野菜の成長のダイナミックさにも驚いている。

庭の菜園ではインゲンに続いて茄子も収穫が始まりました。

 

今年最初の茄子はインゲンと一緒にさっとゴマ油で炒め、だし汁に通して煮浸しに。

油のグッとくる感じとだし汁のすっきりする感じの合わさって生まれる味わいのコントラストが好き。

そう考えると、料理もまた日々の造形や絵作りに刺激を与えているのだと思う。

 

そして、刺激といえば、森で裕子さんが取ってくれた写真。

この構図感が気持ちよくて!さすが。

気持ちの良いフレームには自然と目が行くものなのだろう。

時折インスタグラムを眺めては、森で過ごした余韻にまだ包まれている。

 

さてさて。

夕暮れ時、降るかなと思っていた雨がなんとか留まっていたので、海に出かけることにした。

これから始まるジュエリー作りの材料を手にして。サーフボードを車に放り込んで。

platinum900 and 18k white gold for new work

 

上がプラチナ。そして、下がホワイトゴールド。

お二人の結婚指輪となる金属素材を波打ち際で眺めていた。

 

プラチナもホワイトゴールドも、同じ白色系の金属とされておりますが、

並べてみると、こんなにも色合いが違うのが楽しい。

 

銀白色の中に黒やグレーを感じるプラチナはシャキッとコントラストを感じるし、

ホワイトゴールドには、その奥にほのかに感じるゴールドの黄色があって、どこか柔らかなオーラを纏っている。

 

二つの金属の出会いは、ずっと知っていたようで、でも初めて出会うような感覚に似ているのかもしれない。

これまでメールでお話を続けてきたお二人が選んでくれた素材は、お二人が語ってくれたストーリーから生まれたもの。

違っているけれども、どこかに確かなつながりを感じる。そんな結婚指輪を作りたいと思っている。

 

音も良いので、よろしければ動画も

ocean, platinum and white gold from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.