Blog

結婚指輪+好きなこと。お二人の時間がデザインになる「屋久島 ジュエリー制作記」

シンプルなラウンドシェイプ のマリッジリングをお二人の暮らしに寄り添うように作りたい、どこまで自分のスタイルを造形できるかチャレンジして。

シャンパンゴールドとピンクゴールドを素材として、海の向こうのお二人に届ける結婚指輪を作っています。

いよいよ作業も折り返し地点。

 

アウトラインを決めるツメとなる場面ではルーペを使って細部を削り落としていくことに。

パッと見たところでは区別がわからないくらいに細やかな仕事だ。

でも、小さくて細やかなタッチの繰り返しは、日々のつけ心地に響いてくるところなのだと思う。

 

お二人とはメールを通じて、サンプルリングをお作りして、動画を撮ってもらって、サイズ感を確認したりして、デザイン作りをともに進めて参りました。

新しいデザインの生まれる、ひらめきに満ちた時間だったなあ。

自然の色に魅了されました♪ シャンパンゴールド、ピンクゴールドの観察会 #屋久島でつくる結婚指輪

 

今日はそのリング部分の造形がひと段落したので、

完成の一足先に、その細部を眺めてゆきましょう。

左側がシャンパンゴールド、彼女のリング。7.5号

右側がピンクゴールド、彼のリング。18.0号

色違いでお揃いのリングは、ほんの少し、彼のリング幅を大きくボリュームを持たせて仕上げました。

 

横に並べると、こんなにも大きさが違うのだなあと、なんだか感動。

出会うことって素晴らしいなと思う。

 

お揃いのデザインだからこそ、色の違いにグッと惹きつけられます。

 

お二人の指輪作りでは、雨の季節が始まって、緑も、花々も、世界が色濃く彩られたのは素敵なタイミングだった。

島の色彩を、そしてゴールドの素材感を感じながら作業を進めています。

 

指輪作りが折り返し地点と言いますのは、

ここからさらに、リングの表面に彫刻を施していくからなのです。

 

指輪は手の中にあるものだから、さりげない細工もいつも自分の視界に入ります。

朝も夜も家でもお仕事の時も、ずっと身につけている結婚指輪はとくに、自分自身に響くジュエリーだなと思う。

 

お二人の大切な時間をデザインにしてリングにレイアウトすれば、いつでもどこでも、好きに囲まれて暮らすことができる。

 

結婚指輪+好きなこと

お二人の時間がデザインに息吹を吹き込む。

素敵な出会いじゃないだろうか。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

雨と雨の合間、晴天の屋久島サウス。

 

ところで、

先日、ラウンドシェイプ のデザインを普遍的さつながりで“焼き飯”や“ショートケーキ”たとえていたら、焼き飯が無性に食べたくなってきました。

 

心に響く色を選びたい。お二人が選んだシャンパンゴールド、ピンクゴールド結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

この日の焼き飯は馴染み深い家庭的なスタイルで。

チャーシューに、人参、ねぎ、卵、塩胡椒、醤油、とシンプルな素材といたしました。

シンプルな素材で作るものって、実は個性がより浮き上がって感じられて、

わたしは食べるのも作るのも楽しいのですよね。

 

みなさんはどんな焼き飯作ってますか?

シンプル派?エスニック派?冷蔵庫にあるもので作る派?

 

どうぞ美味しい1日を。

素敵なジュエリーライフを。