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シダの葉や雨の雫に囲まれて、屋久島の一部のように見えたシャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

2.5mm and 1.3mm-2.0mm wave, fern ring in champagne gold

 

屋久島の暮らしの中でとても馴染み深い植物があります。

個人的に島のシンボルのように感じているのがシダの葉っぱ。

指先ほどの小さいものから体より大きいものも、緑の色調のさまざまにずっと夢中です。

 

出来上がったばかりの結婚指輪。

お揃いのシダの模様、お揃いのシャンパンゴールド。

 

シダの葉っぱ、そして雨や海、ハイビスカス、島の情景に包まれたお二人の指輪作りだったなあ。。

心に優しく響く結婚指輪作り。シャンパンゴールドのリングの表面に刻み込んだシダ模様。屋久島の時間、海リズム。

 

3月にメールをいただいて始まった制作を終えたばかり、屋久島サウスのアトリエです。

いよいよ海の向こうにお届けする前に、これまでの色々を思い出しながら指輪を手にとっていた。

 

シダ模様の反対側はシンプルでプレーンに。

お二人と相談してこだわったのは、一つの指輪の中に様々な表情を楽しめるようにすることでした。

 

彼のリングは2.5mm均一幅でしっかりボリュームに。

彼女のリングには2.0mmの太いところ、1.3mmの細いところがあって、滑らかな抑揚を纏っている。

カーブするアウトラインは2本のリングで共有したリズム。

 

ハイビスカスや海と同じように、金属もまたこの大地から生まれたものなので、つけていると安心というか、柔らかな心地に包まれるだろう。

ふとした瞬間に、この小さなリングに自然の息吹を感じていただけると嬉しい。

雨上がり。庭先のシダをのんびりと眺めている。

色濃くなったシダの葉がしずくを抱いてゆらゆらと風に揺られるシーンは、島の暮らしでとても馴染み深い情景だ。

 

軽やかさだったり、潤いだったり、柔らかさだったり、強さだったり、

シダの葉には何となくスナフキン的な自由を感じます。

手の中にリングを収めて眺めているときに、きっと植物が大好きなのだろうなあと、お二人のことを思った。

デザイン作りの時、「彼女の名前にちなんでのシダ模様でもあるのです!」と言ってくれたのがとても印象的でした。

 

素敵なアイデアがリングのアイデンティティーとなるように、

出来るだけシンプルなフォルムで、頑丈に、

じっくりと手作業で仕上げました。

 

シダの葉や雨の雫に囲まれて、島の一部のように見えたシャンパンゴールドのリング。

 

お二人がいて、わたしがいて、屋久島があって、そしてこの指輪が出来上がって、巡り合いって、ほんと奇跡のようだなと思います。

 

いつの日か島に遊びに来てくださいね。

 

ご結婚おめでとうございます!

お二人の幸せを分けていただいてたような、楽しい時間でした。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

出来上がったお二人の結婚指輪。屋久島の情景の中で生まれたジュエリーだなと思う。

 

まだ梅雨入り前だった、作業を始めた頃が懐かしい。

 

作業の合間には海までの道を散歩しながら。