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好きな色、好きな素材に出会うこと。ホワイトゴールド×プラチナで結婚指輪作り。屋久島夏の花レポート

自然から生まれる色にずっと魅了されている、屋久島サウスのアトリエです。

左側がホワイトゴールド、右側がプラチナ 。夏が近づいてきたこの頃に、佇まいが涼やか。

作り進めてきた結婚指輪の造形がひと段落したので、2本のリングを並べてみた。

 

お二人の指輪を作っている間はちょうど梅雨真っ只中の屋久島だったなあ。

雨の中色濃くなっていたアジサイのブルーがずっと印象に残っている。

屋久島から東京へ。ホワイトゴールド×プラチナ、夏の結婚指輪作り

プラチナ、ホワイトゴールド、夏の気配。新しい結婚指輪づくりが始まります。#屋久島でつくる結婚指輪

 

そして日差しもずいぶんと強くなってきた。暑かった日。

アジサイからヒマワリへ、そろそろ季節もバトンをタッチです。

 

 

 

金属もまた、この大地から生まれた天然の物質なのだと思うと、花と同じように、その色調や質感を近しく感じるようになった。

好きな色があって、好きな花を手に取るように、結婚指輪もそれぞれにフィットする素材があると思う。

 

お届けしたサンプルリングを前にしたり、画像を眺めたりすると、すっと手が伸びたり。あ、とひらめいたり。

ずっと前から知っていたような素材との出会いを前にしては、わたしも喜びに包まれています。

偶然のような、必然のような、確かな何かを感じる出会いってあるものですね。

デザインや素材もそうですし、お二人がいて、わたしがいて、そんな出会い全てが奇跡のように感じています。

彼女が選んでくれたホワイトゴールド。落ち着きのあるグレーのダークトーンが心地よい。

リング幅が2.3mm-1.5mmと繊細なボリュームだけど、しっかりとした質感や重さを感じられるのがゴールドの素敵なところだと思う。

表面に切り込み模様の装飾を施したり、サンプルリングを作って細かいサイズを決めたり、楽しかったデザイン作りの日々も懐かしい。

ちょうど世界が大変な渦中でもあって、不安の中、なかなか慣れない作業に付き合ってくれてありがとう! わたしもずっと忘れない指輪作りになりました。

そして、彼のリングはしっかりボリュームのストレートライン。切り込み模様は彼女のものと少しリズムを変えてみた。

 

「素材やデザインの細部をお互い少しずつ変えて作りましょう。」というのが今回の指輪作りで3人が一緒に抱いたテーマでありました。

違うが重なり合って、一つになるようなイメージ。

 

ここからさらに彫刻などの工程へと進み、出来上がる頃にはもう夏になってるだろう!

この続きは少し先のお話に。

楽しい作業はまだまだ続きます。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

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