夜光貝のジュエリー作りが始めることになり、手の中に鮮やかでナチュラルな色彩を眺める。
紫にブルー、オレンジもグリーンも、マゼンタも、このところ毎日夕暮れ時になっては海に出かけて眺めている夏の色彩のようだった。
昨日とはまた違う季節、違う色彩に、いつも海で出会っている。
夜光貝の色彩は個体によっても切り取る場所によっても全く違う味わいとなるので、出来上がるジュエリーも一つだけのものになるだろう。
一つ一つのアクションを大切に思いながら、まずは最初の第一歩です。
ドリルですっと穴が開く、でも割れなくて、もちろん水にも強い、優等生な夜光貝。
同じしずく型でも、その日の気持ちでどうしても微妙にできてしまう誤差を愛おしく思いながら。
削る、そして削る。
大きなしずく、小さなしずく、そして月の形、
今回のラインナップはこのようになりました。
「屋久島はずっと憧れです」だったり
「大好きな友人の結婚祝いにプレゼントしたくって」だったり
嬉しすぎる声をかけていただいて始まった今回のジュエリー作り。
制作のタイミングが重なることが多いのは何かの響きあいがあるからだろうか。
色彩だけじゃない、夜光貝の不思議に魅せられて作業机に向かう夏です。
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