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ジュエリーをリメイクしてずっと長く使いたい。屋久島に届いたルビーとダイヤモンド、制作編

お手持ちの小さなピアスをお預かりして、リメイクの作業を進めています。ルビーとダイヤモンドをシルバーの石枠で包み込んで、細いリングにキュッと集めるように。ずっと大切に抱いていたスタイルが少しずつかたちになってゆく、夏の自由研究のようなひと時。

 

彼女とのリメイクジュエリー作りの始まりはアクアマリンに遡ります。

しずく型のモチーフに、雨を眺めつつの時間だったなあ。

アクアマリンのしずく。屋久島の雨。 お手持ちの天然石をお預かりして、小さなペンダントにリメイクしました

金属も、天然石も。形を変化させながら長く使われてゆくのが素敵なところ。リメイクの作業では、今を担うようなスタンスで、その長い時間に寄り添っていたいと思っている。

 

リメイクのお話では、ご家族の宝石を受け継いだり、もちろんご自身のリフレッシュのためもありますが、今回は後者の方。

ほんの2ミリほどの小さな石がアトリエに届いた日から、時間を見つけては研究を進めてきた。そのステップを今日はずらりと並べてみた。

 

ダイヤモンドとルビーの出会いに胸を踊らせて。リメイクの作業は即興料理のようだなとも思う。

シルバーを使い、石枠を作る。糸鋸でくり抜いた場所にルビーをピタリと合わせる。

丈夫に、でも、できるだけ繊細な指輪になって欲しい。

ハート形は素敵だ。

シルバーの石枠を並べ出来上がりをイメージしながら、ルビーとダイヤモンドのこれまでの時間とこれからの時間を思っている。

 

 

 

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