屋久島サウスのアトリエです。ミモザの苗は春先に植えたので、花が咲く次の季節を思うと心が踊る。ゴールドでかたどったミモザの葉っぱには一足先に花をイメージしたのドットを装飾して。
ミモザをモチーフにしたお二人の結婚指輪作りはときどき庭先に出てはミモザの葉っぱにバランスを習いながら進めている。モチーフをダイレクトに感じながら造形ができるのは何よりも幸せなことだと思う。屋久島の日々にありがとう。
さて、彼女のリング作りもいよいよ折り返し地点を過ぎたのか。ワクワクするようなクラフト感と安心を与えてくれる宝飾技術の出会うところを求めながら、その工程を進めていく。
葉っぱとリングをつなぎ合わせて、ここで火を使う作業が完了!一番集中する工程をクリアしてホッと一息。サイズもいい感じ!婚約指輪と重ねづけしやすいようにと、お二人と相談しながら作ってきたイメージが形になってとっても嬉しい。
手作業の風合いがルーペ越しに伝わってくる。うん、やっぱりこのフィーリングが大好きだ。日々手を使いながらライフワークをされているお二人も、きっとお気に入ってくれるだろうと思う。
ここからは彼のリング作りにバトンをタッチしてゆこう。素材もアウトラインも違っているのだけど、深い部分に確かなつながりを感じられるような2本になればいいと思っている。
彼女のリングを隣に置いて、ときどき眺めながら、そしてまた庭先で葉っぱチェックもしながら作業の手を進めていこう。
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