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紫陽花と光、屋久島で生まれた結婚指輪の物語 #屋久島でつくる結婚指輪

紫陽花をモチーフにしたエタニティーリング。静かな輝き、ラウンドシェイプのシルバーリング。

出来上がった結婚指輪を、雨の中で眺めてみた。

お二人が暮らしている屋久島の、馴染み深い情景だった。

 

アトリエの庭に咲いた彼岸花のそばで、お二人の結婚指輪をそっと手に取る。

雨上がりに宿る雫のベールを通して、静かに輝く光の輪が見えた。

それは確かに、二ヶ月前にお二人と一緒に思い描いた結婚指輪の姿だった。

 

彼のシルバーリングがある。彼女が大好きなピンクゴールドのリングがある。

ピンクゴールドのリングには、紫陽花をかたどった小さな花が散りばめられ、その中心にはダイヤモンドが煌めいている。

 

どちらも光沢仕上げでお作りしているので、一体感のある光を纏い、手作業の跡を探すことは難しい。

まるで、雨上がりの朝に二輪の花が咲いたみたいに。

 

自分の手で丹念に作り上げたリングを、そのように眺めるのは、不思議な気持ちがするものだった。

 

ぴたり。まるでお二人との指輪作りのゴールを知らせるように、雨がやんだ。

 

ご結婚おめでとうございます!

これから屋久島ノースまで、リングをお届けに行きたいと思います。

 

屋久島は自然の美しさはもちろん、人との出会いもまた、大きな魅力だと感じています。

大切な指輪づくりのお声がけをいただき、ありがとうございました!

屋久島ノースにお住まいのお二人と、結婚指輪の相談会でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

同じ島に暮らすお二人と、季節を分かち合うことができた、幸せな指輪づくりの日々でした。

これまでずっとありがとう!屋久島の夏とお二人の結婚指輪作りのお話 #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

ナノハナの指輪 18k yellow gold, diamond #屋久島でつくる結婚指輪

material: 8k yellow gold, diamond
size:花約7mm、5mm リング2.2mm

Delivery time is within 2 months.
Make by custom, One-of-a-kind .

こちらの作品はサイズを合わせてオーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約2ヶ月。

屋久島でつくる結婚指輪

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イエローゴールドとダイヤモンド、菜の花の煌めき。 大切な想いを届ける婚約指輪をオーダーメイドいたしました #屋久島でつくる結婚指輪

イエローゴールドとダイヤモンド、菜の花の煌めき。 大切な想いを届ける婚約指輪をオーダーメイドいたしました #屋久島でつくる結婚指輪

イエローゴールドとダイヤモンド、菜の花の煌めき。

彼女に贈る婚約指輪が、届きはじめた陽光を受け、まるで今朝咲いたばかりの花のように輝いていました。

 

 

海沿いに広がる菜の花畑。

屋久島では、冬の寒さが訪れる頃から、菜の花が少しずつ咲き始めます。

ゆらゆらと揺れる、まるで黄色い光のような花を眺めていると、島からの祝福を受けているような、穏やかな気持ちに包まれます。

彼女に贈る婚約指輪作りのご相談をいただき、デザインや素材選びから、大切なお届け期日の打ち合わせまで、じっくりと相談を重ねてきたました。

指輪が無事に出来上がった喜びと、そしていよいよお二人の大切な瞬間が始まるのだ、と心躍らせながら。

 

黄色い花のモチーフにはやっぱりイエローゴールドがよく似合います。

花の中央には、その煌めく光のような輝きをイメージして、3粒のダイヤモンドをセットしました。

 

今回は婚約指輪ということで、彼と相談をし、光沢仕上げを選んだのも良かったです。

より一層特別な輝きを纏っているように感じます。

 

イエローゴールドでかたどった3つの花は、約7mmと5mmなので、実物の花より少し小ぶりかもしれません。

2本の金線を組み合わせて作った、とても繊細なリングです。

 

それでも、手に取るとしっかりとした安定感が伝わってくるのは、ゴールドならではの魅力だと思います。

これからずっと長くご愛用いただけるよう。昔ながらの手作業で丁寧に仕上げました。

 

それにしても、菜の花は集まる感じが素敵なのですよね。

自然の中に漂うリズムのようなものを纏っていただけますように。

 

始まりのひかり。

 

素敵なプレゼントになりますように。

 

出来上がったリングはグリーンのケースに入れ、リボンを巻いて、海を越えてお二人のもとへお送りいたしました。

プレゼントの日に向けた指輪作りだったので、その真摯な想いも制作に良いインスピレーションをもたらしてくれたように思います。

彼と共に一つだけのリングを作り上げることができた、幸せな日々でした。

 

屋久島から、心を込めて。

大切なジュエリー作りをお任せいただき、本当にありがとうございました!

 

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お二人と紡ぐ静かなる日々。屋久島の小さなアトリエで、結婚指輪作りが始まりました #屋久島でつくる結婚指輪

思わず話に夢中になりました。結婚指輪の相談会を終えてアトリエを出たのは、もう日が沈んだ頃でした。

お二人の物語から、素敵なリングが生まれる予感がいっぱいです。

心満たされるひとときにありがとう!

 

お二人とは、月の満ち欠けや潮のリズムについてもお話しました。

そういえば、太陽というより、むしろ月のような静けさと力強さを持つお二人だったように思います。

素材やフォルムのお話ももちろん大切なのですが、胸の奥にそっとしまっているようなお話が、実はデザインの大切なエッセンスになるものなのです。

形を持たないけれど、確かに存在する何かを大切に思う気持ちは、お二人とわたしとが共有しているもののように思います。

 

「二つが補い合うようなリングを思い描いています。あえて異なるフォルムになるような。」とお二人がデザインのイメージを伝えてくれました。

イメージが響き合う、というのでしょうか。ふと思いついて、私もすぐに話しました。

「お揃いのピンクゴールドにすると、いっそう繋がりを感じられて素敵ですね。」

一人では見られない風景に辿り着くことができるオーダーメイドは、宝探しのようで楽しい。

 

お二人は、屋久島での滞在のあと、お隣の種子島を訪れるとのこと。

彼にとっては、幼い頃に種子島で過ごした豊かな日々があって、その想いが今回の屋久島旅にもつながり、こうしてお二人とアトリエで時間を共にすることができました。

そう考えると、今この瞬間がまるで奇跡のように感じられます。

 

一つ一つの時間や選択を大切にしていかなくては。

そのような思いに至るのも、新月のせいなのかもしれません。

 

これから光を満たしていく新月は、弓を思い切り引いた時のように、一番力を秘めた瞬間だと聞いたことがあります。

想いが形になる瞬間を、共に分かち合いましょう。

 

このようにして、島の小さなアトリエで、わたしたちの指輪作りが始まりました。

お二人と紡ぐ静かなる日々を、みなさま、どうぞ温かく見守っていてください。

可能性に溢れる未来を思い描いて、静かに胸を高鳴らせています。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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