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コスモスとシダの葉と、お二人の大好きな植物をモチーフにして結婚指輪を作りました #屋久島でつくる結婚指輪

コスモスとシダの葉と、お二人の大好きな植物をモチーフにして作りました。

出来上がった結婚指輪を海の向こうへお送りする、幸せな日。

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

 

オーダーメイドの結婚指輪作りは、お二人とご一緒させていただきながら、ゆっくりと時間をかけた手作業となりますが、末長くご愛用いただけるよう、心を込めてお作りしています。

 

海の向こうに暮らすお二人とは、メールやお電話でデザインのご相談を重ね、サンプルリングをお送りして、大切な指輪作りのサポートをさせていただいています。

もちろん、屋久島のアトリエにお越しいただき、直接ご相談いただくことも大歓迎です。

 

 

プラチナとイエローゴールドで作るシダの葉や花を身につけるのは、

まるで子供の頃に、草花を積んで遊んでいたような気持ちかもしれません。

 

優しくて、自由で、力強い。

自然の中に生まれたような、お二人の結婚指輪がわたしも大好きです。

 

木漏れ日の中で二つのリングをそっと手に取ってみる。

彼女のリングはコスモス、彼のリングはシダの葉をモチーフにしています。

 

茎をイメージして作ったリング部分はとても繊細ですが、

手の中にゴールドが持つ確かな強さを感じることができました。

 

花の大きさは約8mm、葉っぱは幅が広いところで約7mm。

指先にすっと収まる、ちょうど良いサイズ感です。

 

太陽の光を受けたプラチナの輝きが、とても優しく感じられたのは、植物の持つ力なのかもしれません。

 

島の暮らしの中で出会う植物の表情や手触りに憧れながら、

昔ながらの手作業でじっくりと仕上げました。

 

彼女のお花とお揃いで、彼のリングにも小さなイエローサファイアを一粒セットしました。

アトリエでの相談会で一緒に思いついたアイデアだったのですが、それが本当に素敵でした!

 

木漏れ日の中で寄り添うリングを眺めていると、なんだか不意にお二人のことが思い出されて、胸の奥深くに響きました。

お二人が選んでくれたリングは、お二人にとてもよく似ているように感じるのでありました。

 

ご一緒したオーダーメイドの日々はこれでひと段落ですが、これからがまた新しい始まりですね!

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、始まりからお届けまで、

わたしが責任を持ってお二人をサポートさせていただいております。

 

屋久島のアトリエにて、または遠方にお住まいの方にはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にお声がけください。、

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも行っておりますので、

ぜひこちらよりご連絡いただければ、細やかな対応をさせていただきます。

 

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返す中で、ジュエリーはより味わいを深めていきます。

 

時間の経過そのものが一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのものになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、メンテナンスという形で関わらせていただけることが、わたし自身の大きな楽しみでもあります。

 

わたし自身の手で、心を込めてメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

Kei Nakamura Jewelleryでは、お二人の暮らしに寄り添う結婚指輪をお届けするため、ご予算に合わせた制作も承っております。

お気に入りのデザインの価格や、素材と価格の関係について、詳しくご説明させていただきますので、どうぞメールにてお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

新しい暮らしを始めるお二人のお手伝いができることは、私にとっても大きな喜びです。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

お二人の大切な想い、屋久島からお届けするシャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪

お二人の結婚指輪が出来上がり、夏が過ぎ、また新しい風が吹き始めました。

木漏れ日の中で眺めるシャンパンゴールドが喜びを表すように煌めいていました。

 

 

夏の始まり。

お二人とは屋久島のアトリエで、お会いできました。

この日に合わせてお作りしたお花のエンゲージリングが、とっても素敵にお似合いでした。

雨時々晴れの屋久島 大阪からお越しいただいたお二人と、結婚指輪の相談会でした!#屋久島でつくる結婚指輪

 

そして、指輪作りが始まったのは、島に毎日スコールが訪れる、真夏のことでした。

毎日虹が出ていたような気がするし、ハイビスカスやプルメリアがいっぱいの、素敵な南国の日々でした。

雨上がりの屋久島で眺めるシャンパンゴールド #屋久島でつくる結婚指輪

 

思えば、海をこえて、婚約指輪作りから始まったオーダーメイドだったので、こうして結婚指輪が完成して、なんだか少し名残惜しいような気もするけれど、これからが新しい始まりなのですね!

これまでずっとありがとう!

屋久島から、希望に溢れるお二人の未来を思い描きながら。

 

木漏れ日の中で眺めたシャンパンゴールドのリング。

 

台風から届いた風がシダの葉を揺らし、その合間から、時折、夏の名残を感じさせる強い光が差し込んでいました。

 

お二人が選んでくれたのは、シンプルなラウンドシェイプのデザインです。

リング幅を2.3mmと1.8mmにして、お揃いでお作りいたしました。

この柔らかで親密なつけ心地を、お二人に感じていただくのが、とても楽しみです!

 

それにしても、優しい風合いを持つシャンパンゴールドは、緑によく馴染みます。

きらきらと、夏の光を受けて静かに輝いています。

 

その喜びにも満ちた情景が、まるで島からの祝福のように感じられました。

 

重ね合わせたリングの内側に、繋がるように彫刻をした、2本のシダの葉。

その両脇に添えたお二人のイニシャルと記念日と。

 

確かに、装飾品としてのジュエリーではあるけれど、結婚指輪となると、その形の向こう側に、たくさんの意味が込められているように思います。

自然の中で過ごすことが大好きなお二人です。

この小さなリングの中には、お二人の大切な想いが、どこまでも広がっています。

 

日々の暮らしの中で、シャンパンゴールドの輝きを目にし、心に響く瞬間が訪れると、嬉しく思います。

 

島の南方沖を通り抜けた台風は、季節を少し新しくし、シダの葉はまた強い緑を取り戻しました。

こうして私たちは、新しい始まりを繰り返していくのかもしれませんね。

 

2本のリングを眺めていると、日々味わいを増し新しくなり続けると素敵だろうと、しみじみ思いました。

 

屋久島から心を込めて、お二人に。

ご結婚おめでとうございます!

 

またいつの日か、お会いできる日まで。

楽しい指輪作りをありがとうございました。

屋久島でつくる結婚指輪

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八角形に込めた想い。シャンパンゴールド、ご結婚30周年の結婚指輪作り #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。今日の工具、ラインナップ。

実は、道具を集めることにはあまりこだわりはないのだけど、指輪と手がより近く感じられるような、シンプルで愛着の湧くものを少しだけ揃えるのが好きかもしれない。

 

 

シャンパンゴールド、八角形のリング作り。

屋久島-香港 ご結婚30周年の結婚指輪をオーダーメイドしています #シャンパンゴールド #屋久島でつくる結婚指輪

 

ご結婚30周年を迎えるお二人からは、八角形のデザインをリクエストいただいた。

 

8という数字は、漢字で書けば末広がりで、横にすると∞で永遠を感じる。

七転び八起き、という親しみ深い言葉も浮かぶし、八重の桜も好きだ。

 

なんだかとても縁起が良いムードの中で、作業机に向かっている。

 

こちらは彼女のリング。一気にここまで削り出し、庭先でほっと一息しているところ。

削り過ぎると後戻りができない作業だが、ある程度の思い切りの良さのようなものが、気持ちの良いラインを生み出すために、とても大切になってくる。

シャンパンゴールドが雨上がりの情景の中に馴染んでいて、癒された。

 

2本のリングが揃った。そのフォルムをルーペで眺めてみる。

 

8角形の輪郭を際立たせるため、表面にはしっかりとエッジを効かせて造形をした。

シャープなラインに仕上げることができた。

 

このシャープなラインに、有機的な柔らかさを加えることにより、ジュエリーとしての優美さがリングに宿る。

相反する要素が出会い、そこに生まれるバランスが、唯一無二の個性を引き出してくれるのだと思う。

 

その先にある理想のようなものを、海の向こうに暮らすお二人とは共有しているような気がする。

 

アトリエに届いた、秋の知らせ。

いただいたカボチャは、このまま大切に取っておきたくなったけど 笑

 

カボチャは少し大きめに切ったものを、鶏肉と一緒に重たい鍋に入れた。軽く塩だけをして、重たい蓋を乗せ弱火で時間をかけて火を通す。

カボチャから水分が出てきたところで、醤油をひと回しし、また蓋をしてさらに十分ほど弱火にかけた。

 

火を切り、予熱で数分馴染ませたのちに蓋を開け、木べらを使い大きく天地を返すと、ちょうど良い塩梅に煮切れている。

カボチャから出た水分でじっくり煮込むと、じんわりと甘く、ホクホクと出来上って美味しい。

 

気がつくと、日没がだんだん早くなってきた。

それでも、深いブルーとオレンジに包まれるこの時間は、この季節だけの特別な美しさだと感じる。

 

ご結婚30周年を記念する指輪作りも、折り返し地点を過ぎたところだ。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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