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屋久島の海に月の道を見た_次の朝始まった結婚指輪作り

屋久島の満月 月の道 海

月の満ち欠けや雲の具合、風のコンディション、季節、時間帯など、様々な条件が重なり合う時、

今夜はもしかすると、綺麗な夜空に出会えるかも。

空を読める日が稀にあって、

そのような日は夕方ごろから少しそわそわとしてしまうんです。

 

昨夜はまさにその一日で、

海にかかる月光の道を眺めながら

ともだちと心地よい時間を分かち合うことができました。

 

月を眺めていると、不思議と肩の力が抜けてゆき、

まるでリュックの中にしまっていた荷物を全部置いたみたいに、フットワークが軽くなった。

さあ、新しいジュエリーが始まるぞ!

ワクワクした気持ちで今日を迎えました。

 

マリッジリングの制作風景 作業台 プラチナリング2本 屋久島でつくる結婚指輪

屋久島で作る結婚指輪。

次なる制作が始まりました。

 

こちらはもう随分と前から、お二人と打ち合わせを重ねてきたマリッジリングのデザインで、

こだわりの素材を組み合わせた地金を準備して、

リング状につなぎ合わせ、

ここからいざヤスリを使っての形成作業を施すこととなりました。

 

いやいや、ここまでホント濃密な時間でした。

細かい打ち合わせを、北海道と屋久島でやりとりいただいたので、一緒にイメージしてきたものがいざカタチになると思うと、とても感慨深いです!

なかなか慣れない作業にお付き合い頂きましてありがとうございました!

 

ここからはわたしの番ですからね。

素敵なジュエリー作りますので、楽しみにしていて下さい。

 

オーダーメイドの結婚指輪 制作途中 プラチナリング 

まずはレディースの方から。

シンプルなプラチナ素材を粗いヤスリでガリガリと削り出してゆきました。

最初だけ寸法取りますが、ここからは手の感覚に頼って進みます。

 

目には見えなくて、心だけに響くほどの微細な調整ができてしまうから、手の感覚ってすごい。

 

すっきりと細く、なおかつ重厚感を感じられるように。

ここにしかないジュエリーを作りたい。