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屋久島 春の花としずくギャラリー。 今日のネコについて。 ラウンドシェイプ、シャンパンゴールドの結婚指輪。

屋久島しずくギャラリー 春の花満開  屋久島花とジュエリーと

朝、しずくギャラリーで待ち合わせましょう。

庭仕事を手伝ってくれている友人と約束して、

ギャラリーに到着すると、

春の花が満開で、心がふわーっと広がる思いがした。

芝生にゴロンしてのんびりとかもアリになっている!

道端にネコ 屋久島日々の暮らしとジュエリー

今日は芝刈りでもして、そのあとはゆったり過ごそうかなと

自由な気持ちでいた時に、

あ!

ネコに先を越されていた。

 

あたたかくなると、

ゴロンで賑わうようにもなるのですね。

道を歩けば花を摘んだり、

タケノコを掘ってみたりと

のんびりムードのこの頃。

皆さま、この週末はどんなご予定ありますか?

 

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

k18 champagne gold

 

さて、アトリエです。

 

朝のギャラリーの春や出会ったネコのことを思い出しつつ、

メンズのリングの造形を始め、鉄鋼ヤスリ一本を片手に、

お二人とともにイメージを作り上げた、

有機的な風合いを感じるアウトラインを作り進めた。

柔らかな曲線となるように、手の中で包み込むように作り上げてゆこう、

というのがわたくしの中にあるテーマでもあります。

 

今年の初め、一月のことだった。

お二人が暮らす日本海にある諸島からメールが届いた時、

彼と彼女が

「シンプルでまるみ(あたたかみ)のあるデザインが好きです。
有機的な質感で。」

と伝えてくれた。

 

さらに、

好きなお料理のこと、コーヒーのこと、島暮らしのことも

書いてあって、それがここ屋久島の暮らしととても近しく感じられて、

嬉しくなった。

 

海と空のある暮らし。お二人の時間に溶け込むような指輪を作りたい。#オーダーメイド#結婚指輪

 

 

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 紙やすりと指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

鉄鋼ヤスリを置いて、

途中、熱いカフェオレを作って、パンを焼いて食べてから、

紙やすりに持ち替えて造形を再開し、

一日の終わりには目指すアウトラインが現れた。

 

この柔らかなアウトラインはお二人の島暮らしにフィットしてくれるに違いない。

ラウンドシェイプ、シャンパンゴールドの結婚指輪。

あとひと磨きすると、たった一つの、お二人だけのジュエリーが生まれてくる。

 

屋久島の月見草 朝の木漏れ日 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

祈りのように見えた、朝の月見草。

皆さまの明日が素敵な時間に包まれますように。

今日もここに来ていただきましてありがとうございました!

 

 

海と空のある暮らし。お二人の時間に溶け込むような指輪を作りたい。#オーダーメイド#結婚指輪

 

屋久島の山々、朝の空 屋久島日々の暮らしとジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

もう10年を過ぎたが、島に暮らすようになって、

空や海、月の具合を毎日確かめるようになった。

今日は朝の空が、また新しくなっていた。

 

偶然のような、必然のような、

朝チェックしたメールボックスには

「そちらの空はいかがですか?島を離れても気になってしまって。。」

そんなメッセージが入っていて驚いた。

遠く離れた場所と屋久島に、ジュエリーを介して、

細いように見えるけれど確かなつながりを感じた一日の始まり。

屋久島春の花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ

数日間続いた雨が上がって、庭では大好きな花が一斉に咲き始めた。

もっとも、同じ花が同じ時期に、毎年咲き続けているのだけれど、

今年もまたフレッシュな気持ちになれたことは変わりなかった。

 

アトリエの庭 月見草と猫 屋久島日々の暮らしとジュエリー

あたたかくなると、ネコもやってきた!

気持ち良さそうな場所だけ、

好きなことだけを選んでスルリと動く様を眺めていると

なんだか緩やかな気持ちに包まれますね。

オーダーメイドマリッジリングの制作過程 ジュエリーのアトリエに指輪  手に持って ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

あらかたの造形を終えたシャンパンゴーリドのリングは

丸く、柔らかな曲線に包まれていた。

曲線はリングの内側から表面まで、途切れることなくスムーズに続いている。

リング自体はとても細身ではあるが、

手に持ってみるとゴールドの程よい重さが感じられる。

荒い紙やすりで削り落とした表面がキラキラと輝いていて

シャンパンゴールドの、黄昏時のような色彩に覆われていた。

 

 

 

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作過程 ジュエリーのアトリエに指輪  手に持って ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

紙やすりを次々と細かい番手にシフトしてゆき、

リング全体が滑らかになるまで磨き上げた。

奥に見えるのはメンズのリング。

こう見るとかなり削り落としたことになる。

 

全てが手作業による造形で、

今作っている指輪は、今ここにしかない、というのが

オーダーメイドジュエリーで一番特徴的なところである。

気がつけばその、何事にも代えがたい作業に夢中になっていた。

 

同じラウンドシェイプのリングでも、

お二人の暮らしやスタイルに合わせてお作りすると、

オリジナルな指輪が生まれてくることに、いつもながら驚かされています。

そういえば、お二人はこちらと同じく、島暮らしをされているので

空や海の具合を確かめるように過ごされているのかなあ。

やっぱりネコもたくさんいるのだろうか。。

 

 

海と空のある暮らし。

その時間に溶け込むような指輪を作りたい。

 

焼きたてのパン 手のひらに乗せて 屋久島日々の暮らしとジュエリー

 

今週もあと少し。

ゆっくり行きましょう。

今日もブログに来ていただきましてありがとうございました!

結婚指輪はお揃いが素敵。屋久島 春のヒカリ、シャンパンゴールド、お二人の言葉 

屋久島春の花々 光に包まれて 花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ 

春の光が気持ちよくなるにつれて、

ついつい地べたにゴロンとして小さな草花を見上げたい、

という衝動に駆られます。

 

その植物の中でも

名前も知らないし、野草的なポジションとされている花々が

結構好みだったりするのです。

 

 

屋久島春の花 クローズアップ 花とジュエリー オーダーメイドジュエリーのモチーフ 

 

春のヒカリ。

カラフルで、毎日が新しい。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

シャンパンゴールドの角ばった線を

グイグイと丸め、その両はしをしっかりと繋ぎとめる。

アトリエでは2本のリングを作りました。

 

細くて繊細なスタイル。

ラウンドシェイプ。

シャンパンゴールド。

柔らかさを感じる有機的なアウトライン。

というエッセンスが、お二人の指輪に、

お揃いで凝縮されることになっているのです。

 

結婚指輪は、お揃いが素敵です。

 

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 手に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

これからアウトラインを造形する指輪。

それと、お二人にいただいたお手紙。

作業をするときにお二人の言葉を読み返すと、

心のずっと奥の方にグッと響きます。

この響きを保ちつつ、お二人の指輪を作り進めるとしたら、

どれだけ満ち足りた時間が生まれるのだろう。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪、ヤスリの上 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

大きく削って。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 指輪をやる利で削る風景 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

柔らかく削って。

 

これははるか昔からずっと変わらないジュエリー作りの手作業です。

 

シャッシャッと削り出していたら、窓の向こうから犬の鳴き声が聞こえてきたり。

この指輪作りがまだまだ続くとしたら、どれだけ素晴らしいだろう。

 

 

 

柔らかいようでいて、弾けるような。素敵な輝き見つけた!シャンパンゴールド 結婚指輪作り。

屋久島の雨 しずく 月見草 クローズアップ 屋久島雨とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ no2 屋久島の雨 しずく 月見草 クローズアップ 屋久島雨とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ no3 屋久島の雨 しずく 月見草 クローズアップ 屋久島雨とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

カーブする波と水しぶきに見えた、月見草に雨の雫。

 

屋久島は、ゆうまでもなく雨がよく降る。

特に春先から梅雨時、夏の台風シーズンにかけては

信じられないほどに長く、激しく降り続けるという、

おそらく日本ではとても珍しいところである。

 

そして、

屋久島の雨にはなぜか豊かな叙情がある。

雨の多さのために多様に育った植物たちと、セットとなって世界を彩っている。

 

今日の屋久島は雨降り。

アトリエに佇んで新しくジュエリーを作り始めるには

ちょうど良い一日だった。

 

オーダーメイドマリッジリングの素材 シャーレの中手に持って 奥に屋久島の月見草 ゴールド 屋久島でつくる結婚指輪

18k champagne gold

 

結婚指輪を作る際によく使う素材として、

18kシャンパンゴールドと呼ばれる金属があり、

その質感、色調に

わたしの好きな世界観がよく現れている。

 

金属は土から生まれたものであって、有機的な質感を感じることができるのは

ゴールドもまた変わりがない。

シャンパンゴールドはその風合いを特に感じることができて、

お二人もまた、同じようにその雰囲気を好きでいてくれたのだろう。

遠く離れた場所と場所で、小さな共感が生まれて、

ここからまた新しい指輪が生まれようとしている。

 

オーダーメイドマリッジリングの素材 ジュエリーのアトリエ ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

アップで見てみると、

色が本当にシャンパンのようで、、ゴクリ。

光が当たっている部分が弾ける泡のように明るかった。

 

オーダーメイドマリッジリングの素材 ジュエリーのアトリエ  手に持って ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

手のひらに乗せてみた。

肌なじみ、とても良いです。

肌なじみが良いのは、シャンパンゴールドの色調が落ち着いているから。

でも、その中にもゴールドのキラキラきらびやかさを

しっかりと感じられるのが素敵なところで、

シャンパンゴールドの指輪をつけていると、

ふとキラリ輝きに出会って、ドキッとする瞬間が訪れるだろうと思っている。

柔らかいようでいて。弾けるような。

それは雨が降って現れる、雫の輝きに近しいのかもしれません。

 

気になるデザインのこと、サイズのこと。 遠方より結婚指輪のご相談をいただいたお二人に お届けするサンプルリング

結婚指輪のサンプルリング、ケースの中、屋久島の花々バック ゴールド、シルバー、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

海を渡る前のサンプルリング

 

遠方より結婚指輪のご相談をいただいたお二人に、

実際に指輪たちを手にとって見ていただきたい。

そう思い、

サンプルリングをお送りする準備をしていました。

 

サンプルリングはメールで伺った

お二人のお好みのデザインや、

気になる素材のリングを揃えました。

 

結婚指輪のサンプルリング、pcの上、屋久島の花バック ゴールド、シルバー、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島でつくる結婚指輪

今日のラインナップはこのようでした。

右側、上から下に。

 

しずくの指輪 18k yellow gold, platinum,diamond

One Drop Ring k18 yellow gold, diamond

叩き模様のリング wave sv950

叩き模様のリング  sv950

 

こちらは結婚指輪と婚約指輪の組み合わせを

ゴールドで作った実物のジュエリーと

シルバーのデザインサンプルで見ていただくことに。

 

 

そして左側は素材サンプル。

プラチナ、シャンパンゴールド、イエローゴールド。

白色系の素材をリクエストいただいた彼にはプラチナを

彼女にはゴールドのカラーバリエーションをお試しいただきたく、

2種類のゴールドを用意いたしました。

 

 

 

「ケイさんに指輪を作って欲しいのです!」

彼女からお電話をいただいたのは、つい先日のことでした。

「細身のリングが好みで。しずくのデザインも大好きだけど、お仕事で手作業が多いので、すっきりとしたデザインの方が良いのでしょいうか?」

 

彼女とお話して浮かび上がってきたのは

日々のお仕事や暮らしの一部となるような、

いつもの時間に穏やかな喜びを与えてくれる指輪の印象だった。

 

「あとはリングサイズもどのサイズがよいか気になっています。」

サイズ、確かに気になるところです。

そんな彼女に返したわたしのメッセージ

「サンプルリングや動画のやりとりなどで

微妙なサイズ感まで調整させていただきますのでお任せください!」

 

 

サンプルリングをお送りする準備を進めていると、

お二人に作る指輪のイメージが浮かび上がってきて、

どうしよう。

始まったばかりなのに、もう楽しくなっていることに気がついた。

しずくの指輪は婚約指輪として、

シーンに合わせて重ね付けするのも良いかもしれない。

ここに新しい指輪が生まれ始めたことを知り、喜びをさらに深くした。

 

屋久島の月見草 たくさん、木漏れ日 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

アトリエの庭は春の空気に包まれ、

そこにいるだけで世界から祝福されているようだった昼下がり。

 

 

結婚指輪のサンプルリング シルバー ジュエリーのアトリエ 屋久島でつくる結婚指輪 幾何学模様デザインのマリッジリング 

午後からはさらに、

もう一組のお二人のために

このようなサンプルリングも仕上げました。

 

お二人とはここまで長く打ち合わせを重ねてきて、

いよいよデザインが決まり、

本番を作る前にシルバーで同じデザインのサンプルリングを作って

お試しいただくことになったのです。

 

お花のような、幾何学模様のような。

お二人のために作った指輪の中に、

大好きなガウディー的なエッセンスが不意に現れてきて、

嬉しさのあまり震えた!

 

指輪を頼んでくれたお二人がいて、

わたしの時間があって、

お二人のリクエストがあって、

わたしのスタイルがあって、

互いが出会うことって奇跡のようなことなのかもしれない。

そう考えると、

こうして生まれてくる指輪たちのことが

いっそう愛おしく感じられます。

 

 

アトリエにあるサンプルリングをお試しいただいて、

デザインや素材の相談をして、

デザインが決まったら

お二人のためにサンプルリングをお作りして、

いつもこのようなペースで進んでゆく結婚指輪作り。

とくに主だったマニュアルや決まりごとがないのが屋久島流であります。

お二人のスタイルに合わせて、お二人だけの指輪をお作りさせていただきますね。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

 

屋久島の竹林 見上げる構図 屋久島日々の暮らしとジュエリー

作業の合間に近所の竹林に出かけ

屋久島の林にタケノコ 屋久島日々の暮らしとジュエリー

春の恵みを頂いた日。

今日も屋久島ありがとう。

 

タケノコは土からちょこっと先端が顔を出すくらいが

柔らかくて美味しいのですよね。

タケノコと鶏肉たっぷり入ったカレーライス。

出会った瞬間に思い浮かんだのは

夕飯のメニューでありました。

 

オーダーメイドの流れ編

[オーダーメイドの流れまとめ]屋久島より、海をこえて結婚指輪お届けします。

屋久島 今日のフラワーライフ。ダイヤモンドをリング全体に散りばめる、というスタイルについて。#婚約指輪#制作編

屋久島春の花で花束を 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

今日の始まりに、お隣さんより抱えきれないほどの花束をいただいた。

たくさんの色、たくさんの香り、

全て、いま、屋久島で、お隣さんが大切に育てた花々だった。

カモミールティー 屋久島春の花々越しに 屋久島花とジュエリーと

お隣さんはお花、ハーブをそれは美しく育てているプロフェッショナルで、

日々の暮らしを拝見していても、お花の溶け込み具合が半端ない。

たとえば、こんな具合。

「この花はたべれるやつ、サラダに入れて。これは花をお茶に浮かべて。これはハーブバターなんかが良いかもよ。」

それぞれのお花に詳しい説明をつけてもらい、

わたくしも早速カモミールをお茶に浮かべていただきました。

 

ゴールドリング 手に持って しずく 屋久島の雨モチーフ 屋久島でつくる結婚指輪

ダイヤモンドジュエリーのスタイルとして、

一つは小さなダイヤモンドをリング全体に散りばめる、というスタイルがある。

この場合、センターをとって左右均等に、というのではなく、

全体で一つとなるような、オールオーバーのバランスとなる。

 

全体で一つとなるようなデザインだから

どこから見ても石が見えるようになっているので、

リングがくるくる回っても大丈夫。

むしろ、くるくる回したくなってしまうのです。

 

石を何個セットしようか、

と思い巡らせるのも楽しい時間として流れてゆく。

これもオーダーメイドのジュエリー作りならではのことだろう。

しずくとリングが一つになった指輪を手に持って、

小さなしずくの一つ一つにセットするダイヤモンドのことを考えていた。キラキラ。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

磨き作業を経て、少しずつ綺麗になってきた。

 

リングの上半分に置かれた重心が

もう少し、ふわーっと広がるように、

さらに装飾を加えてゆくことになっていますが、

ここで、いったん作業を止めて、

結婚指輪作りにバトンタッチすることにいたします。

 

婚約指輪があって、結婚指輪が2本あって。

そのお揃い感、集まって一つの素敵さが、わたし達をオーダーメイドの指輪作りに惹きつけているのかもしれません。

 

雰囲気を重ね合わせながら、作業を進めてゆきますね!

 

屋久島のコデマリ 奥に見える、屋久島しずくギャラリー 屋久島花とジュエリーと

さて、こちらも花盛り。

明日は土曜日のしずくギャラリーです。

わたしも一日ギャラリーにおりますので、

屋久島にいらっしゃる皆様はぜひ遊びにいたしてください。

 

みなさまどうぞ素敵な週末を!

素敵なフラワーライフを!

石楠花公園で春を満喫。 今日は夢の続きの中で婚約指輪を作っておりました。

木々の向こうに見える屋久島の清流 屋久島日々の暮らしとジュエリー

屋久島は栗生地区、

まるで昔話に出てくるようだった、クラシックな集落を通り抜け、

エメラルドグリーンの清流を横目に10分ほど歩くとたどり着くところ。

石楠花公園に行ってきた。

屋久島のシャクナゲ 木漏れ日 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

公園の中はピンクに白に、春爛漫!

むせかえるほどの甘い香りに包まれて。ああ。。

 

その素敵なフィーリングは今日になってもまだ続いていて、

夢の続きの中でジュエリーを作っておりました。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

1.5mmの細い線を使って、繊細に造形したゴールドのリング。

鉄鋼ヤスリから紙ヤスリへと、少しずつ番手を細かくしながら磨き上げてゆくと、

滑らかなアウトラインが現れた。

 

場面2 指につけて オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

わたしの小指につけてみると、

こんなにも繊細。

なのに、

しっかりとした重さを感じられるのはゴールドという素材のなせる技なのだろう。

硬く頑丈な質感と仕上がっているので、

これは毎日つけていただけるぞ!

確かな手応えを感じることができた。

場面3 金の粒とリング オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

そして、

作業は新しいフェーズに。

大小、金のつぶつぶを作りました!

 

今回のリングは大好きな雫シリーズとなるのですが、

お二人とデザインのお話を進めるうちに、

今までになかったスタイルの造形がポン!と浮かび上がってきて、

その瞬間、サンプルを作るために作業机に向かっていたほど

夢中になっているこの指輪作り。

新しいチャレンジにワクワクしています。

 

 

しずくのような、海の泡のような。

少しずつカタチ作られてくるリング作業台の上に眺めつつ、

いつもどこかで水の音が聞こえてくる島の暮らしのことを、茫々と思った。

 

 

 

遠いのに、近しい繋がりを感じました! 島と島、水を感じるデザインの婚約指輪[制作編]

アトリエの生垣に、ちらほらとハイビスカスの花が咲き始めた。

屋久島のハイビスカス クローズアップ 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

強い赤、ピンク色、薄ピンク系、黄色、

一つの花の中に多様な色彩を眺めつつ、

島に訪れた賑やかなシーズンのことを考えていた。

 

屋久島の藤の花 クローズアップ 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ 

今日は

紫にちょっとだけ黄色、

なんかも佳かった。

 

さて、アトリエです。

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

18k yellow gold , 1.2mm wide

 

昨日準備したイエローゴールドの細い線を

プレス機にかけてさらに細くして、

火を当てて柔らかくし、くるりと巻きつけて

繊細なリングを作りました。

 

リングの幅は約1.2mmとかなり細いものではあるけれど、

ここから形成を加えて、さらにスリムなアウトラインを造形することになっている。

 

角度2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

こちらは婚約指輪となるリングで、

声をかけてくれたお二人と話し合って生まれてきたイメージは

結婚指輪と一緒につけていたいということ。

いつもの時間も、特別な時も、できれば長くつけていたいということ。

島で暮らすお二人のリズムに合うデザインであること。

 

そうなんです。

お二人は本州よりさらに北側に海を渡るところ、

日本海側の島に暮らされているという。

調べてみると、

米子からフェリーで3時間ほど。

諸島全てを合わせると、面積は屋久島よりも少し小さく、

人口は屋久島よりも少し多かった。

 

お話をしていると、

台風時にはフェリーが欠航したりすることで盛り上がったり笑

美味しい水が豊富だったり、

屋久島とどこかとても似ているところを感じずにはいられなかった。

 

そんな風に不思議な繋がりを感じる中、

「そうだ。海を、水を感じるデザインの婚約指輪をお二人にお作りしたい。」

今回の婚約指輪のデザインが思い浮かんだのは

とてもとてもスムーズな出来事だったのです。

 

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪、鉄鋼ヤスリ、削り中 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

リングの表面を鉄鋼ヤスリでガリガリと削り落としています。

 

さらに繊細なアウトラインになれば、

結婚指輪と一緒に毎日つけていられるだろう。

 

細くて、頑丈に。

装飾的であり、つけやすい。

相反するエレメントがシーソーのようにバランスを取るときに生まれる、

素敵なジュエリーをイメージしています。

 

 

 

 

屋久島の筍 屋久島日々の暮らしとジュエリー

今日の春。

 

大阪から帰ってきて朝市場に行くと、今年初のタケノコが並んでいたので、

迷わず手に取りましたっ!

 

皮をむいたり、アクを抜いたり、色々手間がかかかるけれど、

この季節は無性に食べたくなるのですよね!

タケノコ料理はどちらかというとあっさり系で、

通っぽく上品な味わいのお料理をイメージしがち。

でも、

お腹が空いてガッツリ食べたいのです!ということあると思います。

そんな時はぜひ、こちらを試してみてください。

今日も作った超簡単料理です。

 

ヤングタケノコ丼

・アクを抜いたタケノコを細かく一口サイズに切る。

・豚ロース肉を細かく切る。

・フライパンに少し多めのごま油をひいて、タケノコと豚肉をざっと炒めて塩胡椒。

・火が全体になじんだところで、醤油をジャッと回し入れて、ぐるぐるとフライパンを回し混ぜます。

・炒め終わったタケノコ、豚肉を、ご飯の上に盛って出来上がり。

その上から、えっホント!というくらいたくさんの海苔をふりかけて、どうぞ召し上がれ♪

春。春のジュエリー作り!婚約指輪に始まりのイメージを感じました。

屋久島の春も、花たちも勢いがスゴイ。

でも、お花畑でのんびり過ごしましょう、とはなかなか言えない。

静かな島暮らしに見えて、

この季節は、とても力強い躍動に満ちているのだ。

 

 

屋久島の月見草 満開 屋久島花とジュエリー

帰ってきたら満開だった庭の月見草。

足の踏み場もないほどで驚いた。

まだまだこれから咲きそうな予感たっぷりで、

朝の風を受けて大きく揺られていた。

藤の花 見上げる構図 木漏れ日 屋久島日々の暮らしとジュエリー

見上げると藤の花が!!

大阪に行くまでは全然気配もなかったのに!

ボコボコと何ふさも花をつけていた。

近づいて写真を撮ろうとすると、そこには先客の大きなハチがいて、

邪魔しないようにそっと木陰に潜り込んでカメラを構えるのも1年ぶりの事。

屋久島の黄色い花 屋久島花とジュエリー オーダーメイドマリッジリングのモチーフ

ぱかっと手のひらを広げるようなスタイル。

放射状に花びらをつける花。

小気味好い躍動感。

まぶしくて黄色い光。

 

新しい季節であります。

 

そして、アトリエでも新しいジュエリー作りが始まりましたよ!

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪の素材 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

イエローゴールドの細い線。太さ1.5ミリ、長さ120ミリ。

これから始まる制作のために素材を準備して、

机に向かうと、

久しぶりに平たい心持ちに包まれた。

 

この細い線1本からエンゲージリングを作り出してゆきます。

 

場面2 オーダーメイドマリッジリングの制作風景 ジュエリーのアトリエ 作業場に指輪の素材 ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

k18 yellow gold

 

このシンプルな線が複雑な造形へと変化するのです。

素材がここにあって、

無限にある可能性の中から1つのジュエリーが出来上がる。

イメージの力ってホント凄い。

 

イメージがいよいよカタチになる瞬間は何事にも代えがたく感動的で、

お二人とここまで長く続けてきたお話から、

今、ここにしかないジュエリーが生まれてくるはずだと、強く思った。

 

春。

春のジュエリー作りです。

始まりのイメージが、これから訪れるお2人の時間と重なりますね。

フレッシュな春の勢いとともに作りたい。

 

ケースの中にバラのネックレス シルバー その奥に屋久島のツツジ 屋久島でオーダーメイドジュエリー

こちらは、これから海を渡るネックレス。

こうしてケースを開けた時、

お花のジュエリーが現れて、

お花を受け取った気持ちに包まれると素敵だなあ。

そんなワクワクを感じていた午後のひととき。