ツワブキの開花も終盤となり、
2019年の始まりまであと二週間。
今年あった色々に想いを馳せたり、
あるいは
師走ムードでそれどころでなかったり、
みなさまいかがお過ごしですか?
こちら屋久島サウスは例年よりもずっと暖かい冬で、
太陽の日差しを求めて、ついつい日向ぼっこしてしまうほどなんです。
ちょうど今日は出来上がったばかりのリングがあったので、
そのリングを庭に持ち出して太陽の下で眺めていた。
指輪の名前はwave ring
ときには
海リングと言いまして。
緩やかな波のカーブをそのアウトラインに表現いたしました。
大好きな海のリズムをカタチにしたかった!
細いところがあって、しっかり太い部分があって、
繰り返す波のリズム。
眺める角度によって表情が新しくなるので、
ついつい手の中でクルクルしてしまう。
wave ring in platinum
このリングは表面にいつものマット仕上げを施したものでありますが、
「マット仕上げもナチュラルで良いけれど、
もう少しキラキラと輝いて欲しい。
でもギラつかない方が好みです。」
デザイン作りのお話の中で、お二人からそんなリクエストをいただいた。
「では、イメージにぴったりの仕上げがあります!」とわたくし。
「紙ヤスリを使って一番細かい番手まで手磨きで磨き上げるのは如何でしょう?
そうすると指輪が丁寧で柔らかな輝きに包まれます。」
そうして生まれた質感がこちら。
柔らかなキラキラ。
マットなのにキラキラしているはなぜだろう。
輝いているのに、落ち着いているのはなぜだろう。
手作業の生み出す不思議であります。
カジュアルは大好きだけど、
ちょっと特別な日にキレイ目のカジュアル服を着て出かけたい、
そんな時ってありますよね。
このピカピカ仕上げもそのような心持ちにぴったりだと思う。
結婚を祝う艶やかさは欲しい!
そう思った時は、
“手磨きでピカピカ仕上げ”
あるいは
“マット仕上げと鏡面仕上げの中間”
とリクエストください。
さて、
お二人のリングはここからさらに一工夫ありますが、
作業はここでひと段落。
完成編はもう少し先のお話といたします。
出来上がりをどうぞお楽しみに!
最後に短い動画をここに置いておきますね。
みなさまもあたたかい冬をお過ごし下さい。
今日もありがとうございました◎
wave ring in platinum from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
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ラウンドシェイプ、プラチナ結婚指輪 普遍的+個性的なスタイルとは? 屋久島旅の出会いと結婚指輪作り。屋久島サウス“珈琲はまゆ”さん。
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