昨日の夕方訪れた海の印象がすごくって、
朝起きてもまだ柔らかな余韻に包まれてた。
海で見る色にも、里で見る色にもエッジが効き始めてきたからか。
とにかくここ最近はいよいよ夏がやってくるのを感じていて、
新しい季節にワクワクしつつの、
今日もジュエリー作ってました。
18k yellow gold
お祖母様から受け継いだプラチナリング のダイヤモンドを使ってリメイクする婚約指輪作りも終盤へ。
作業机に向かい、ルーペ片手に少しずつ磨き上げの工程進めながら、
いつもよりも長い時間や家族の繋がりを感じていた。
時間を遡り、同じ素材を分かち合うことができるのはジュエリーの素晴らしいところだと思う。
いよいよその造形がひと段落したところで、
外の光の下で眺めようと庭に持ち出してみることに。
連なるゴールドの輪っかを朝の光が通り抜けて
一層軽やかに感じられた指輪。
今を感じる軽やかなスタイルを追求したくて、
デザインのイメージや受け継ぐ素材を彼女と何度もお電話で相談してきたので、こうして初めて出来上がりの予感を得ることができたのが嬉しかった。
そして、これからダイヤモンドをセットしてゆくのだ。
そう思うと、ドキドキ、さらに鼓動が早くなった。
そして、今回の指輪作りでもう一つ楽しみにしていることがありまして。
指輪を頼んでくれた彼と彼女が、今月末に屋久島に来ることになっているんです!
出来上がったばかりの婚約指輪と
これからつくる結婚指輪をしずくギャラリーでお渡しできるなんて。
夏もすぐそこまでやってきているし!
ダイヤをセットして出来上がるリングはそれまでのお楽しみにしよう。
しずくギャラリーでリングの入ったケースを開く瞬間をイメージすると、
始まりのフィーリングいっぱいに包まれた。
制作編
始まり編