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エメラルドの個性に導かれるように。オーダーメイド、一つだけのリメイクジュエリー作り。屋久島、制作編

一度スルーしてしまい、思わず目を疑ってしまった、キュウリがこんなにも大きくなってきた。

当たり前のことなのだけど、種から数ヶ月を経て、野菜が育ってくるのは小さな奇跡のようだなあと。感動的です。

そういえば、気温が高すぎるのか、キュウリが大きくなりすぎることが多い土地柄なので、気をつけていかないと。なんとも蒸し暑い、屋久島サウスの朝。

今日は久しぶり、アトリエの菜園情報からです。

こちらは安納芋。

ねっとりと甘みが強く、際立つ個性の安納芋はそのままおやつにして頂きたい。

おとなり種子島、そして屋久島では名産品でもあります。

そしてこちらが紅はるか。

オールラウンド、優等生の紅はるかは欠かせない。

焼き芋だって、煮物だって、サラダも、ポタージュスープも、混ぜご飯だっていけてしまう。

収穫まで100日ほどと少し長い期間になるけれど、この土の下で日々休むことなく、ダイナミックに生き続けているのだから、植物というのはホントに凄い。

日々休むことなく、ダイナミックに。

オレもがんばっていかなくっちゃ。

 

さてさて、今日の作業場です。

こちらも緑色の奇跡。天然石もまた、この大地が生み出した奇跡のようだなと思う。

南米からだろうか、アフリカだろうか、いつの年代だろうか、受け継がれる石を手にするロマンがある。

 

大切なエメラルドとダイヤモンドをお預かりして、日々の暮らしの馴染むようなスタイルに、リメイクのジュエリー作りを進めています。

美しかった屋久島にありがとう。プラチナ×ダイヤモンド、今日のリメイクジュエリー制作記。夏のチョウチョたちを眺めつつ。

小さくて美しいものがやっぱり好き。

とにかくルーペとピンセット、あとは糸鋸に鉄鋼ヤスリ、手作業のスローな時間が流れている。

 

エメラルドをセットする石枠はシルバーで作っています。

今回は何度も試作を重ねる必要があったので、一旦シルバーで完成まで持って行きながらの→鋳造という過程をへてプラチナの石枠が出来上がる予定。

 

この時点ですでに嬉しくなっていて 笑、エメラルドを重ねて出来上がりの雰囲気をイメージしています。

エメラルドはその内部に多く含むインクルージョンの影響で、唯一の存在感があるのがいい。

そのオリジナルの個性に導かれるように作業の手を進めている。

シンプルに。石が浮き上がるような造形をイメージしながら。

 

おまけ

明太子は大きなやつを丸ごと一個入れました。

ほっこりふかしたジャガイモと、じっくりと炒めたためネギとともに混ぜ合わせて、

仕上げにオリーブオイルと塩胡椒、パルメザンチーズをたっぷりかけて。

お昼ご飯はタラモサラダといたしました。

 

こういう時、庭にイタリアンパセリがあると嬉しいものですね。

明日も小さなハッピー、ありますように。

 

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