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屋久島の雨とプラチナリング作り。静岡のお二人に届ける結婚指輪 、制作編

夏がやって来る前のひと休み。雨弱まりチョウチョも飛び交い始めた、屋久島サウスです。

梅雨ももうあと少しで終わりなのか。

お二人の指輪作りも折り返し地点を過ぎたことに気がついて、今をじっくりと味わうように作業机に向かっています。

 

 

さて、今日のアトリエです。

屋久島から海を越えて静岡に。お二人の結婚指輪作りは彼女のリングが完成したところです。

イイエローゴールド、スクエアシェイプ の結婚指輪。屋久島暮らしの中で感じるラインを思い続けている。

 

彼のリングはプラチナで。同じスクエアシェイプ のデザインを、お揃いではありながらもどこか骨太さを感じるように造形したいと思っている。

見た目や手触り感の柔らかさがあって、その奥に確かな丈夫さがあるようなバランスを探してゆこう。

作業台に準備したプラチナのリングと少し大きめの鉄鋼ヤスリ。あとは雨音の中、ただただ没頭するだけ。

まずはファーストタッチ。表面をじんわりと柔らかに削り落として。。

ここまで夢中で!一気に進みました笑 

ゴールドとプラチナ、同じ金属でも手触り感が違っているのですよね。手の中でくるくると遊んでしまう作業場のひと時。プラチナのマットな質感が気持ちいい。うん、あと少しだ。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

イイエローゴールド、スクエアシェイプ の結婚指輪。屋久島暮らしの中で感じるラインを思い続けている。

イエローゴールドで作ったスクエアシェイプ のリング。造形の終わったばかりの指輪を眺めながら、お二人と進めたデザイン作りの色々を思い出していた。

素材選び、お二人の時間、大切な思い。屋久島しずくギャラリーで春の結婚指輪相談会

 

ベースはできるだけシンプルに、ワンポイントの装飾を加えてスタイルを表現するような。そんなイメージで作り進めています。

 

雨の屋久島、結婚指輪作り。巡り会いの不思議にググッときながら作業机に向かっている。

 

様々な表情に出会えるのが楽しくて、手の中でくるくると回す。海や山々に囲まれた暮らしの中で感じる流れやラインを思い続けている。

 

さて、今日も雨の屋久島。

雨音がザーッと激しくなると、窓の向こう側をついつい眺めてしまう。なぜだかうっとり癒されるのです。

冷静になってみるとすごい音量だけど水の音はどれだけ聴いても気にならないものだなあ。

一瞬、雨の止み間に庭先に出て浜木綿をチェックしてからの、

アトリエでは次なるジュエリー作りです!

プラチナの素材をくるりと曲げてリング状に造形しています。

2.8mm幅としっかりボリュームは、彼の指輪となるもの。春のギャラリーでお会いした日が懐かしい。

いつもの作業ではあるけれど、火を扱っていると心落ち着きます。プラチナを扱うときは1500度ほどの高温で。画像で見ても眩しく感じるかな。

さあ、リングが出来上がった。ここからはお揃い感持たせて仕上げていこう。彼のリングも彼女と同じスクエアシェイプ で。

 

屋久島でつくる結婚指輪

 

おまけ。

庭の菜園状況です。

最近はミニトマトが良い感じに色づいてきて、毎朝の収穫が日課になっています。

ミニトマトは朝の食卓に添えて丸ごとカプリといただくのがお気に入り。

ミニトマトの付け合わせ?でサラダもよく作りますので、今日は最後に新作レシピを置いておきますね。

皆さま美味しい1週間を♪

素敵なジュエリーライフを♪

“切り干し大根と人参のツナサラダ”

 

切り干し大根は前日から水で戻しておくと塩梅が良いです。

人参は細かく刻んで生のまま。

ツナにはマヨネーズ、梅干しを叩いて混ぜておいて、

刻んだ人参、切り干し大根とざっとあえましょう。

最後にゴマを。うそ!っていうくらいたっぷりかけて出来上がり。

 

ツナの代わりに蒸した鶏肉を細かく裂いて混ぜると絶品だろうなあとイメージを膨らませています。

ツナはなくても野菜だけでも美味しいので、気になった方はぜひ!

プラチナとアメジストで作りました。アジサイのネックレス、2020年7月 屋久島

雨の続く屋久島です。

今年もしとしと雨音に耳を傾けながら、アジサイのジュエリーをつくることができた!

 

今シーズンはいつものアジサイのデザインを、オーダーメイドで素材を選んでお作りしたのが素敵な思い出になっています。

オーダーメイドで作りました、アジサイのネックレス。屋久島の6月を、感動をジュエリーに。

 

屋久島の雨の季節は何と言ってもアジサイが情緒的で、散歩道で、ドライブをしながら色とりどりを味わうのがお気にり。

島をぐるりと飾るブルーやマゼンタ、ピンクや水色に魅せられては、その感動をジュエリーに表現したくなる。

 

 

そして最後に、出来上がったばかりのネックレスを色とりどりのアジサイと一緒に眺めてみよう。

アジサイのネックレス

 

プラチナとアメジストで作りました。アジサイのネックレス、2020年7月。

アジサイの花は集まって一つ感が美しい。

ジュエリーも3つの花を重ね合わるように作りました。ゆらゆら。

 

庭に咲いたアジサイの上にそっと置くと、ちょうどアメジストの色合が花の色合いにマッチしていて。約1.5cmほどのその小ささにも目を惹かれました。

手に取ると、プラチナの重みが心地よい。

角度を変えると花びらが動いて、ゆらゆら重なったり、ふわりと広がったり、アメジストがキラリと輝いたり、また違った表情が見える。

 

今年もまたつくることができて、ありがとうの気持ちでいっぱいになった。島を飾るアジサイをかたどったネックレス。季節や自然を感じて纏うジュエリーが愛おしい。

 

 

こうして動画に収めると、場面の一部なのだなと思う。庭のアジサイと一緒に収めた短い動画です。ジュエリーはつけていてもそうだけど、手にとって眺める時間も幸せだなと気がつく。

アジサイ好きの皆さま、

自然好きの皆さま、

アメジスト好きの皆さま、

屋久島好きの皆さまも、

たくさんの方々に手にとっていただけると嬉しいです。

 

 

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