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山茶花とイエローゴールドとプラチナと。色鮮やか、屋久島冬の結婚指輪作り。

なんだか急に寒くなってきた、冬の花も元気に咲き始めている屋久島サウスです。山茶花にツワブキに、ポンカンもタンカンも!寒い季節を色鮮やかに飾ってくれるのが屋久島流。フリースを着込んでぽかぽか暖かな島の冬に心を躍らせながら。

アトリエでもプラチナとゴールドの輝きに包まれていてうっとり。屋久島から大阪のお二人にお届けする結婚指輪はコンビネーションのデザインで作っている。緩やかな波のリズム。

波のリズム、森の色、自然の息吹を感じる結婚指輪作り。#屋久島でつくる結婚指輪

プラチナとゴールドはその接地面に若干融点の低い金属を流し込んでつなぎ合わせてある。大きな火を当てて高温下で行う作業だ。昔ながらの手作業はいつも心穏やかにしてくれるのはなぜだろう。

二つの金属をつなぎ合わせたリングを境界線に沿って鉄鋼ヤスリで削り出して、240番400番600番800番と紙やすりで磨き上げると浮き上がった緩やかなラインを愛おしく眺めている。お二人と一緒に作ったイメージが形になりつつある。

「プラチナとゴールドの違いがわかりやすい感じが好みです!」と伝えてくれたお二人。

「では、境界線に沿って切り込み模様を入れて、繋がっているけれど、それぞれであるように作りましょう。」

思いだったり直感から生まれるデザインが好きだ。

角度によって変化する表情がたのしくて、ついついリングをくるくると遊んでしまいつつ。

さて、これから彼女のリング作りを始めることにしよう。気がつくと折り返し地点を過ぎてしまったお二人の結婚指輪作りをなんとなく名残惜しくも感じている自分がいる。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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