結婚指輪をお届したお二人にベビーリングをお作りできる喜び。ジュエリー作りのシーンはいつもいつも“おめでとう”や“ありがとう”にあふれている。
今は屋久島を離れてしまった彼女もきっと懐かしく思うだろう。今日は屋久島の情景多めに。
お二人が海をわたって指輪を受け取りに来てくれてからもう2年が経つ。それからホントいろいろなことがあったけど、まだふわりとしていた、桜舞い散る時間を思いながら。
そして2年ぶりのご連絡ありがとう。もちろんそれは突然で、嬉しい突然。
「ベビーリングはお二人の結婚指輪のエッセンスを受け継ぐように作りましょう!」と言ったのはわたしだったのか、お二人だったのか。何ヶ月も結婚指輪作りをご一緒してきた仲間とまた走り始めることができて嬉しい。
そういえば雨をずっと待っていたのかもしれない。
シダの葉の印象と、しずくの印象を覚えておく。
雨上がりに輝くしずくにずっと夢中になっている。
何気ない場面だけど、彼女も覚えているだろうか。屋久島で馴染み深い時間だなと思う。
さて、今回は鋳造という技法で工程を進めていくベビーリング作り。現在シルバーの原型が出来上がったところ。
シルバーで原型のリングを作成←イマココ
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鋳造を経てピンクゴールドのリングに 年明け
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磨き仕上げ
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彫刻作業
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完成 緋寒桜の季節
出来上がりままた桜咲く頃だろうか。同じ場面でリングを眺めてみるのも楽しそうだ。
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