朝の木漏れ日、雨のしずく、季節と花々、繰り返すリズム、そしてプラチナとダイヤモンドの眩いひかり。朝の光の中で眺める。
この島で暮らしていると、自分自身が大きな自然の一部の小さな自然になったように感じることがある。作業机に向かっているときは、自然を眺めてクリエイトしているような、自然そのものとしてクリエイトしているような不思議な気持ち。
この小さなリングもまた、屋久島の時間から生まれたジュエリーだと思う。
そんな息遣いをインスタグラムの画像越しにキャッチいただいてありがとう。気の合う仲間ができたような気がして嬉しい。
もしかすると彼女も好きな感じかもしれない。
ちょうどタイミングよく雨も上がったので、お気に入りの菜の花畑までリングを持って出かけることに。
今日の始まりにありがとう。
木漏れ日の指輪 platinum, diamond
しずくを纏った葉っぱにそっと、そっと置いてみる。小さなリングではあるけれど、しっかりとしたプラチナの重みがあって、ゆらり。透明感を感じるのは、リングを重ね合わせたデザインによるものだろう。すっと情景に溶け込んでゆく。リングにセットした大粒のダイヤモンドがしずくの一粒に見えた。
さて、アトリエに戻る前に雲が切れ始めた空を見上げる。
大小のリングをバランスをとりながら並べて作るのは子供心で。大切なフィーリングをそのままに、高品質のジュエリーに昇華させたかった。
一つだけのジュエリーとなるように、じっくりと昔ながらの手作業で仕上げました。遊ぶように装いいただけると嬉しい。
屋久島から海の向こうへ、光のかけらをお届けしますね。
楽しいジュエリー作りをありがとうございました!
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