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シャンパンゴールドの輝きに魅せられながら。屋久島、冬の結婚指輪作り

クリスマスの朝には海辺に咲きはじめた菜の花チェックを。冷たい冬のしずくに癒された1日の始まり。

からの、アトリエに戻って今日のジュエリーを作り始める。いつもの冬の屋久島時間にありがとう。

海岸沿いに菜の花が咲き始めると、ああこれから本格的な冬が始まるのだなと思う。一般的には暖かくなるにつれて目にするようになって、春を告げるイメージがあるのだけど、屋久島の植物には不思議なところがいっぱい。

お二人の結婚指輪が出来上がる頃には菜の花いっぱいになっているだろうなあ。寒いけれど、きりりと晴れやかな、始まりのイメージに満ちたジュエリー作りの日々だ。

始まりの日。新しい空。シンプルが好き、シャンパンゴールド結婚指輪作り。

そうか、菜の花は暖色なので、暖かで優しい印象があるのか。妙に惹きつけられたり、ピタリと似合ったり、色との出会いはいつも楽しい。

お二人は最初にメッセージをくれた時に、ゴールドが好きです!と言ってくれたのがとても印象に残っている。あたたかで眩しい色合いなのか、あるいは大切な思い出なのか、お二人とゴールドにまつわるストーリーを今度聞いてみよう。

 

さて、アトリエです。

シャンパンゴールドの輝きに魅せられながら、今日も作業の手を進めている。

心のずっと奥の方にグッと響いてくる。永遠の輝きがここにある。小さなリングではあるけれど、大地と繋がるフィーリングは何事にも変えがたい喜びだと思う。

丸くて柔らかに。そして、すっきりとシャープに。お二人の想いやイメージが形になりつつある。いま、手のひらに指先に確かな質量を感じている。

屋久島でつくる結婚指輪

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