おはよう朝の雫。
ひんやりとした朝がやってきて、太陽の光が差し込み始めて、朝露を眺めた庭先。
自然の中で眺める丸いかたちが大好きでジュエリーのモチーフにもなっているが、一粒の雫ほどシンプルに完成されたものはない。
お二人の婚約指輪作りは、いつも眺めている屋久島のひとかけらのような感じである。
屋久島がきっかけで繋がるご縁がある。時間が奇跡のように重なり合う。
大切な想いを形として留めることができるだろうか。
ジュエリーを手に取っていただいて、心で響き合うことができて、そしてまたお二人の未来に寄り添うジュエリーが生まれてくる。
昔ながらのスローな手作業だ。限りある巡り合いの中で、胸の高鳴りに導かれ、お二人との共感のために作っていたいと思う。
金槌で叩いたシャンパンゴールドのリングはヤスリで柔らかく削り出した。これからさらにつるりとした表面に仕上げてゆく。
楽しいジュエリー作りをありがとう。月もしずくも、素敵な巡り合いにありがとう。
たっぷりと重みのあるシャンパンゴールドは火の中で雫に変わる。
重力が加わるとなんとも気持ちの良いバランスが生まれる。それは機械では計算できない自然の造形なのだと思う。
シンプルな美しさがそこにあるように思う。
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