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屋久島サウスの4月。やっぱりお揃いが大好き。繋がり、生まれる結婚指輪とは。#屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島サウスのアトリエです。

まずは4月の風景から。

雨も力強く、日差しも眩しくなってきた。

 

 

少し早いかなと思ったけれど、もう4月。蝶々の季節なのだ。

 

パン屋さんの出口から山々を眺めつつ。よく考えてみると、パン屋さんにはなかなかないシチュエーションである。

 

ここ最近は黄色い花に心惹かれているのはイエローゴールドのリングを作っているのかもしれない。

自然の中に眺める色はその無限の階調性が本当にすごい。イエローゴールドもこの花々と同じ自然の中にある色なのだと思うと、手にするだけで嬉しくなってしまう。

 

雨の中で屋久島サウスに咲き始めたイペーの花。

明るくて軽やかなトーンの黄色に元気をもらいながら。

今日も作業机に向かっている。

 

 

まずか彼のリングから、ラウンドシェイプとスクエアシェイプの中間のフォルムに造形を始めたところまでを書きました。

7/8イエローゴールド、1/8シルバーでコンビネーションの結婚指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

 

パートナー同士で身に着けるお揃いのものって、案外少ないのかもしれないな、と思う。

旅行なので靴を一緒にしました!というシーンにこの頃は出会うようにもなってきていて、少し羨ましくも思ったりもするのだけれど 、なかなかに照れてしまうのも正直なところ 笑。

エレガントで、確か繋がりも感じられる。やっぱり結婚指輪が最強のお揃いなのだと思う。

 

サイズとリング幅だけが違っていて、あとは全て一緒のお揃いデザインをお二人は選んでくれた。

 

 

彼のリングの表面を柔らかにラウンドさせたところで、彼女のリングにバトンをタッチ。

お互いのリングを横に置いて眺めながら交互にタッチを重ねていこう。

 

 

リングには切削作業のガイドラインとなる罫書き線を何本も入れておく。

案外とたくさんの数字が出てくるのはわたくし流なのかも!

 

そういえば、ジュエリーを作り始めた頃はインターネットがそんなにだったので、学ぶのは全て本からだったなあ。

日本の職人技術はクローズに継承されるものだったので、ジュエリーを扱う欧米の技術書や美術書は全て読んだと思う。

 

今はインスタグラムでそれらは全て手に入れることができていているけれど、交換している内容はあの頃とほとんど変わっていない。

デジタルでもアナログでも、きっと同じことなのだろう。そういう意味では人はずっと変わらないのかもしれない。

たしかに、世界は広がっていると思う。

それでも、

出会って、いいねと思って、声を掛ける、そんな温度感と繋がりを大切にしていたい。

 

 

出会いが作り出してくれた、形あるものにありがとう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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