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指輪作りを始める朝に #屋久島でつくる結婚指輪

指輪作りを始める朝に、アトリエの窓の向こうに夜明けを眺めて気持ちを新しくしました。

空気は澄み渡り、ひんやりと涼しい。

虫の音も響く素敵な秋の屋久島です。

 

作業机に向かう前には庭先で朝露を眺めていたのだけれど、

生垣の隙間から差し込み始めた朝の光を受けて輝く一粒一粒がダイヤモンドのようにも見えました。

 

さて、作業机にも一粒のダイヤモンドを用意して。

海の向こうにお届けする婚約指輪作りの始まりです。

 

彼とは素材選びからデザイン作りの細部まで、これまで相談をじっくりと重ねてきました。

そしてプロポーズの日が近づいてきています。ドキドキ。

お二人の大切な時間にご一緒することができて幸せです。

島リズムのジュエリー作りにお付き合いをいただきましてありがとうございます!

 

ちょうど満月だったのも素敵なタイミングでしたね。

島では芙蓉の花の淡いピンク色も見かけるようになり、サツマイモも美味しい季節になりました。森歩きも最高に気持ちいいかもしれません。

 

島に届いた色鮮やかな祝福が秋の始まりを告げています。

イエローゴールドもプラチナも、ダイヤモンドも美しく響いています。

一度だけの指輪作りをご一緒いたしましょう。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

サウンターマガジン第6号の出版記念撮影を裕子さんと国本編集長と。

まだスマホとかsnsとかが無い頃に出会った三人で初めての記念撮影。

しんじくん、サウンターマガジン第6号の出版おめでとう!

 

「書籍の装丁がやれたら最高やな!」と、深夜のカフェで話し合っていたシーンを20年経った今でも鮮明に覚えている。

夢しか持っていなくて、あまりにのんびりペースな仲間だったけれど、今となっては遠回りもなかなか貴重なものだったなと思う。

 

木の上でゆっくりと時間をかけて大きくなる果実のように熟し始めた僕たちの日々を、今は夢中で駆け抜けている。

 

@sauntermag.japan
@kunishin55

 

✳︎ ✳︎ ✳︎

日本屋久島発サウンターマガジン第6号2023年9月23日発売、

特集「屋久島の現在 / Yakushima 2023」。

旅人:

井浦新(俳優)

@el_arata_nest

井上薫(DJ/音楽家)

@kaoruinoue_music

GOMA(ディジュリドゥアーティスト/画家)

@goma_official

ハマ•オカモト(OKAMOTO’S)

@hama_okamoto

大木亜希子(小説家)

@akiko_ohki

柴田千代(チーズ職人)

@fromage_sen

養老孟司(解剖学者)ほか

限定版のみ、Chari Chari名義での活動で知られるDJ/音楽家・井上薫さんによる、屋久島フィールドレコーディングをベースにしたオリジナルアルバムCD付。

MIX-CDではなく、オリジナル楽曲全9曲42分のフルアルバムです。

サウンターマガジンのエクスクルーシヴで、今後CD単体での販売予定はありません。

限定1000部。

CD付限定版 3,520円(本体3,200円+税)

通常版 2,640円(本体2,400円+税)

屋久島の自然、山、海、人、カルチャー。

あらゆる角度から屋久島を掘り下げます。

世界自然遺産30周年記念の1冊まるごと屋久島号!

表紙

モデル:井浦新

@el_arata_nest

撮影:中村力也

@rikiyanakamura

装画:高田裕子

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内容

1)巨石郡を巡る屋久島の山旅 井浦新

旅人:井浦新、写真:中村力也、文:国本真治

2)島の自然と太古の音色が生み出す癒しと浄化のエネルギー GOMA

旅人:GOMA、写真:茂木モニカ、文:土屋朋代

3)島のサウンドスケープ 井上薫

旅人:井上薫、写真:長谷川祐也、文:大石始

4)黒潮と島の森が育む豊穣の海

写真・文:高久至

5)ボルダリング天国へ

旅人:阿久澤将史、写真:田中俊三、文:土屋朋代

6)移住者たちが島に伝えるエクストリームスポーツの魅力

写真:Shu Ito、文:土屋朋代

7)屋久杉の森と生きる

写真:Shu Ito、文:土屋朋代

8)自然保護の30年とこれからの30年

写真:山下大明・Shu Ito、文:土屋朋代

9)山を見上げ「南洋のソングライン」を想う

文:荒木真歩、イラスト:nakaban

10)屋久島スーベニアショップ

11)旅のエッセイ

ハマ•オカモト(OKAMOTO’S)、大木亜希子(小説家)、柴田千代(チーズ職人)、養老孟司(解剖学者)

イラスト:オカタオカ

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1.8mm round in 18k pink gold with pink diamond #屋久島っでつくる結婚指輪

material: 18k pink gold, pink diamond
size:1.8mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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想い溢れる。ピンクゴールド×ピンクダイヤモンド、ご結婚10周年のアニバーアリーリング #屋久島でつくる結婚指輪

想い溢れる。ピンクゴールド×ピンクダイヤモンド、ご結婚10周年のアニバーアリーリング #屋久島でつくる結婚指輪

結婚指輪をお届けしてから10年が経ちました。ずっと作り続けてきてよかった!

ピンクゴールドとピンクダイヤモンドのアニバーサリーリング。

ご結婚10周年おめでとうございます!

 

 

ピンクゴールが華やかさを演出してくれていたのも素敵だったし、

ご家族の喜びと、屋久島の祝福に包まれた幸せな日々でした。

時間の指輪、永遠の輝き。ピンクゴールドでご結婚10周年のリングを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

ジュエリーをお届けしてからその後も、ずっとお付き合いをさせていただけるのがオーダーメイドの温かみだと思います。

お二人にはベビーリングをお作りしたり、結婚指輪のメンテナンスをしたり、節目節目でコミュニケーションをとってきました。

 

考えると、彼女にとってはとてもとても大きな変化があったこの10年だっただろうと思うのです。

きっとこれまでの10年と、そしてご家族のこれからを紡ぐものになるだろう。

大切な指輪作りのお声がけをいただけて本当に嬉しい!

 

指輪作りの間はご家族の大切な思いが溢れていて、

時間の美しさを感じないわけにはいきませんでした。

 

ありがとう。おめでとう。

祝福の気持ちいっぱいでお作りしました。

出来上がったばかりのリングは庭先に咲いたプルメリアとともに。

 

 

彼女が選んでくれたのは1.8mm幅と細身のスタイルです。

シンプルなリングの内側に言葉を刻み込むと、それは世界に一つの特別になりました。

 

ピンクゴールドは光沢仕上げにして、表面には同系色のピンクダイヤモンドをセットして、刻印の字体は一緒に相談を重ねました。

 

彼女には好きな雰囲気がいつもあって、とても自然な流れの中でデザイン作りできたことをよく覚えています。

まるでこのリングが10年の間ずっとここで待っていてくれたかのようにも思えたほどでした。

 

一つだけのジュエリーを形作るのは、どこまでも広がる想いなのですね。

そのような時間にご一緒できて幸せでした。

 

指輪作りの間にはご家族五人で撮影した記念写真を送ってきてくれました。

ちょうど庭先に咲いていたプルメリアが五つだったのもあって、なんだか胸に響いたなあ。

 

いつかまた皆さんでここにいらしてくださいね。

雨上がりの屋久島サウスより。

楽しい指輪作りをありがとうございました!

 

 

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お二人の一つだけ、イエローゴールドでつくるラウンドシェイプのリング #屋久島でつくる結婚指輪

彼女のリングを磨き終えて造形作業はひと段落となりました。

指先に収まるくらいの小さなイエローゴールドは島の雨とともに。

 

 

雨もたくさん降ったしプルメリアやドラゴンフルーツも楽しめた

色鮮やかな南国の日々でした。

そして暑さのせいで?よく海に入っていたような気もします。

お二人と歩む結婚指輪作りのいろいろを振り返りながら。

何気ないいつもの1日に #屋久島でつくる結婚指輪

 

イエローゴールドでつくるラウンドシェイプのリング。

はるか昔から世界に広く愛されてきたデザインだと思います。

 

つけ心地柔らかで、使ううちに体の一部になるような親密さがあるのですよね。

作っている私も手の中にほのかに灯る温かみを感じる事がしばしばありました。

それは月明かりに包まれるような癒しだったかもしれません。

 

けれども、それが普遍的なデザインであるからこそ、作り手のアイデンティティだったり、お二人の想いだったりが分かりやすく表現されてしまうのかもしれないな、とも思うのです。

 

シンプルであればあるほどに個性が浮き上がる。

それはケーキで例えるとショートケーキのようでもあり、洋服で言うならば白いシャツのようなデザイン性に似ているような気がします。

 

確かにここに一つだけの結婚指輪だと感じています。

自然を愛するお二人と私と、そして屋久島の季節が出会って生まれつつあるデザインはいかに。

 

彼女が選んでれたのは2.0mm幅です。

アウトドアでの活動が多いお二人ではありますが、フォーマルなシーンでもお使いいただけるように繊細で上品なボリュームに仕上げています。

その辺りは硬くて丈夫なゴールドがやっぱり安心なのですよね。

 

小さなリングではあるけれど、そこにお二人が出会った確かさのようなものを感じられるようにと、

光沢仕上げにしたのも素敵な選択でした!

 

植物や水と同じように、ゴールドもまたこの大地から生まれたものだと思うとグッときます。

指輪を身につける薬指は、あるいは大きなものと繋がりを持つ場所なのかもしれません。

 

彼のリングと重ね合わせてみる。

サイズやボリューム感は違っているけれど、ぴたりと同じに見えたので嬉しい。

 

よくみると側面にほんの少しだけフラットな部分を残してあるのが分かりますか?

この平面があることによってリング全体の雰囲気がすっきりとシャープになる。

そして幾分かの質量を稼ぐ事ができるので、リッチな味わいも楽しんでいただけると思います。

 

そして内側にはお二人ならではの造形と細工が施されることになっているのですが、それはまた次の機会に。

もう少し先のお話に。

 

さあ、雨が上がりました。

ハイビスカスは抱えきれないほどの雫を抱いていて、山際の低いところには虹もかかっています。

 

そういえばまた少し涼しくなったような。

お二人の指輪が出来上がる頃にはサキシマフヨウの花が咲ているだろうなあ。

 

今日にありがとう。

屋久島にありがとう。

 

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何気ないいつもの1日に #屋久島でつくる結婚指輪

ノースに向けて車を走らせた時は、外はまだ真っ暗な闇に包まれていた。

見上げると冬の星座が頭上に輝いている。

ひんやりと、なんだか懐かしい涼しさを感じる1日の始まりだった。

 

アトリエのあるサウスサイドからノースサイドの宮之浦までは車を走らせて約1時間といったところだろうか。

夜明けのグラデーションを走り抜ける早朝のドライブはとても楽しい。

 

「東寄りのうねりは昨日よりも少し小さくなっているけれど、まだなんとか乗れそうだよ。

風は山からやや強く吹いています。」

LINEでメッセージを送ったのとほぼ同時にその友人が姿を現した。

ここで時刻は午前の5時45分である。

 

海の中で体感する波は本当に美しいのだけれど、海から眺める山々の情景は格別かもしれない。

 

「そろそろ時間です」と友人が言った。

何本か朝の波をキャッチしたところで先に彼が仕事に向かう。

 

太陽は登り、海からの風が吹き始めたのを感じたところでわたしも早めに切り上げることにする。

とはいえしっかりと体を動かしたあとだったので、気がつくとむっちゃ空腹だった!

 

宮之浦からアトリエに戻る途中は雨が激しく降ったり太陽が勢力を取り戻したり。久しぶりの虹も見る事ができた。

 

アトリエに戻るといつもよりも少し遅い朝食をとってシャワーを浴びてから熱いカフェオレを作って作業机に向かう。

作業台の上には作りかけのゴールドリングがあって今日のファーストタッチを待ってくれている。

寝室では妻が静かに寝息を立てている姿を思い浮かべる事ができる。

 

もしかすると今ここには全てがあるんじゃない?

ふとそんなことを考えると、何気ない1日の始まりがいっそう愛おしく感じられた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

屋久島リズム、海と結婚指輪作りの日々が続きそう #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島リズム、海と結婚指輪作りの日々が続きそう #屋久島でつくる結婚指輪

今日は屋久島ノースの海から。

久しぶりに波が大きくなってきている。

ノースの岬では北東の風が強く吹き、風の音を合図にするように仲間達が集まってきた。

「波がないと意外と出会わないものだね」とか「昨日車ですれ違ったよね」とか、友人と声を掛け合うのも小さな島暮らしならではかもしれない。

 

 

お二人の結婚指輪作りの合間に、彼女が暮らしていたノースの情景を分かち合えるのも嬉しい。

それはわたしが島に暮らし始めたのと一緒くらいの時期で、手作り市だったりお祭りなんかで時々顔を合わせていたのを懐かしく思い出した。

ゴールドリングに漂う癒し、柔らかなフォルムをつくること #屋久島でつくる結婚指輪

 

アトリエに戻ると体の中を風が通り抜けたようにスッキリとした気分だった。

波のリズムがまだ体の中に残っている。

 

そして少しの間、海とジュエリー作りの日々が続きそうな気がしつつ、今日も作業机に向かっている。

あれほど波は荒かったはずのに、凪いだ水面のように穏やかな心で。

 

彼女のリングは8号サイズなので彼のリングよりもずっと小さく感じてしまう。

出会うことってなんだか素敵だなと思う。

 

彼女のリングも彼のリングと同じラウンドシェイプでお作りするのだけれど、リング幅は2.0mmとグッと細くなる。

厚みもほんの少し抑えて削り出しの作業を進めていった。

 

繊細で軽やかに。

ぴたりお揃いとはいうものの、彼女のリングには彼女らしい佇まいがあるのだ。

 

サンドペーパーを使って使ってヤスリがけしていた作業の手を少しとめて、作業台の明かりの下でリングを眺めてみる。

まだまだ荒い仕上げではあるけれど、リングには有機的な表情が生まれつつあるのがわかる。

 

硬いのに柔らかいし、重いのに軽やかであるし、

まるで金属が生きているようにも感じられるから指輪作りは面白い。

 

気がつくと作業も後半にかかっている!

同じ波はやってこない。

今、このタッチをじっくりと重ねていきたい。

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

ゴールドリングに漂う癒し、柔らかなフォルムをつくること #屋久島でつくる結婚指輪

ゴールドリングに漂う癒し、柔らかなフォルムをつくること #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

朝の早い時間からリングを削り始める事ができた。作業机に向かう事が一番の癒しだと思う。

イエローゴールドも輝き響いてくれるから、リングを手の中にして、タッチを重ねていくと心が穏やかになっていく。

 

 

屋久島で感じたこの喜びをバトンのようにしてお二人にリレーすることが結婚指輪作りなのかなと思う。

屋久島ー長野、親密な繋がりを感じながら結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

空気の中には漂う神秘のようなものがあって、この世界と自分自身とが繋がる根っこのようなものの存在を教えてくれる。

豊かな自然に囲まれて暮らすお二人とは近しいフィーリングを分かち合っているように思える。

 

たとえば、インディアンジュエリーはデザインも素敵だけれど、わたしも好きで惹きつけられてしまうところは、自然の中に生まれるジュエリーに守られているフィーリングなのかもしれない。

 

久しぶりの雨だった。

秋の始まり。

 

植え替えをしたプルメリアも花を咲かせてくれて一安心。

このまますくすくと育っていただきたい。

 

やっぱり屋久島は雨の情景が好きだなと思う。

作業の合間に庭先の花を眺めているとなんだかとても元気になってきた。

小さなものを見てキュッとなっていた目がふわりと緩んできたのもわかった。

 

柔らかな丸みを帯びたフォルム。滑らかに巡り始めたひかり。確かな質量。

ゴールドリングの手触りを確かめておく。

 

鉄鋼やスリ1本を片手にリングの表面を丸く削り始めて、ここまでは一気にやってきた。

リングを囲む一周にも左右のバランスにも繋がりを感じられるように作りたい。それさえも感じないように作りたい。

 

目指しているのは卵から生まれてきたようにつるりとした質感。

それはきっといつも自然の中に眺めている、親しみのあるフォルムなのではないかと思っている。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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屋久島ー長野、親密な繋がりを感じながら結婚指輪を作っています #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島では少しだけ咲く彼岸花だけど、この赤に出会うと思わず足を止めてしまう。

 

長野でもそろそろ見頃だろうか。

海の向こうに暮らすお二人を想いながら。

 

 

お二人は夏真っ盛りの屋久島に来てくれました。

自然をこよなく愛する彼と彼女。

長野と屋久島には親密な繋がりがあるように思う。

長野ー屋久島、雨のアトリエで結婚指輪の相談会が素敵でした #屋久島でつくる結婚指輪

 

大地から生まれたイエローゴールドなので、やっぱり緑や海との相性は良い。

夏のアトリエで生まれた印象が、小さな形になり始めている。

イエローゴールド、いつものビーチとドラゴンフルーツ。お二人の結婚指輪を作り始める日 #屋久島でつくる結婚指輪

 

手のひらに収まるほどのイエローゴールドではあるけれど、そこに広がるお二人の大切な想いを感じる事ができる。

けれども、その広がりは形のずっと向こう側にあって重さでは測る事ができない。

 

これから永くお二人の暮らしに寄り添う結婚指輪だ。

私たちよりもずっと長い時間の中にあるイエローゴールドがしっかりと受け止めてくれると思う。

 

そのような長い時間軸で考えてみると、あるいは、わたしたちは全てのものを自然の中から一時的に借りているだけなのかもしれないな、と思ったりもする。

 

流れゆく水のような事象に一時的に形を与え、そこに留まらせているのは私たちのイマジネーションなのかもしれません。

 

イマジネーションを大切に紡ぎ合わせよう。やがてその中にお二人のリングが育まれてゆく。

かけがえのない時間にご一緒する事ができるのは作り手ならではの幸せだなと思う。

 

 

さて、今日もできることを。

炎の中で金属とできることは結構たくさんある。

温度を約800度ほどに上昇させて金属を溶かし込み、その両端を繋ぎ合わせていく。

 

彼の3.0mm幅と彼女の2.0mm幅

出来上がりをイメージして二回りほど大きいところから始めなくてはならない。

 

リング状に形成したゴールドは鉄の芯金に当てて金槌で叩いた。

表面にそして側面に、コンコンとリズムよく圧力を与えていく。

こうするとゴールドは組成を密にして強度を高めてくれるからだ。

 

自然の中で遊ぶことが好きなお二人だから、硬く丈夫に仕上げていきたい。

表には見えてこないところをしっかりと頑張る。

 

作業の合間に庭先に出てみると、あまりの暑さにネコが木陰で一休みをしていました。

もう10月はそこまでやってきているというのに!南国ムードいっぱいの屋久島サウスであります。

皆さま素敵な秋の週末を。そろそろ栗も見かける頃でしょうか。柿はどうでしょうか。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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コスモス、芙蓉、プルメリア、秋の屋久島に咲く花に憧れて小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

コスモスのネックレス platinum, pinksapphire

 

秋は美味しいものが多くて、

カフェでゆっくりとランチをしたりコーヒーをいただいたりするのも大好きですが、

少し涼しくなってきて装いもいっそう楽しくなってきます。

 

ふわりと軽やかに、お花のジュエリーを纏って出かけてみたい気分。

季節の旬を楽しむのは、たしかにお料理と似ているかもしれませんね。

 

11月の屋久島に咲く花に憧れて作ったジュエリーは、

コスモスをかたどった小さなネックレス。

 

風に漂うピンク、白、黄色。

ひかりいっぱいのコスモス畑を前にすると胸がいっぱいになります。

 

10月。

屋久島を芙蓉の花が飾ります。

淡いピンク色でしょうか、どこか和の心を感じる柔らかさが大好きです。

 

サキシマフヨウのネックレス platinum, 18k yellow gold, pink sapphire

 

秋の澄み渡るひかりの中に咲くサキシマフヨウ。

黄色い花弁を模してゴールドで作った石枠の中には透明感のあるピンクサファイアをセットいたしました。

 

お花のネックレスはどれも1cm前後のサイズ感でお作りしているのですが、

こちらも指の先に収まるほど小さい。

 

それでいてしっかりとした重みを感じることができて、

変色を気にすることなく着けることができるプラチナはやっぱりおすすめの素材なのです。

 

プルメリアのネックレス platinum, yellow sapphire

 

さりげなくて、でも特別で。

屋久島のかけらのようなネックレスは、

金属や天然石の種類をお好みにアレンジして、

お作りしています。

 

チェーンの長さもご自由にお選びいただけますので、

こちらにご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

プレゼント用の梱包も承っておりますので、

お気軽にお声がけください。

 

屋久島から皆様に季節の香りをお届けできますように。

 

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長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

 

6月 紫陽花、7月 梅雨くさ、8月 ひまわり

紫陽花、ツユクサ、ひまわり、屋久島に咲く季節の花かたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

3月 ルリハコベ、4月ミカン、5月 百合

屋久島に咲く季節の花をかたどって小さなネックレスを作っています #屋久島でつくる結婚指輪

 

12月 ツワブキ、1月 オウレン、2月リンゴ椿

ツワブキ、オウレン、リンゴ椿 屋久島の冬を眺めながら小さなネックレスを作りました #屋久島でつくる結婚指輪

 

 

 

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

 

イエローゴールド、いつものビーチとドラゴンフルーツ。お二人の結婚指輪を作り始める日 #屋久島でつくる結婚指輪

今年はまるで夏が2度やってきたような感じがする。

降り注ぐ日差しは強く、海はまだトランクスで泳げるくらいに温かい。

 

新しい制作が始まるその前にはどこか自然に包まれた場所で気分を新しくすることにしているのだけれど、あまりの暑さに水が恋しくなっていつものビーチまでやってきた。

 

なんともなく波打ち際を歩いていると徐々にスイッチが入れ替わってゆくのがわかる。

お二人の結婚指輪を作り始めるタイミングを確かにキャッチすることができたように思う。

 

そしてアトリエに戻ろうかと思ったのだけれど、その前に!

海に潜り、ひと泳ぎしまうのも屋久島流だなと思う。

島時間の指輪作りにいつもお付き合いいただきましてありがとう!

 

夏の余韻、新しい季節の兆し。

色鮮やかな日々になる予感でいっぱいです。

一度だけの時間を分かち合いましょう。

 

まずは硬いゴールドの線を木槌で叩いて丸くしていくところから。

 

久しぶりに作業机に向かっていると心が平らになっていくのが分かりました。

それは凪いだ水面のようにどこまでも穏やかな心地なのでした。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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2.3mm and 2.5mm spiral ring with blue diamond #屋久島でつくる結婚指輪

material: platinum, blue diamond
size:2.3mm and 2.5mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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星と海、花、プラチナ、ダイヤモンド。お二人と時を刻む結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪