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屋久島でつくる結婚指輪, プラチナ×ゴールド×ダイヤモンド, お二人が巡り合うコンビネーションリングのかたち

 

プラチナとゴールド、ダイヤモンド、

そして屋久島の海。

お二人にお届けする結婚指輪が出来上がりました。

 

 

屋久島のアトリエから皆さまへ。

オーダーメイドの結婚指輪作りでは少しの間お付き合いを頂きながら、

ゆっくりと時間のかかる手作業となりますが、

お二人だけの指輪を大切にお作りさせていただいております。

 

海の向こうに暮らすお二人とはメールでデザインのご相談をしたり、サンプルリングをお送りしておりますが、

もちろん、屋久島のアトリエにて相談会も承っております。

 

 

 

気がつけば、当たり前のように植物や海がモチーフになっているジュエリー作り。

憧れは、いつも屋久島での暮らしの中にあるように思います。

 

 

風に漂う神秘のような、

島時間の中に生まれたお二人の結婚指輪です。

 

 

リング幅は3.5mm

シンプルなラウンドシェイプのデザインです。

ボリュームをつけてお作りしているので、ゴールドとプラチナの手触りをしっかりと感じられるのが嬉しい!

 

二つの金属は個性的で、それぞれが際立っていて。

小さなリングの中でプラチナはプラチナであり、ゴールドはゴールドでありました。

 

それでもまとまりよく感じられるのは、この柔らかな曲線とマット仕上げによるものでしょう。

アウトラインはつるりとして、とてもスムースなのです。

 

手作業でコツコツ進めてきた複雑な制作ではあったのだけれど、

海辺で眺めていると、まるで最初からずっとここにあったようにも感じられて嬉しかった。

 

ぴたりと同じデザインのリングは並べると双子のようにも見えて微笑ましく思えました。

 

二つの金属が斜めに重なり合うところ。

ここはこだわったところです。

 

ゴールド

プラチナ

ゴールドとプラチナのコンビネーション

ゴールドとプラチナの重なり合い

 

四つの表情を楽しむことができるように。

指輪作りの始まりにお二人と交わした合言葉がありました。

 

お二人の大切な想いやひらめきから新しい何かが生まれてくる。

オーダーメイドでお届けする結婚指輪作りはいつも喜びに満ちています。

 

お二人との指輪作りで出会えたデザインが私もお気に入りなのです。

 

夕暮れ時の色彩に、潮風や波の音に、お二人のリングが響き合っていたワンシーン。

この癒しもお届けできますように。

 

おめでとうございます。

楽しい時間をありがとうございました!

 

 

結婚指輪のオーダーメイドは、わたくしが始まりからお届けまで、

お二人をサポートさせていただいております。

屋久島のアトリエにて、遠方の皆さまにはメールやお電話にて、

ご相談を承っておりますのでぜひお気軽にお声がけください。

 

サンプルリングやサイズゲージの貸し出しも承っておりますので、

こちらよりご連絡を頂けますと

細やかな対応をさせていただけるかと思います。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

 

長くお使いいただいて、お磨き直しをして、また長くお使いいただく、

そのようなリズムを繰り返すうちにジュエリーは味わいを増してゆきます。

 

長い時間もまた一つの装飾となり、ジュエリーは世界に一つだけのになるのかもしれません。

 

実は、お選びいただいたジュエリーが日々味わいを増してゆく時間に、このようなメンテナンスの作業を介してお付き合いをさせていただけることも私自身の楽しみになっているのです。

 

ジュエリー作りを行っている間は、わたし自身の手でメンテナンスの作業をさせていただきますので、何かあればぜひお声がけいただけると嬉しいです。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

シャンパンゴールドと屋久島の季節, お二人と分かち合う結婚指輪作りの時間 #屋久島でつくる結婚指輪

屋久島サウスのアトリエです。

お二人の結婚指輪作りが始まって、周りにあるものはシャンパンゴールドのリングといくつかの工具、そして島の季節だけになった。

作業が続く間は出来るだけ暮らしをシンプルにしなくてはならない。

 

 

シャンパンゴールドが大好きなお二人とはなかなか気が合うのだと思う。

海を越えて離れているけれど近しい仲間がいるような気がして嬉しい。

シャンパンゴールドの煌めき、夏の屋久島でお会いしたお二人の結婚指輪作りが始まりました! #屋久島でつくる結婚指輪

 

お二人の結婚指輪は素材もデザインもぴたりと同じにお作りするのだけれど、

彼と彼女が気に入ってくれたデザインはとてもシンプルなものだったので、リングの幅や細部の造形によって変わる印象を大切に作業したいところだ。

それぞれの手に、ライフスタイルに寄り添うそれぞれの採寸と造形が要になってくる。

 

さて、

今日もできることを。

くるりと丸くしたシャンパンゴールドは炎の中で約900度まで温度を上昇させてその両端をつなぎ合わせる。

薄暗くした作業台の上でリングは熱を帯びて真っ赤に浮かび上がる。

今まで何度も行ってきているはずではあるけれど、いまだに背筋が伸びる作業かもしれない。

温度は低すぎると接続が甘くなるし、高すぎると金属が溶けてしまうからだ。

 

真っ赤になった後も少しの間粘り強く炎を当て続けると、やがてシャンパンゴールドは一つのリングになり、何よりも強く安定したものに変わったことがわかった。

ずっと長くお使いいただく結婚指輪だから、ここはしっかりと、大切にしたいところである。

 

島はまだまだ暑い日が続きそうだけど、ときおり空にはうろこ雲を見ることもある。

ずっと遠くを眺めていると集中でキュッとなった心がふわりと和らぐのがわかった。

 

金槌で叩きながらリングの造形を整えておく。

圧力を与えてゴールド強度を上げておく。

 

コンコン、コン、と金属音がアトリエに響く。

手作業の音がなんとも心地よいな、と思う。

 

はるか昔からずっと変わらない手作業だ。

あるいは中世ヨーロッパの工房でも、大正時代に日本の工房でも、同じ音に包まれていたのかもしれれない。

 

ジュエリーと工具と、ときどき風の音も聴こえる。

何気ないいつもの時間ではあるかもしれない。

けれども、そこから確かに何かが生み出されようとしているのだと考えると、

お二人と分かち合う指輪作りの時間がとても愛おしく、特別なもののように思えた。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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