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1.5mm-2,3mm in 18k pink gold and 1.8mm-2.5mm in platinum, wave ring with flowers pattern inside #屋久島でつくる結婚指輪

 

material: platinum, 18k pink gold
size:1.5mm-2,3mm and 1.8mm-2.5mm

Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.

こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

屋久島からお届けする結婚指輪、お二人の素敵な物語と #屋久島でつくる結婚指輪

 

屋久島からお届けする結婚指輪、お二人の素敵な物語と #屋久島でつくる結婚指輪

紫陽花の季節の始まり。光沢仕上げのピンクゴールドとプラチナ。

屋久島からお届けする結婚指輪、お二人の素敵な物語と。

 

 

彼女のお名前にちなんだ菜の花のネックレスをお届けした、クリスマスの思い出。

お二人の素敵な物語。クリスマスにお届けする“菜の花のネックレス” #屋久島でつくる結婚指輪

 

そして、「彼女と結婚をすることになりました。一緒にアトリエに伺いたいです」と心温まるメッセージを頂いたのは、まだまだ寒い真冬のことでした。

鹿児島から海を渡ってアトリエに来てくれたお二人と、待ちに待った結婚指輪作りの始まり #屋久島でつくる結婚指輪

 

ネックレス作りからとすると、およそ半年ほどのお付き合いでしょうか。

ご一緒したオーダーメイドの日々は、まるでお二人の物語からデザインが生まれ、その印象を大切に育んでいるようで、幸せでいっぱいだったように思います。

 

 

おめでとう、ありがとう。

 

雲の間を通り抜けて届いた光がリングに降り注ぎ、

透明感を帯びたその輝きは、神秘に満ちた島の情景の一つのように見えました。

 

内側には菜の花の模様を、お揃いで彫刻いたしました。

お二人の素敵な物語はリングにも受け継がれ、ずっと続いてゆくのですね。

 

日々のお仕事もあって、いつも一緒にはいないけれど、確かに強く繋がっている、

そういうことを心で、体で感じることができる。

結婚指輪というのは、そのような存在なのかもしれません。

 

お二人と一緒に思い描いたのは、軽やかなリズム感でした。

 

フォルムのベースは、つるりと丸いラウンドシェイプのデザインです。

リング幅に太い部分と細い部分を与えて、

全体を柔らかにカーブさせるように仕上げました。

 

光沢仕上げの質感も相まって、眺めているだけでも気持ち良くなりますが、

本当に優しい手触りなのです。

 

これからずっと永く、お二人の暮らしにこのリングが寄り添ってくれますように。

そう想うと、また幸せな気持ちに包まれます。

 

 

お二人とは同じ鹿児島に暮らしていると言うこともあって、

近しい空気感みたいなものを共有しているのかな、とも思ってしまいます。

 

軽やかで、そして揺るぎない力強さのようなものを感じるお二人のリングが、わたしも大好きです。

 

そういえば、去年の冬から始まったオーダーメイドでしたが、

気がつけば夏がすぐ近くまでやってきていますね。

 

お二人との素敵な出会いにありがとう!

大切な指輪作りのお声がけをいただいて、ありがとうございました!

 

雨上がりに訪れた、いつものビーチにて。

海の向こうのお二人に、抱えきれないくらいの祝福を!

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

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制作編

プラチナとピンクゴールドの出会い, お二人との結婚指輪作りの物語 #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドを夜明けの光の中に眺める #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドを夜明けの光の中に眺める。

透明な色彩と質量、そして海のリズム

そこには形のあるものと、形を持たなものが、同時にあるように感じられた。

 

お二人の結婚指輪の造形作業がひと段落したのは、激しく降った雨がぴたりと止んだ日のことだった。

久しぶりにいつものビーチまで足を伸ばすこともできた。

とても冷たく感じた波打ち際の印象とともに。

4月のアトリエでお二人にお会いして始まった結婚指輪作りも、いよいよ刻印作業残すところとなりました。

リング内側に施す刻印は、普段見えないところではあるけれど、内側に響く大切なところだと思うので、ここは素敵に仕上げておきたいところです。

けれども、それはまた別のお話で。

お二人だけのオリジナルリングのご紹介は、もう少し先のお楽しみに。

 

ほんと、最後までずっと一緒に歩んできた指輪作りだったなあ、とこれまでの道のりを愛おしく振り返りながら。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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相談会編

屋久島サウスのアトリエで結婚指輪の相談会, 海を感じるデザインに出会う #屋久島でつくる結婚指輪

 

制作編

シャンパンゴールドに海のリズム, お二人の結婚指輪が生まれる物語, 変わらず作り続けること #屋久島でつくる結婚指輪

シャンパンゴールドに海のリズム, お二人の結婚指輪が生まれる物語, 変わらず作り続けること #屋久島でつくる結婚指輪

雨が激しく降ったり、止んだりを繰り返している。

太陽の光が差し込むタイミングを待って、庭先に急いで駆け出すのは、いつもの島リズムかもしれない。

作りかけのシャンパンゴールドも、雫を帯びたハイビスカスも、キラキラとクリアな輝きをまとていて綺麗だった。

 

 

お二人が暮らす宮崎には、島に暮らす前に長く通っていた時期があって、実は思い入れが深い。

見えない糸で紡がれているような、ゆるやかな繋がりを感じながら作業机に向かっている。

屋久島の雨とシャンパンゴールドの日々, 始まりの結婚指輪をつくる #屋久島でつくる結婚指輪

 

フィジカルであってもオンラインであっても、お二人と向かい合ってオーダーメイドをする。

暮らしのことやライフワークのこと、時には出会いのことも話したりして、お二人と屋久島と、そして私とを巡る物語からデザインが生まれてくる。

それはいつも奇跡のようで、野原に咲いた一輪の花のように美しく思う。

 

一つ一つの全てを丁寧にやりたいし、心を通じ合わせていたい。

あるいは、それは不器用と呼ばれるのかもしれないけれど、今だからこそ大切にしたいことがある。

 

時は変化を重ねていくのだろうけれど、この先?

きっと30年後だって同じリズムで、ずっと作り続けているように思う。

 

さて、今日も作っている。

火を入れると柔らかくなり、叩いて圧力をかけると硬くなる。

金属を手にしていると、そこにまるで生き物が携える呼吸のようなものを感じることもある。

 

リングが柔らかくなったところで、ハンマーで叩いて、そのアウトラインに柔らかなカーブを与えていく。

大きな波。小さな波。

大好きな海で感じているリズムがある。

 

 

ちょうど今、リングの内側に刻印する日付と文字をデザインしているところなのだけど、

いよいよお二人の記念日も近くなってきた。

その大切な日にお届けできるように進めていこう。

 

アトリエでお会いした日が、ほんの少し前のように感じられるくらいに鮮明だけど、

気がつけば、あと少しでお二人とご一緒する指輪作りもゴールを迎えることになる。

 

そのようにして私たちは始まり続けていくのだなと、しみじみ思いながら、爽やかな5月の青空を眺めていた。

 

屋久島でつくる結婚指輪

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