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屋久島の夜光貝を使ってジュエリーを作る

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セロリ、パセリ、小松菜、大根の葉、あと初めて出会った葉っぱ。

この時期の屋久島は青野菜が豊富な時期で、

アトリエからすぐ近くのマーケットでたくさんの種類を買うことが出来るのが有り難いです。

日曜日と木曜日にオープンするこの野菜屋さんには、はるか遠くから30分以上もかけてお野菜を買いにくる方もいるのですよ。

野菜多めの食事でいると思考が明晰で制作に深く集中できるので、

僕は進んで生野菜をガリガリ食べるスタイルを気に入って続けていていて、

最近出始めたタンカンとともにスムージーにするとこれがもう、最高なんです。

屋久島の夜光貝、ゴールド 月形のネックレス制作風景

月のカタチに切り取った夜光貝にぴったりになるように作ったゴールドのパーツ。

 

屋久島の夜光貝、ゴールド 月形のネックレス制作風景2

もう一つの月と合わせて、

裏側はこのようになっています。

日々、少しずつ。

ずっと昔から変わらない時間感覚で工程が進んでゆくので、ジュエリー作りは面白い。

手を動かしていると、

遥か昔の時間を辿っているような心持ちになることがあります。

屋久島の夜光貝、ゴールド 月形のネックレス制作風景3

夜光貝の貝殻はこのようにうっとりするほど美しく、

さらに、その中身もまた美味であるところが凄いのです。

シンプルな調理がお気に入りで、

軽くオイルでソテーして、塩こしょうで味付けして、レモンをぎゅっと絞り、

今日買ってきたパセリを山盛りにして完成。

 

一方、ジュエリーとなる貝殻の方は一度作るとずっと後に残ってゆく存在のもの。

この輝きにはどんなカタチが合うのだろうか。

この質感にはどんな素材が合うのだろうか。

時には料理をするときのように、

夜光貝を最高に活かすジュエリーのことを僕は考え続けています。

 

今日が祝日ということで、

4連休とされる方もいらっしゃるのでしょうか?

みなさまもどうぞ素敵な週末とされてくださいね。

僕は制作の続きを楽しむことになりそうです!