こんにちは、みなさん。いかがお過ごしですか?
今日の屋久島は朝から底冷えが厳しく、寒い寒い一日となりました。
目を覚ましてエイ!と気合いを入れて車に乗り込んで早朝の海へやってきたら、
大きな虹が待っていてくれた。
ダブルの虹を前にして、僕は思わず車から飛び出して一人歓声を上げておりました。
そんなときは強く吹き付ける北西の風のことなんか忘れてしまうものなのですね。
この喜びが一日続きそうな予感がした今日のはじまりでした。
“月の指輪”
先日形成を終えたばかりの月の指輪にダイヤモンドをセットして、
いよいよここに、完成となりました。
朝の虹はこのことも祝福してくれていたのだろうか。
最高の仕上がりで、僕自身も思わず息をのんでしまった。
今回はリングの裏側にお二人の誕生石をセットしてあるのですよ。
大きめのシトリンとアクアマリンをこのようにセットすると、
シンプルで印象的。
向かってパートナーの誕生石が左側に来るようにそれぞれに配置してみました。
石って本当に魅力的ですよね。
こうすると指輪がよりいっそう特別なものとなったように感じられました。
まだ10代の頃に初めて訪れたスリランカで出会ったルビーとサファイアがきっかけで、
それからずっと僕は石にまつわる人生を生きてゆくこととなりました。
no stone,no life
気がつけばそのような言葉が僕のモットーとなっていて、
これからもずっと石を触り続けられるようにと、ジュエリーを作ることを仕事とした。
水晶もダイヤモンドも、吸い込まれる感じも反射する感じも、みんな大好きで、
そのような感覚を、ジュエリーを通して皆様と分かち合ってゆくことが出来ればいいなと思ってます。
月の指輪の表面にセットされてあるダイヤモンドはもしかすると月にも存在するのかなあ。。
そんなことを考えていると、とても果てしない気分になりました。
お二人に祝福を!
楽しい制作をありがとうございました。