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しずくギャラリー4周年ありがとうございます。しずくのしずくネックレス×ムーンストーン

屋久島しずくギャラリーの看板とハイビスカス

今日は嬉しいお知らせです。

おかげさまで、本日よりしずくギャラリーは5年目の営業を迎えることとなりました。

ギャラリーにお越し頂いているみなさま。
遠くより応援してくれているみなさま。
近くで見守ってくれているみなさま。
いつも本当にありがとうございます!!!

そしてなにより、la tableの羽田さん、ありがとう。

 

思い起こせば、4年半ほど前の12月頃だっただろうか。

僕が宮浦でジュエリーの展示会を開催した時、そこに羽田さんがやって来てくれて選んでくれたミカンのネックレスを平内にある羽田さんのお家まで届けに行って、一緒にお話をしている時にふと裏庭にある小さな倉庫が目に入って来たのが全ての始まりでした。

もちろん、この裏庭にあった倉庫が後のしずくギャラリーとなる場所です。

実はちょうどその頃、僕のアトリエショップを海の近くに建てようとして、なかなか手頃な物件を見つけたのですが、そこを使うことが出来ずがっかりしていたところで、

なんと、裏庭の倉庫の間取りが海辺の物件の間取りをふた周りほど小さくしたものと全く同じカタチをしていたのです。

その偶然のような必然に驚き、

そしてほぼ直感的に、オレはここでギャラリーをオープンさせるんだ、という確信を得た。

 

そこから話はトントン拍子に進み、12月中頃には僕と裕子さんと羽田さんはペンキとローラーを片手に真っ白なペンキを壁に塗り始めていた。

まさかそこから6ヶ月も工事がかかるなんてその時は夢にも思っていなかった三人ですが、

毎日毎日、昼頃にギャラリーへ到着してペンキを塗り始め、夜の10時頃まで作業を続けて、近所の定食屋さん八幡で唐揚げ定食かウドン定食を食べて帰るという日々を繰り返しておりました。

よく考えると、僕もその半年ほどはほとんどジュエリーを作っていなかったわけで、今こうして制作中心の日々を送ることが出来ているのもしずくギャラリーのおかげだなあとしみじみ思います。

ラターブルの工事の都合で水が丸一日使えなくなったことがあって、その時は僕たちのアトリエにみんなで泊まり込んで合宿状態になって工事の段取りやオープンの相談を語り合っていたのも今では楽しい思い出で、

その頃からまだ4年しか経っていないのか!というのが今僕の正直な感想。

それくらい、しずくギャラリーにまつわる生活が僕にとって濃厚で凝縮された日々に感じられています。

 

ギャラリーが始まってからは本当にたくさんの方々にお越し頂いて、
僕の個展もやりました。
途中からメイさんが仲間に加わって、そのメイさんが旅だちました。
たくさんの何かがここを通り抜けてゆき、いくつかのジュエリーがここで生まれました。

 

ところで、しずくギャラリーという名前はなぜこうなったのかというと、
もともとこの“しずく”が裕子さんの絵画のモチーフとなっていたもので、
そこには裕子さんの大切な想いが込められているからなんです。

“やがて大きな波紋を起こす、ちいさなしずくのような場所を創れたら、、、”

その裕子さん、今年は8月に初の屋久島での個展を、小瀬田gallery TABIRAとしずくギャラリーで開催する予定となっております。

これからもしずくギャラリーをどうぞよろしくお願いいたします。

 

しずく型のペンダントトップをピンセットで挟む ゴールド、ムーンストーン

さて、アトリエではそのシズクにちなんだジュエリーの仕上げが行なわれており、

しずくの中にセットしたムーンストーンに虹色を見つけることが出来て、とても嬉し。

虹を見つけると、嬉しくなりますね。

ムーンストーンは通常青っぽいヒカリが表面を乱反射することが多いので、

このように多色のヒカリが現れることは珍しいことだと思います。

 

今回の作品は、僕におまかせのオーダーメイドだったので、

出来上がりを見たらきっと驚き喜びいただけるだろうなあ。

出来上がるまでのドキドキもまたオーダーメイドの面白さですね。

一つしか無いジュエリーに、特別を感じます。

しずく型のネックレスと紫陽花 ゴールド、ムーンストーン

しずくのしずくネックレス
18k yellow gold,moonstone

 

屋久島の夜空 

そらも夏っぽくなってきた屋久島です。

みなさん、そちらの6月はいかがですか?

明日も素敵な一日となりますように。

僕はまた、ジュエリーです!