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屋久島から宮古島へお届けします!_結婚指輪  素材感とつけ心地について

屋久島 雨、浜木綿

近づく台風の影響で、今日の屋久島は一日雨降りでした。

それも久々の豪雨!

まるで梅雨まっただ中が戻って来たように冷たく重たい空気が流れていました。

 

こんなときは、雨音に耳を傾けながら制作をするのがもってこいで、

アトリエに籠ってマリッジリング作りを楽しんでいました。

 

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 プラチナ 屋久島で作る結婚指輪

屋久島から宮古島へお届けする指輪。

2本の指輪を形成後、紙ヤスリと精密ヤスリで全体を綺麗に磨き上げてゆき、

その工程が約8割ほど終了となりました。

 

スクエアタイプのリングはできるだけ金属の生っぽい質感を感じて頂きたいと思い、表面を人工的に削り込むこと無しに無垢のママの表情を残してあります。

一方、内側のアウトラインは緩やかなカーブをつけた仕上げとなっていて、

これはつけたときに柔らかいつけ心地となるように配慮したものとなっている。

 

素材感とつけ心地、という二つの事柄はマリッジリングの制作でいつも意識をしていることで、

それは僕の大好きな建築のエッセンスに影響を受けたものだろうなと思ってます。

誰かが使うという大前提に置いて、使い勝手とデザインを限界まで意識しつくす。

そうすると、出来上がってくるものがとてもシンプルで有機的なものになるのが不思議。

意識をすればするほどに、手を加えれば加えるほどに、自然の姿に近づいてゆくような気もします。

 

とくに指輪は金属と石からできているので、完全に土から生まれたものですからね。

それがうまく出来上がるときはいつも、無を感じるものとなるのかもしれません。

 

作業はここで一段落して、最後の仕上げを待つばかりとなりました。

実は最後にちょっとしたヒラメキが隠されているのですよ。

出来上がりをまたこちらでご覧頂ければと思いますので、どうぞお楽しみにしていてください。

 

それではみなさま、どうぞ素敵な週末をお迎えください!

僕は明日、土曜日のしずくギャラリーです!!

七夕、今日の屋久島 今日のジュエリー作り

屋久島の景色

7月7日。七夕の今日はまだ暗いうちに起きて海でその始まりを迎えました。

ここ最近は日が長くなって来ているで、5時にはもうこんなにも明るくなっています。

途中、お気に入りのパン屋さんの前を通ったら、もう既に明かりが灯っていたのにもびっくり。いつも美味しいパンをありがとうございます。

 

朝一番で海に入ってからアトリエに戻り、スムージーとコーヒーを作って食べて、本を読んだりしてから一日の制作をスタートしました。

それでだいたい10時頃。

暗くなるまで制作をしたので一日がとても長くて、濃密なものとなりました。

 

今日の制作は宮古島のお二人に送るマリッジリング作りの続きの工程で、

レディースに続き、メンズの形成作業を進めてゆきました。

プラチナの角張った線をコンコンと叩いたり伸ばしたり曲げたり、火を当ててくっつけたり、そしてまた叩いたり、

そうやって工程を進めていると、その場面場面で本当にいろんな出来事が起こって、小さな指輪の中だけどそれはいつも予想できないようなことだったりして、起こる事柄ひとつひとつに毎回新しい対応をしてゆくのが実に面白い。

金属は生きているのだ。

そう思うと、この指輪とも人生に一度の出会いで、この制作はたった一度きりで、

今日もまた一度きりで、明日もまた一度きり。

 

明日も指輪、楽しみです!

概ねカタチも出来上がってくる予定ですので、どうぞお楽しみにしていてくださいね。

細くてシンプルな、プラチナリングです!

屋久島より宮古島へ 新しい結婚指輪作りが始まりました #屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドマリッジリングの制作風景 プラチナ 屋久島の空にかざして 屋久島で作る結婚指輪

今日から新しい制作が始まりました。

これまで長く打ち合わせをして出来上がったカタチ。

頭の中で出来上がっているお二人の指輪を実際に僕の手で作り出してゆく作業です。

お二人は屋久島からなんと、南は宮古島へとお引っ越しをされたところで、

前半は屋久島で、そして後半は屋久島と宮古島で、

島と島を繋ぐようにマリッジリングの打ち合わせを進めてまいりました。

聞くところによると、宮古島はもう夏真っ盛りで、海遊びが最高潮とのこと。

もしかすると屋久島の山々が少し懐かしいのではないかなあ。。

そんなことを考えていた。

夕暮れ時、アウトラインをチェックする為にリングを空にかざしたら、

ちょうど指輪の向こう側に夏の光を浴びた山々が連なっていました。

山の緑、海のブルー。

お二人に取って大切な二つを繋ぐような指輪を作りたい。

 

 

屋久島でつくる結婚指輪

オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547

 

海の向こうのお二人に、オンラインでオーダーメイドのご相談を承っております。

 

屋久島のアトリエにて、結婚指輪の相談会を承っております。

 

お二人だけの結婚指輪が出来上がりまでの流れ、素材、価格

 

インスタグラムでこれまで作ったジュエリーを見ていただけます!

 

海を渡る前の結婚指輪と屋久島の夏。 イエローゴールドとホワイトゴールド 細めのスクエアスタイルで

屋久島の緑に包まれた指輪 オーダーメイドマリッジリング 屋久島の緑バック プラチナ、ゴールド 屋久島で作る結婚指輪

海を渡る前の指輪と今日の夏。

イエローゴールドとホワイトゴールドのマリッジリングは細めのスクエアスタイルで、

シンプルに、スタイリッシュに仕上がりました。

今日、お二人から最初に頂いたメールの日付をチェックしてみたら、2月1日となっていました。

とても寒い時期から始まったマリッジリングづくりだったのですね。

気がつけばもう、こちら屋久島は夏真っ盛り。ハイビスカスが元気です。

長い間お付き合いいただきましてありがとうございました!

 

2月から7月まで、今回の制作は少しゆっくりペースでしたので、出来上がりまで約5ヶ月となりました。

マリッジリングの制作は通常デザインが決定してから約2ヶ月ほどでお届けさせて頂ける予定で、

お急ぎの場合や、結婚式の日取りなどが迫っている場合は、出来るだけそのご希望に添えるように制作のスケジュールを調整させて頂いております。

お二人との打ち合わせからお届けまで、全て僕一人が丁寧に対応させて頂きたいと思い、

いまのところ、結婚指輪の制作を一ヶ月に3組までとさせて頂いております。(1週間に一組。残りの1週間は緊急の制作のために開けてありますが、いつも埋まっちゃいますので、なにかあればお早めに声をかけてください。)

じっくりと、じっくりと。

楽しいマリッジリング作りです。

一生のうち、そんなにたくさん無いことなので、数ヶ月かかるモノ作りがあっても良いものかもしれませんね。

どんなアイデアが生まれるんだろう。こんな風にしてみたらどうかな。

いろいろと二人でお話しする時間もまた、宝物のように思います。

[屋久島日々の暮らしとジュエリー]大好き!ツワブキの指輪としずくの指輪

屋久島のハイビスカス コーヒーと指輪 ゴールド、シルバー、プラチナ、ダイヤモンド 屋久島日々の暮らしとジュエリー 屋久島の海

突然に夏に包まれた屋久島。

ここ最近はもう、日中身動きを取ることが厳しいほどの暑さで、そうなると早朝や夕暮れ時の穏やかさが気持ちよく、朝の木漏れ日を眺めたり制作を終えて遅い時間に海に向かったりして日々を過ごしています。

そして、なんといっても、アイスコーヒーが美味しい季節ですね。

ノマドカフェのアイスコーヒーとツワブキの指輪としずくの指輪。

細身のリングはこうして重ねてつけても素敵だなあ。

夏に海、夏に花、夏に指輪、夏にコーヒー

気がつけば大好きなものばかりに囲まれていて、

とっても暑いんだけど、

またこの季節が好きになりました。

屋久島の冬を飾る花をかたどりました。ツワブキの指輪、しずくギャラリーに並びます。

屋久島のツワブキのをかたどった指輪

二つのお花

二つのジュエリー

ツワブキの指輪が出来上がりました。

 

全く同じように作ろうとしても、微妙に違って仕上がったり、

正確を目指しても、どこかズレが生じたり、

そのようなところが僕はお気に入りで、

出来上がったジュエリーたちは、それぞれがそれぞれに、生きている感じがします。

 

そういえば、先日ツワブキのジュエリーを選んでくれた方から嬉しい言葉を頂きました。

「今度はぜひ冬に、ツワブキの季節に屋久島を訪れたいです!」

屋久島でツワブキの指輪に出会うことって、もしかすると(いや、きっと)とてもとても可能性の低いことなのかもしれませんが、

その小さな奇跡のような出会いの為にジュエリーを作っているのも、なかなか面白いのかもしれない。

 

二つの指輪の一つは明日から、しずくギャラリーにラインナップすることとなりました。

島にいらっしゃるみなさま、今ここでご覧頂いているみなさま、

ピンと来られたら、ぜひ声をかけてくださいね。

素敵な巡り合わせがありますように。

屋久島のツワブキの指輪

お問い合わせ

hpアットマークkei-jewellery.com