朝起きてからコーヒーを作って、朝食を食べ、
そのあとはずっと作業机に向かってシダの指輪を作り続ける。
お昼ご飯とおやつの時間。その他のことは特に何もしないで、ただひたすら作り続ける。
今日はそんな一日でした。
きのうプラチナとピンクゴールドを組み合わせて出来上がったシダの葉っぱ部分。
くるりと巻きつけて、その端と端を結ぶように火を当てて溶接を施し、一つの丸いリングが出来上がった。
道端で出会ったシダの葉を摘んで指に巻きつけるように。
そんなイメージを金属を使って、同じような行程で作り進めています。
綺麗に仕上がったところで、ここからが大切なところ。
今の金属的な質感に、鉄鋼ヤスリや紙ヤスリ、火を当てたり曲げたり叩いたり。。
たくさんの行程を、一度きりのタッチを加えながら有機的な質感を加えてゆききます。
一日の終わりに一つの作品の姿が浮き上がりました。
作品であるということは
そこに一つの命があるということ
生きているということだと思う。
たった一つのアクション。たった一つのジュエリーです。
手に乗せてみると、とっても軽やか。
ほんと、葉っぱのようですね。
このあと二つの粒に石をセットして、いよいよ完成となりますよ!
ドキドキ。
石を加えるとまた雰囲気が新たになりますので、どうぞお楽しみにしていてください。
最後に、アトリエにあるイエローゴールドのリングと一緒に並べて見た。
左 k18 pink gold×platinum900
右 k18 yellow gold×platinum900
こうするとかなり雰囲気が違って素敵です。
イエロー、ピンクの他にホワイトゴールドがあっても楽しそうだ。
声をかけていただく皆様にきっかけを頂きながら、新しいジュエリーを作っています。
いつもありがとう!
これを次に次に繋げてゆきますね。
イエローゴールドのリングはしずくギャラリーでご覧いただけますので、こちらもどうぞよろしくお願いします。
今日もありがとうございました。