雨上がりの楽しみ。
今日は朝から雨降りの屋久島でした。
降りかたもすっかり夏めいてきて、スコールのように激しく降ったと思ったらピタリと止んで晴れ間が広がる。
そんな時は雨の止み間に庭に出て、しずくを纏った花々を楽しむことにしているんです。
なぜだろうか、いつもその辺りに何気なく咲いている小花や名もなき花に興味が湧いてしまうようだ。
ツユクサはまさにそれで、
野原の隅っこに集まっている鮮やかな青を見つけると、いつも嬉しくなってしまう。
今日もラッキーだ！
いつもここにあるものや、
すぐ近くにあるもの、
名前がないくらいに当たり前のもの、
そこにいつもキラリと輝く美しさを感じて、
その感動をジュエリーに変えています。
ツユクサのネックレス sv925,k18 yellow gold, aquamarine
中央にはツユクサのブルーをイメージして、アクアマリンをセットいたしました。
初夏のみずみずしさを感じるジュエリーです。
チョーカーのように、少し短くしてつけると、夏らしくて素敵ですね。
7月に印象的なお花。ツユクサ。
美しいものは、いつもすぐ近くにあるのだなあ。。
platinum, sv950, emerald
スクエアシェイプのマリッジリングが出来上がりました。
メンズはシルバーで、レディースはプラチナで、
とてもシンプルで、そしてオブジェのように印象的に仕上がるように。
お二人と一緒にイメージしながら作った指輪です。
たっぷりと金属のボリュームを持たせて、
アクセントに一粒のエメラルドを側面にセットして仕上げました。
側面にセットした深い緑色のエメラルド。
これにはちょっとしたストーリーがって、
お二人が島で過ごした素敵な時間を閉じ込めるような、
何か印のようなものを刻み込みたい。
そのようなアイデアから生まれたデザインなんです。
うーん、屋久島をワンポイントで象徴するような何かって。。
そうだ、エメラルドを一粒ずつセットいたしましょう！
指輪の打ち合わせのために屋久島にやってきてくれたお二人。
あれからまだ２ヶ月もたってないのに、もうスゴク懐かしいです。
お二人のもう一つの目的は、
アルメニアからやってきたピアニスト、ティグラン・ハマシアンの演奏会で、
森の中で開催された素敵な時間も一緒に共有することができました。
お二人とは、そのあと東京・青山で開催された裕子さんの個展会場でもお会いしたりと、何かとつながりを感じるタイミングも多々で、
音楽活動をされている、ふんわりさんのお二人の姿に、
オレはもっとふんわりだったかもなあ、などと少し前の自分の姿を重ねてみたり、
時には、新たなる生活をスタートさせるお二人のワクワクに励まされたり、
幸せを分けてもらいながら、とてもとても楽しい制作をさせていただきました。
最後に先日であった満天の星空をお二人に。
ご結婚おめでとうございます！
いつまでもお花の似合うお二人で！
一つの指輪にまつわる素敵なストーリー。
結婚指輪のこと、婚約指輪のこと、
ご相談あればお気軽に声をかけてください。
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ホワイトゴールドにプラチナ。
今までにはなかった、新しい金属の組み合わせです。
スゴクかっこいい。。。
上がホワイトゴールド、下がプラチナ。
二つともに白色系の金属なのですが、こうするとコントラストもしっかりと感じられました
実はホワイトゴールドとプラチナの組み合わせは以前からずっと作ってみたかったので、今回それが実現してホント嬉しいです。
デザインのお話しするうちに、もしかするとわたしと好みが近しいかなと思って、このデザインを思い切ってご提案させていただきました。
シンプルで絶妙なスタイルに魅かれるのですよねー。
上側に見えるホワイトゴールドはリングの裏側まで続いていて、
それをもう少し強調するようなアウトライン作りをこれから進めて参ります。
ここまでくれば完成はもうすぐ先です！
もう少し味わいながら作業を進めてゆきますね。
新しい素材の組み合わせのご紹介まで。
今日もありがとうございました。
オーダーメイドでジュエリーをつくる時、
もし出来上がったばかりの指輪を直接手渡しで受け取ることができれば、
とても温かい時間を分かち合うことができて嬉しい。
それは作り手のわたしも同じことなんです。
ちょうど今日もご注文いただいた指輪の受け渡しがあって、ギャラリーに向かいました。
気持ちの良い夏のバイブレーションに包まれた日でした。
先日出来上がったばかりのお花の指輪。
ご自身のお誕生日を祝うためにご注文いただいた指輪なんです。
緑の中にお花のモチーフが生き生きとして感じられました。
ギャラリーにお越しいただいて、
指輪をつけていただいたり、石をキラキラさせて見たり、制作秘話を伝えたりw、
そしてありがとうを伝えたり。
何気ない時間がとても貴重に感じます。
そしてそして、
できれば握手して、
ありがとうを伝え合うことができたら最高。
素晴らしい制作をありがとうございました！
一方、遠く離れた場所にジュエリーをお届けすることもたくさんあって、
そんな時は握手するつもりで手紙を書いて添えてみたり。電話をしてみたり。
そんなやり取りもまた素敵で、
いずれにせよ、ありがとうを直接伝えることができる、オーダーメイドのジュエリー作りが最高に楽しく、
ほんの少し温かい言葉を交わしてみるのがおすすめです。
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さて、
アトリエに戻り、今日も指輪作りです。
プラチナとホワイトゴールドを組み合わせたメンズのリングを鉄鋼ヤスリでガリガリと削り出し、イメージしているカタチを作り上げてゆきます。
海を越えて、本州へ、そしてまた海を越えて北海道へと届ける指輪。
海を渡るからか、お二人が湖の近くにお住いだからか、水の印象を感じながら手を動かしておりました。
シンプルに仕上げたレディースに対して、メンズはその水の流れをテーマとしたデザインで、
ここから手を加えるごとに新しい形が生まれ、変化してゆくのが楽しみ。
指にはめて生活をする時にどんなフィーリングを感じるんだろう。
そんなことが最近よく思い浮かびます。
ここからさらにいくつかのタッチを加えてゆきますからね！
プラチナとホワイトゴールドのコンビネーションもお楽しみにしていてください。
今日の空レポート。
夏の日にありがとう。
皆さまの明日が素敵な空に包まれますように！
最近、空が美しすぎて、なんとなくシュールにさえ思えてしまう屋久島。
毎年のようにこの季節になると美しい空が訪れて、
ああ、これはまた明日も明後日も当分続くだろうなあと思っていたら、いつも同じ美しさに出会うことができずに残念な思いをしてきたので、今年はしっかりとその瞬間を大切にしていこうと決めている。
当たり前だけれど、今はこの瞬間にだけあるのですね。
この夏を感じていることに感謝しながら、今日もジュエリーを作っておりました。
屋久島より北海道へ届ける結婚指輪。
シンプルなラウンドシェイプのリングは磨きの作業が進んでおり、
磨き上げるほどにプラチナの質感が、それは美しく浮き上がってきました。
キラリとした白い輝きににドキッとします。
しっかりとした存在感と安定したつけ心地を感じていただけるようなリング、というのがわたくしの中にあった今回のテーマ。
細身のラインながらも素材感を保てるよう、厚みをとってしっかりと仕上げました。
これでレディースのリングがひと段落。
奥に見えるのはこれから作り始めるメンズのリングですよ！
いよいよです。
こらから造形を行う前のリング。
一見プラチナに見えるのですが、よく見てみると、側面と表面の色が違うのに気がつきますか？
側面は黄色味がかっていて、表面は黒っぽいような。。
そうなんです。
実はこちら、白色系の２種類の金属、ホワイトゴールドとプラチナを組み合わせたものなんです。
作業を進めるうちに２種類の金属の違いが浮かび上がってきますので、こちらも楽しみにしていて下さい。
メンズリングは隠れたこだわりたっぷりで参りますね！
明日もまた楽しみは続きます。
日曜日のわんぱくさん。
新しい一週間が始まりましたね。
ゆっくり行きましょう♪
ギャラリーからの帰り道に出会った空。
今日も一日ありがとうございました。
お花の指輪 sv950,diamond
誕生日に咲く花をかたどって作る指輪。
島では４月咲くタンカンの花をぐるりと散りばめて、
最後に一粒のダイヤモンドをセットして出来上がりました。
タンカンの花と同じく、
ダイヤモンドも４月の誕生石なのです。
四月は白く輝くイメージなのですね。キラリ。
「自分の誕生日に指輪を作って欲しいのです！」
そんな嬉しい声をかけていただいて始まった今回の指輪作り。
「誕生日かー。
それなら誕生日をお祝いするようなハッピーなジュエリーが良いなあ。
そうだ！レイのように花が指を包み込む指輪を作ろう！！」
お話をいただいた瞬間にそのイメージが浮かび上がりました。
今回はメンズということで、しっかりとしたボリュームを楽しめるシルバーリングを選びました。
お花の彫り模様は表面から裏面へと繋がっているので、
つけていただくと、お花のある部分とお花のないプレーンな部分を楽しんでいただけるようになっているんです。
使い込むうちに、味わいが出てカッコよくなりそうですねー！
シルバーリング、すごくいいかも。
僕も一つ欲しくなってしまった指輪です。
お誕生日を祝うフラワーリング。
おめでとうを伝えるように。
ハッピーな気持ちで作りました。
楽しい制作をありがとうございました！
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暑くなってきたら、ここですね。
涼をどうぞ。
昨日から始まった結婚指輪づくり。
今日はレディースの形成作業をさらにグイグイと進めることに。
使う道具はこれだけ。
何種類もの粗さの紙やすりを使い分けながら、
ガリガリと、時にはしゅっしゅっと、そしてキュキューッと
手の中でお二人と一緒に生み出したイメージを形にしてゆきました。
あらかたのアウトラインが出来上がって、いい具合。
同じラウンドシェイプのリングでも、
つけていただく方のことを思いながら手を動かすと、その形や雰囲気が全く違って出来上がるのが本当に面白い。
もう少し細く。もう少ししっかりと。繊細に。シンプルに。サイズを小さく。
側面をシャープに。。。
海を越えて交わしてきた、たくさんの言葉があります。
プラチナでラウンドシェイプの指輪、というのは王道のスタイルだけど、
作るたびに、その方にぴったりとフィットするアウトラインやボリューム、雰囲気を纏う指輪を作ってゆきますね。
ラウンドシェイプだけじゃなくて、スクエアシェイプもかなりバリエーションありますので、こちらもいろんなスタイル生まれてきますよ。乞うご期待。
屋久島から海を越えて、本州を渡り、さらに海を越えて北海道へ渡った彼から声をかけていただいて始まった結婚指輪づくりです！
あちらは湖もあるみたいだし、羊もいるのかなあ。
楽しい制作は続きます。
今日もブログにお越しいただきましてありがとうございました。
みなさま素敵な週末を♪
月の満ち欠けや雲の具合、風のコンディション、季節、時間帯など、様々な条件が重なり合う時、
今夜はもしかすると、綺麗な夜空に出会えるかも。
空を読める日が稀にあって、
そのような日は夕方ごろから少しそわそわとしてしまうんです。
昨夜はまさにその一日で、
海にかかる月光の道を眺めながら
ともだちと心地よい時間を分かち合うことができました。
月を眺めていると、不思議と肩の力が抜けてゆき、
まるでリュックの中にしまっていた荷物を全部置いたみたいに、フットワークが軽くなった。
さあ、新しいジュエリーが始まるぞ！
ワクワクした気持ちで今日を迎えました。
屋久島で作る結婚指輪。
次なる制作が始まりました。
こちらはもう随分と前から、お二人と打ち合わせを重ねてきたマリッジリングのデザインで、
こだわりの素材を組み合わせた地金を準備して、
リング状につなぎ合わせ、
ここからいざヤスリを使っての形成作業を施すこととなりました。
いやいや、ここまでホント濃密な時間でした。
細かい打ち合わせを、北海道と屋久島でやりとりいただいたので、一緒にイメージしてきたものがいざカタチになると思うと、とても感慨深いです！
なかなか慣れない作業にお付き合い頂きましてありがとうございました！
ここからはわたしの番ですからね。
素敵なジュエリー作りますので、楽しみにしていて下さい。
まずはレディースの方から。
シンプルなプラチナ素材を粗いヤスリでガリガリと削り出してゆきました。
最初だけ寸法取りますが、ここからは手の感覚に頼って進みます。
目には見えなくて、心だけに響くほどの微細な調整ができてしまうから、手の感覚ってすごい。
すっきりと細く、なおかつ重厚感を感じられるように。
ここにしかないジュエリーを作りたい。
こんにちは。
７月も半ばに差し掛かりましたね！
こちら屋久島は暑い日が続いていて、
そんな日はスイカやピーマン、など夏野菜がやたらと美味しく感じられます。
あっ、トウモロコシもありましたね！
皆さま、この夏をいかがお過ごしですか？
大好きなハイビスカス。
手のひらサイズのピンク色が最近のお気に入り。
なんか、おおらかな気持ちになります。
今日はお届けするマリッジリングのサンプルを準備しておりました。
結婚指輪のお話は、
九州から、本州から、北海道そして屋久島も。
たくさんの場所からメッセージをいただいていて、
海を越えて皆さまとメールやお電話で言葉を交わしていると、フットワークが軽くなったような気がして、嬉しい。
つい先日は
「婚約指輪はいつ渡せばよいのですか？」
そんな質問をいただいて、
「はい。婚約指輪はやはり、プロポーズの直前に渡すことができれば、それはもう最高であります。指輪の入ったケースをパカリと開いて。
場所は夜景の見える船の上でしょうか。シャンパンなども飲んだりしながら。。ああ、これは相当古いスタイルでしたね。ガラスの仮面などで出てきそうです。」
などなど、
お話をしているだけで、幸せな気持ちに包まれました。
この夏も、ジュエリーを挟んで誰かとハピネスを分かち合ってます。
そうそう、昨日は久しぶりにLa tableさんでお食事をいただいてきたのですよ。
見つけたささやかな幸せ。
こちらはトウモロコシのポタージュ。
青ホタのレモンバターソース。
羽田さんの美味しかったお料理を思い出して、またゴクリ。
その日に手に入る最高の素材でお料理してくれるのが嬉しいですねー。
とてもクリエイティブな時間でした。
皆さまもどうぞ美味しい夏を！
今日もありがとうございました。
material:pt900, diamond
お手元にあるジュエリーの素材を使って、新しい作品をお作りするプラン。
リメイクジュエリーの制作をご希望の際はお気軽にご相談ください。
ご希望のデザインで、オーダーメイドにてお作りいたします。
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島からいただいた夜光貝とゴールドを組み合わせて作りました。
不思議と海と引き合うジュエリーで、
これを作っている間、毎日いつものビーチまで出かけては泳いでおりました。
そういえば、月は海と隣り合わせの存在ですものね。
互いに呼吸を合わせるようにリズムを刻んでいる。
そんなことを感じるようになったのも、ここ屋久島に暮らすようになってからのことでした。
大きさは約7mmほどの小さなネックレス。
つけると胸元に月が浮かび上がって見えるように、チェーンと月のカタチのみでシンプルに仕上げました。
ゆらゆら。キラキラ。
見ていても着けていても楽しいジュエリー。
海の月という名前のネックレスです。
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