プラチナとシャンパンゴールドでつくる、スッキリ細身の結婚指輪。
その制作、二日目。
シャンパンゴールドのリングを右手に、鉄鋼ヤスリを左手に、
その造形作業を進めてゆきました。
屋久島サウスのアトリエを通り抜ける風の心地よさ、太陽の光。
理想的な春の1日だった。
海までの散歩道の帰り道、
お隣さんからハーブをいただきました。
パクチーにディルにルッコラに。
春の香りが鮮烈!
パクチーはどのように食べていますか?
聞いてみると、
サラダに、炒め物にはもちろん、
熱々のラーメンに散らして食べるのもおすすめと教えていただいて、ゴクリ。
夕飯のメニューに想像を巡らせながら、アトリエに戻りました。
platinum900 and 18k champagne gold, before shaping.
さて、
これからいよいよ造形を始めるシャンパンゴールドのリングを前にして、
いよいよかと、ワクワクした気持ちに包まれていた。
お二人からメールをいただいたのは
ちょうど年が変わって2019年になったばかりの頃でした。
「初めてペアになるものを購入する感じです!」
とオーダーメイドのご相談をいただいたのです。
今年の一番最初のお話だったのもあって、クリスマスの日にご入籍されてからの指輪作りとお伝えいただいたのもあって、
なんだかとてもハッピーな贈り物が届いた気分だったのをよく覚えています。
お二人がリクエストしてくれた結婚指輪のイメージは
“シンプルでころりとしたデザイン”です。
指なじみが良くてつけやすく、日々の暮らしにフィットしてくれる指輪。
ここまで一緒に作り進めてきたイメージを抱きながら、手を動かし始めました。
シンプルで、ころり。
ラウンドシェイプのアウトラインです。
ここまで一気に進めて、キューっとなってしまったので、
庭に出て空を見上げながら深呼吸しています笑
そして、太陽の光でアウトラインの確認。
うん、
細くても、繊細でも、シャンパンゴールドの存在感いっぱい伝わってくる。
光の中で、影の中で、
グリーンにオレンジに変化するシャンパンゴールドの表情をしばらく眺めていた。
そうそう、
オレンジ色、といえば、
屋久島サウスではビワの収穫が始まったようですよ。
2019年最初のビワ!
毎年はゴールデンウィークあたりに最盛期を迎えるビワでありますが、
気がつけばもう3月も後半となったのですね。
そろそろタケノコのことも気になり始めてきた。
季節の変わり目に、森歩きにも行かなくっちゃ!
今週も春とジュエリーと、よろしくお願いいたします。
どうぞ素敵な一週間を。