Blog

春の祝福に包まれて、 新しいジュエリー作りが始まる! 屋久島で出会った友人に届ける結婚指輪

今起こっている世界の変化には、さすがに考えを新たにさせられることがたくさんたくさんあった。

 

ここ最近はアトリエからできるだけ出ないようにしているし、

庭の花壇を菜園にリメイクし始めたし、

手洗いは、もちろん石鹸さまさまで、ハッピーバースデーを2回歌い終わるまで洗い、

睡眠は8時間以上取る。

出来るだけ英語で海外の情報を集めて、

スーパーマーケットではマスク越しに笑顔と感謝を忘れない。

そして、食べるものは出来るだけ火を通して口にすることに決めました。

 

ということで、

日曜日の朝はリンゴを丸ごと焼いて、焼きリンゴを作ってみた。

 

iphoneで調べてみると、

焼きリンゴはオーブンで200度、20分と記されてあり、

まずはその通りに実行してみることに。

 

昔だったら本屋に駆け込んでオレンジページを立ち読みしたり、

母親に電話して聞いてみたりしていたのだけど、

便利な世の中になりました。

 

出来上がりはほっこり、甘酸っぱくって!

むっちゃ美味しかった。

 

ただ、できたらもう少しじゅわっとジューシーさが欲しいと思い、

やはり皮ごと焼いたほうがいいかなと考えたが、

それじゃあ火を通す意味がないのではと矛盾に陥る。

 

でも、やっぱりジュワッとさせたい!

じゃあ、皮を剥いてからのアルミホイルで包んでから焼くのはどうだろう、などなど、

明日への再挑戦を誓ったのでありました。

 

そして、

大好きな写真を撮るのにも、考えるところが多々ありました。

東京に暮らす写真家の友人たちはなかなか撮影に出かけることができないでいるのですよね。

影響力のある方はとくにその行動や表現に細心の注意を払っていらしゃるように感じ、プロとして尊敬の念を抱いています。

 

そんな中、オレはどんな表現ができるだろう。

これからは出来るだけアトリエから500m以内の場所や、

郵便局への行き帰りの途中にエリアを定めて、

そこで自分のイマジネーションを最大化させてみるのはどうだろう。

新しい何かを見つけることができるかもしれない。

世界の現状もしっかりと把握しながら表現を続けていこうと試行錯誤をしている。

 

幸いなことに、

ここ屋久島のアトリエは自然に囲まれているので、

これには本当に救われる。

 

今日は玄関を出てすぐの小さな森を歩くことに。

ここはずっと昔から釣り人たちに使われていた場所のようで、

いい感じの小道になっていた。

両脇に馴染み深い植物たちに囲まれて歩いていると、

ツワブキの葉が、シダの葉が、

その緑をグッと濃くしているのに気がついた。

 

そこから歩くこと2分ほど、

目の前に海が!

ブワッと潮風に体を押される。

なんだか少し懐かしい気持ちに包まれる。

 

最近の色々がひと段落したのかなあ。。

次なるステップを踏み出せた気がした瞬間がありました。

 

そしてそして、

今日から新しいジュエリー作りが始まります。

 

きっとこれからは雨も多くなって、屋久島が屋久島らしい時間に包まれるだろう。

屋久島大好きなお二人だから、

これこれって場面があるかもですね。

屋久島を感じて作ろう。

 

彼女とは去年しずくギャラリーで初めてお会いして、東京の裕子さん展示会で再開を果たしました。

彼とはもっとお会いしています。笑

 

お二人が結婚指輪の素材に選んでくれたプラチナを手に取る。

眩しかった光。

プラチナの輝き。

 

春の祝福いっぱいに包まれて、

新しいジュエリー作りが始まりました!

屋久島で出会った友人に届ける結婚指輪です。

 

 

 

屋久島でつくる結婚指輪