庭に作った小さな畑では新しい命が芽生え始めた。
小さなポットにはいくつかの種類のタネを植えていたのだけど、
野菜作り超初心者のわたくしは、それぞれのポットに野菜の種類を記しておくのを忘れてしまうという痛恨のミスを犯していたことに今日気がついた。
野菜の新芽を初めて見たオレには、これが何の野菜の苗なのか分からないのでありました 涙涙。笑笑。
そうだ、ここは野菜いっぱいに囲まれて育った裕子さんは知ってるだろうと思って聞いてみると、
「うーん、キャベツかなあ。。」
「う、うん、そうかもね。」
なんてことなく過ぎていった日曜日の朝。
畑作業の休憩時間には お馴染み“はまゆ”さんの いちごチーズケーキとコーヒーをいただきました。
今日は超豪華版のおやつであります。
というのも、
はまゆさんは少しの間お休みされるとの噂を聞きつけて、
これは食べとかなくっちゃ!と思い立ち、お持ち帰りのケーキセットを買い求めてからでありました。
“はまゆ”さんのケーキをお庭で食べる幸せ。
こうして島にテイクアウトの波が訪れたこともいま世界に訪れている大きな変化の中で始まった新しい文化の一つなのだろう。
あったものが無くなって、無かったものが新しく生まれてくる。
その中で、自分にとっての幸せの基準も少しずつ、確実に変わり始めているなと。
土を触りながら、お取り寄せを裕子さんと二人で堪能しながら、ワクワクした気持ちで朝のメールを開いて指輪の話をして、散歩道で海を眺めては、そんなことをずっと考えている。
うん、この感じ。
また近々食べたいです。
お二人の笑顔と美味しいケーキと自家焙煎コーヒーに会える日を楽しみにしていますね!
いつもありがとう。
さて、アトリエです。
シンプルにスタンダードに。
世界に長く愛される造形をと、
進めてきたお二人の結婚指輪作り。
ここから少し変化を、オリジナリティを与える時がやってきました。
彼のリングを鉄の型枠に当てて、その上から木の型をあてがって、
力強く叩きます。コンコンコン。
柔らかなカーブ。自然のリズム。
このゆったりとした流れは南の島ならではでしょうか笑
お二人も鹿児島に暮らしていて、
自然に近しい場所だから、
やっぱりこのリズムを分かち合えたのだろうなあ。
ゆっくり行こう。
優しく行こう。
大切にしたいことに気がついた、今日のジュエリー作りでした。
穏やかな一週間となりますように。
明日もまた、ここで。
制作編
making process of 2.6mm and 2.8mm round-shaped wedding ring in platinum #屋久島でつくる結婚指輪