屋久島サウスのアトリエです。上が彼女のイエローゴールドで、下が彼のシャンパンゴールド。同じ18kゴールドでも微妙な配合で色合いが変わるのが面白い。
似合う色やお気に色の質感のさまざまをアレンジしてお作りできるのがオーダーメイドの素敵なところだと思う。
素材もそうだけど、リングの厚みや幅は0.1mm区切りで、繊細さを感じられるよう特にこだわってきた。そうやって作ってきたイメージが実体を持つ瞬間を、いま作業机の前で迎えている。
きっとお二人は液晶越しに観てくれているのかなと、海の向こうに思いを巡らせながら。
今日の結婚指輪作りも一緒に進んでゆきましょう。
1.6mm square in 18k yellow gold
くるりとリング状に巻いたイエローゴールドは両端を接続して鉄鋼ヤスリ、そして荒い紙やすりで造形を加えて柔らかになってきた。
スクエアシェイプ ではあるけれど、手の中で有機的なラインを作り出していくような、優しい作業だった。
内側はラウンドさせて、つけ心地よく。そして目標のサイズへと向かってゆく。
かなり薄く仕上げつつも、中心にしっかりと厚みを残して作ってある丈夫さ感は、長くつけるうちにグッと響いてくると嬉しい。
夕暮れ時、作業をひと休みして、庭先へ。素敵な週末になりますように。
リングを夕日に照らして、造形のひと段落したアウトラインを眺めている。
見上げると満開のサキシマフヨウ が!
もうそろそろ折り返し地点を過ぎた頃だろうか。深まる秋とともに、お二人の結婚指輪作りは続きます。
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