毎年場所が変わって宝探しのような、コスモス畑探し。ありがとう!2021年は雨降りの日に。
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11月 2021
屋久島に訪れた冬の予感とともに新しい結婚指輪を作りを始めている
屋久島サウスのアトリエです。今年もありがとう。庭先に咲いた山茶花はこれが一輪目。いつものことながら、今年もあと2ヶ月の合図でもある。体の中心にキュッと力を入れて集中していきたい。
さて、訪れた冬の予感とともに新しいジュエリー作りを始めている。お二人は結婚してから日本を離れるということもあって、季節やら制作やらお引越しやら、節目感がすごい。今日も集中マックスで。
お二人が選んでくれたプラチナとイエローゴールドは流線型に造形して、それぞれをつなぎ合わせてゆく。互いの強弱が重なり合ってバランスを保ち続けると、境界線には波のリズムが現れる。補い合って歩んでゆく、なんだかお二人の時間みたいだなとも思う。
作業の合間は裏庭を抜けて小さな森に入る。肩の力が抜けてゆく。
植物の時間に少しの間心を傾けながら。さあ、そろそろ作業を再開していこう。
1日の終わりにゴールドとプラチナが重なり合って、ほっと一息。実はここが最大の山場でもあったので、うまくいって良かったー。色のコントラストもむっちゃ綺麗!
ここからは造形作業のフェーズとなってくるので、タッチををソフトに繊細に。一度だけの工程を楽しみながら進めてゆきたい。お二人と一緒に作ったイメージが少しずつ形になってくる。
オーダーメイドのお問い合わせはこちらまで
hp@kei-jewellery.com
tel: 0997-47-3547
大切な想いをジュエリーにしたいから。屋久島で過ごした夏と夜光貝で作ったしずくのピアス。
出来上がったばかりのピアスを持って雨上がりの庭先でのんびりとする。
差し込みはじめた太陽の光の下で夜光貝の色彩を眺める。角度によって移り変わるグリーン、マゼンタ、イエロー、ブルーを追いかける。シロツメクサに宿るしずくとダイヤモンドもキラリと輝く。波しぶきだったり、スコールだったり、この夏の情景を思い出す。屋久島が小さなピアスにキュッと詰まっていた。
島の北側の海でとれた夜光貝に出会って始まった今回のジュエリー作り。夜光貝待ちにお付き合いいただきましてありがとうございました!
同じ夜光貝から月のネックレスも出来上がった。切り取る場所によって微妙に異なる色彩の変化を楽しみながら、そしてその奥に確かな繋がりを感じながら。
大切な想いだったり、かけがえなのい時間だったり、かたちのずっと向こう側にかたちのないものをジュエリーは抱いている。日々の暮らしの中で、何気ない瞬間に、柔らかで瑞々しい心地に包まれると嬉しい。
夜中にザーッと激しく降って朝になると光に包まれて、世界がキラキラに包まれる。
ゆらゆらと揺れるピアスはつけている自分もワクワクだけど、周りから見ていても楽しくなるなー、と思う。
夜光貝を手にしながら、僕も楽しくなるジュエリー作りでした。素敵な繋がりにありがとう!屋久島にありがとう!
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プラチナの月とゴールドの月。屋久島の海からいただいた夜光貝と出会った、小さな月のネックレス。
海の月ネックレス 。プラチナとゴールドで作った小さな月は屋久島の海からいただいた夜光貝と重なり合っている。
島でも秋が深まりつつあり、11月最初の朝には素敵な月にも出会えた。屋久島の日々にありがとう。
プラチナの月とゴールドの月
きっと明日も大丈夫!と言ってくれているような、優しい輝き。
作るたびにいつも新しい表情を見せてくれる。
大好きな夜光貝のジュエリーたちです。
夜も昼も、晴れの日も、雨の日も、優しい輝きがここにありますように。
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制作編
夏のしずくピアス
シダ模様の結婚指輪 #18k #シャンパンゴールド #屋久島でつくる結婚指輪
material: 18k champagne gold
size:2.1mm and 2.5mm wide
Delivery time is within 3 months.
Make by custom, One-of-a-kind.
こちらの作品はサイズを合わせて、デザインをお好みにアレンジして、オーダーメイドにてお作りいたします。
ご注文からお届けまで約3ヶ月。
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屋久島の緑が似合う。オーダーメイドでお届けする、お揃いシダ模様×シャンパンゴールドの結婚指輪 #屋久島でつくる結婚指輪
シャンパンゴールドのリングには屋久島の緑が似合う。雨上がりの雫もイルミネーションのようで。この空気感もお二人に届くと嬉しい。
森の中でよくキャンプをするお二人のイメージと屋久島の情景と重なり合って出来上がった、一つだけの結婚指輪のお話です。
お二人とは自然の中で包まれる大切なフィーリングを共有しているような気がする。海を越えての結婚指輪作りでまだお会いできないのだけど、デザイン作りでは言葉や画像をたくさん交わしてきた。
「どれも素敵なもので迷いましたが、意外にも2人の意見は同じでした。」
「いいですね!では、シダ模様は左右で一つになるように彫刻いたしましょうか?」
「リングを合わせた時に大きなシダと小さなシダが組み合わさるイメージです」
何気なく、でも必然のようにお二人のデザインが生まれてゆく。ずっと長くお使いいただける結婚指輪を作りたいから、お二人と真っ直ぐに向かい合っていたい。なかなか慣れない作業にお付き合いいただきまして本当にありがとうございました!
リングの造形はあまりに集中しすぎていて作業を写真に収めることができなかったので、出来上がったお二人の結婚指輪はアトリエの庭先でゆっくりと眺めることに。
しとしと雨も上がって、柔らかな光が差し込んできた夕暮れ時。
木漏れ日の下でお二人のリングを手にとってみる。重ね合わせるとシダ模様は一つになる。シャンパンゴールドが屋久島の緑にすっと溶け込んでゆく。お揃い感が伝わってくるのは、リング幅やシダの大きさを微妙に変えて作ったからだろう。ささやかな違いが重なり合い、補い合って、親密さを生み出してくれる。
表面と内側を丸く柔らかにして、側面にはすっきりシャープな平面を施して造形をいたしました。つけ心地軽やかなリングに仕上がったと思う。こらから始まるお二人の暮らしに、優しく寄り添ってくれますように。
ああ、雨が上がって、サキシマフヨウの花も開いたのか。また新しい始まりですね。
まだまだ暖かな屋久島サウスより、ご結婚おめでとうございます!
楽しい指輪作りをありがとうございました。
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