雨の雫。
ここのところ毎朝、ほんの少しだけ雨が降ります。
だいたい同じ時間帯なので、まるで雨と待ち合わせをしているようで、
その頃になるとカメラを片手に庭に出てゆくというリズムを繰り返しています。
こちらも朝夕はぐっと涼しくなってきましたよ。
そちらの夏はいかがですか?
雨のタイミングに合わせてなのか、雨がタイミングを合わせてくれたのか。。
雫をかたどったジュエリーの制作は今日も続いております。
雫型にかたどった夜光貝の表面を紙やすりで、荒い番手から細かく、少しずつ細かく磨きをかけてゆくと、そこに鮮やかな色彩が現れ始めた。
ピンク、グリーン、ブルー、、、
自然の作り出す色彩って本当に美しい。
手を加えるたびに新しい表情が生まれてくるので、いつまでたっても夜光貝を扱う工程は新鮮に感じます。
夜光貝と組み合わせるゴールドの雫も準備ができました。
そして、そこからさらに磨きを深めてゆき、
1日の終わりに現れたつるりとした質感。
今回は夜光貝細工の仲間、田上くんと貝をバラすところから始まった制作だったので、
はるばるここまでやってきたなーと遠くを眺めるような心持ちでありました。
屋久島の海から始まったジュエリー作りですが、
この先ジュエリーが出来上がって、ジュエリーが海を越えてつけていただく方の手に届くまでの道のりをイメージすると、果てしない気持ちになる。
ほんと、一つ一つのジュエリーが奇跡の一粒のようなものなのかもしれない。
大きな流れのようなものを感じながら、
あと少し。最後の工程へと進みます。
おまけ
今日ののんびりさん。
作業を終えて海へ向かう途中に出会いました。
夏はまだ、ここにあるのですね!
じっくり進んでまいりましょう。
今日もここに来てくれてありがとうございました。
明日にはネックレス完成しますので楽しみにしていてくださいね♪