蝶のように軽やかに。
境界線なく自由に。
そして美しい。
うーん、憧れるなー。
オレンジと白はツマベニチョウという名前で、とってもすばしっこい奴なんですよ。
夏真っ盛り、チョウチいっぱいの屋久島より。
みなさま8月最後の週をいかがお過ごしですか?
受け継ぐ指輪。
アトリエではお預かりした大切なダイヤモンドを挟み込む石枠作りを進んでおります。
ここはリングの顔となる部分なので、大切なところ。
ゴールドの丸い線を曲げて、くっつけて、角度をつけて、、、
指先の先の感覚まで使って繊細に作業を進めてゆきました。
シンプルな4本爪。
ここに装飾を加えてゆきますね。
ご両親から大切なダイヤモンドを譲り受けて、半年間ネックレスか指輪か、どちらにしようか迷った末に声をかけてくれた彼女。
「以前なにかで中村さんの作品をみてステキだなぁと思っていて」
見つけてくれてありがとう。探してくれてありがとう。(嬉し涙。)
ダイヤモンドをたくさん使えるようにと、ここまで二人で長くデザインの打ち合わせをしてまいりました。
繊細ながらに、大きなダイヤモンドをしっかりと支えるリング。
そこに散りばめるシズクの装飾。
ゴールドとダイヤモンド。
シンプルな組み合わせ。シンプルな作業ほど、ジュエリーのアイデンティティが浮かび上がるから面白い。
今回はダイヤモンドをお預かりして作るジュエリーなので、たった一度きりの制作を楽しみ中。
ずっと近くにいてほしい指輪を作りたい!