生まれた月に咲く花の模様を刻み込みましょう。
屋久島では4月に咲くミカンの花をモチーフに指輪を作っています。
誕生日や誕生石などはアイデンティティとつながるエッセンスですからね。
それをリングに刻み込むと、
指輪と自分がつながるというか、それによってお互いが一つになれるような気がします。
アイデンティティやフィーリング。
形のないものを表すために、形を作り上げる。
なんだか不思議なことではありますが、とても大切な作業のような気がして、
ただ突き動かされるように、ジュエリーを作っています。
さて、アトリエです。
ミカンのお花柄がぐるりとリングを一周するプラチナリング。
今日は鉄鋼ヤスリを紙やすりに持ち替えて、アウトラインの形成作業が進めてゆきました。
ここはどこまでギリギリを攻められるかで、そのボリューム感が決定される大切なところ。
手の感覚が微妙なスタイルを左右するところが面白いんです。
繊細なスタイルを目指してグイグイと手を動かし続けました。
内側も柔らかく。
全体を優しく。
出来上がったアウトラインを秋の空にかざして確認です。
うん。うん。
さあ、いよいよ明日にはアウトラインが出来上がりますよ!
その先にはダイヤモンドのセッティングも控えておりますので、こちらもどうぞお楽しみに。
友人が箱いっぱいに送ってきてくれたプラムの実。
皮ごとカプリといただくと、それはもう美味で、作業の合間に10個近く食べてしまい、感動のあまり友人のsnsにダイレクトメッセージを送信した。
「初めての体験に感動でしたー😆✨✨✨すっかりブルジョア気分であります!余裕が出来たら、料理にも使いたい!」
そんなこんなで静かに過ぎてゆく秋の1日。
皆さまも美味しい時間をお過ごしくださいね。
今日もありがとうございました。