朝、海までいく途中に出会った虹。
これまで書いたブログを振り返ってみると、
屋久島の12月、サウスエリア、あの橋のあたりと、いつものビーチの北側、
だいたい決まった場所で虹が現れることが多いようだった。
今日はしかも、ダブル。
そのあと海に入っている時もダブルレインボーに出会ったので、合計4本ということとなりました。
誰もいないところで一人虹を見上げていると、どうしてもその感動を誰かに伝えたくなること、ありますよね。。
昂揚しているのに穏やか?
なぜか静かな気持ちに包まれながらアトリエに戻り、今日の作業を始めることにしました。
シャンパンゴールド。
金槌で表面を打ち付けると、表情が生き生きとして感じられました。
シンプルで細身の結婚指輪を作り進めております。
メンズのリングは大まかな形成作業がひと段落して、ここらさらに造形を加えてゆくところ。
お二人とはしずくギャラリーでお会いして、その後メールを通じて打ち合わせを重ねてきたので、なんとなく昔からお互いの好みに通じているような感じがしていて、
作業を進めていると
ここは手作業の跡を残すように、ここはすっきりシンプルに、などなど、いまだに話しながら手を動かしているような錯覚に包まれた。
お二人は夏の終わりに、なんと日帰りで屋久島にやってきてくれました。
二人だけの結婚指輪。屋久島へ。
柔らかくカーブをつけられた、スクエアのフォルムと繊細なシャンパンゴールド。
美味しそうなお料理の一皿のような表現を思いついた。
メンズのリングは繊細ながらもしっかりと頑丈に仕上げてゆきますからね。
ここから均一なアウトラインに抑揚を与えると指輪に躍動が宿るだろう。
作り進む道のりの中で、そのような新しいひらめきを得ています。
あと少し。じっくりと。
今日のしあわせ。
サウスはパンドシュクルさん。
職人として尊敬する佐藤さんのベーグルがそれはもう美味なんです。
パンの断面にハッピーなスマイルを見つけ、
今日はチーズとパンだけをシンプルに昼食といたしました。
こちらは昨日の月夜。
エネルギーの高い日が続きますね。
明日もまた、ジュエリーです。