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屋久島の海は冬がいい。モンステラでシルバーのカトラリー作り。冬の自由研究その3。

屋久島の海、空 屋久島海とジュエリー

屋久島の海は冬がいい。

というのは裕子さんからもよく聞くことで、

この時期は水面に浮かぶヒカリのたまりのような模様によく出会う。

なんで冬の方が光が強く感じるのだろう。

これは多分、全体が暗いからで、

そのぶん明るい部分がコントラストが強く際立つということのようだ。

日によってはヒカリの柱が海から空に向かって伸びていることもしばしばで

そんな時は、

あそこに行けばヒカリに吸い上げられて宇宙にまで行けてしまうのか!などとイメージを巡らせてみたり。

屋久島の冬はなかなかクリエイティブな気持ちにさせてくれるものであります。

 

ハンドメイドジュエリー 制作過程 シルバー 屋久島のモンステラモチーフ 屋久島の緑バック

薄いシルバーの板を切り抜いて作り進めているモンステラのデザイン。

アウトラインが出来上がってまいりました。

多きさは約7cmほど。

手の中に入るサイズではあるけれど、

いつも作っているジュエリーに比べると5倍以上の大きさがある。

大きなものを作ることでの違いに気がついたのは

作業を進めているだけで消耗する度合いがかなり大きいこと。

伸びやかで大きなラインが必要なこと。

同じシルバーという素材でも、作業自体は結構フレッシュなもので、

精密なジュエリー作りとはまた一味違ったモチベーションで机に向かうことができています。

 

シルバーの食器でも、お皿やボウルなどもあって、

もっと大きな金属工芸だと

看板や椅子など。

広い工場で大きなバーナーを使って大きな音をさせて作る職人さんの姿もカッコ良いですよね。

 

なんでオレは小さなジュエリーを作ることになったんだろう。

理由はわからないけれど、

いつもとは少し違った作業をすることで、

たくさんある中から自分に与えられたジュエリー作りのことが

とても愛おしく思えてきた。

 

 

屋久島のツワブキ オーダーメイドジュエリーのモチーフ

長く続いている冬の自由研究もあと少しで終わりとなりました。

そういえば今日、冬休みが始まった小学生たちが遊んでいる姿を見かけましたよ。

彼らはの自由研究も楽しそうだなあ。

 

皆さまもどうぞ素敵な週末をお過ごしください。

今日もここに来ていただきましてありがとうございます!