結婚指輪や記念の指輪を選び始めると、
ちょっぴり悩んでしまうことがあります。
それは、自分に、指輪のデザインにフィットする素材選びです。
「彼とお揃いがいいけど、なかなか好みがピタリと一致しなくて」
お互いのスキを優先すると、
お揃い感を大切にしたくても
ついつい別の方向に向かってしまったりして。。
「デザインをお揃いにしよう」
「素材感をお揃いにしよう」
そんな時はどこか一点を近しくすると、お揃い感がぐっとアップするのでオススメ。
全部が同じよりも、少し違っているくらいが、
かえって近しく感じたりすることもあったりして。。
k18イエローゴールドとk18シャンパンゴールド
同じ仲間の色違い。
ちょうど今作っている指輪の素材がそうなんです。
左側がシャンパンゴールド。
右側がイエローゴールド。
並べてみると、こんなにも色が違いました。
でも、二つとも同じk18ゴールドなのであります。不思議。
k18のことをWikipediadeチェックしてみると、このように書かれてありました。
「合金の主成分の含有率を純度、または品位という。金の品位は、24分率で表される習慣がある。その場合、純金は24金、24カラット (Karat)、あるいは、K24 と表す。そして、金の含有率に従い数値を変える。例えば、18金は金の含有率が18/24、すなわち750‰であることを表し、装飾品に750と刻印される。なお、このカラットは宝石の重量を表すカラット (carat、1ct=0.2g) とは異なるものである。」
純金は軟らかく、そのままでは装飾品として機能しづらいので、合金としているのですね!
24のうちの18が純金で、そのほかの6の部分に変化を持たせることで
出来上がりの色が違ってくるという訳です。
まあ、言葉で表すと、長くなるのですが、、
金属って、それを目の前にすると、ついつい手が伸びてしまう。
きっとそれがサインなのかも。
この動画の中では、どちらのキラキラ感が好きですか?
18k yellow gold, 18k champagne gold from SHIZUKU GALLERY on Vimeo.
上がシャンパンゴールド。
下がイエローゴールド。
二つの素材、なんか仲良しに感じませんか?笑
今回は彼がシャンパンゴールドを選んで
彼女がイエローゴールドを選んでくれました。
好きな素材を選んだら、たまたま近しい色感になったのかな?
今度会ったら聞いてみよう。
さてさて、作業の方はここから造形の工程に入るところでありまして。
この先はどうしても最高の集中力を持って進めたく、
写真も撮らないし、
宅急便が来ても出ないし、
おやつも我慢して作業を進めよう!
鉄鋼ヤスリを片手に、決意を固くした。
からの、数時間後。
リングの表面に緩やかな波のようなラインが現れた。
ゴールドのリングを鉄工ヤスリで削り落とす。
物事がシンプルであればあるほどイマジネーションが浮き上がってくる。
そんなジュエリー作りがあります。
お二人と一緒に作り上げたデザインがこうして形になる時間に
今、とても夢中です。
始まり編