しとしと雨降りの日。
ワクワクです。
葉っぱや花びらを飾る雫。
雨の装飾ってなんて美しいんだろう。
偶然のようで、ずっと前から決まってたようなバランスがあって、
理屈なしに惹きつけられてしまう。
いつも庭先でこのバランスを眺めるうちに、
このリズムを感じながらジュエリーを作り続けたい!
完全性を持つ自然の一部のようなジュエリーを作りたい!
そう思うようになたのはとても自然なことでした。
ちょうど今制作を進めている結婚指輪があって、
スクエアシェイプのリングにダイヤモンドをアクセントに飾ることになっているのですが、
おお、これは屋久島で学んだ得意なところです。と意気込んで作業机に向かってます笑
ずっとそこにあったように自然に、でもしっかりと存在を感じられるように。
デザイン作りの際に抱いていたテーマがありました。
さて、今日の指輪作りです。
昨日の作業でリング状になったシャンパンゴールドのリング。
屋久島の自然を写し取り、お二人の指輪をアレンジするように作り進めています。
メンズとレディース、そして咲き始めた紫陽花。
さらにメンズリングの造形は進み。
鉄鋼ヤスリを片手に表面をガリガリと削り出してゆき、
メンズの造形がひと段落して、レディースも同じようにガリガリと。
目指しているのはスッキリ軽やかなスクエアのアウトラインであります。
今回はお揃いの素材、お揃いのデザインなので、ペア感いっぱいのリングが出来上がりそう。
リングはずっとつけているものだけど、
ペアの結婚指輪だと、こうして並べるだけで絵になるものですね。
作業台の上にある2本のリングを眺めていたら、ほっこりと優しい気持ちになりました。
楽しい指輪作りはまだまだ続きます。
制作編